今月の対談「いい人いい話いい氣づき」

2008年11月 「西本 真司」さん

西本 真司(にしもと しんじ)さん

1961年和歌山県生まれ。近畿大学医学部卒業。熊本大学医学部麻酔科、熊本赤十字病院麻酔科、山鹿市立病院を経て、96年に西本第2クリニックを開業。真氣光によって潰瘍性大腸炎が改善した体験をもとに、2006年7月、父の他界で2つのクリニックを統合した西本クリニックにてホリスティックな医療を展開している。著書に、「潰瘍性大腸炎が治る本」(マキノ出版)(2004)、「潰瘍性大腸炎―医師も患者もこうして治した」(マキノ出版)(2007)がある。

『自らの難病がハイゲンキで快癒し、その効果を医学的に検証した』

患者さんにチラシを見せられ、※移動クリニックに(※現在の気功体験会)

中川:
お久しぶりです。西本先生は、真氣光とは私以上に長い付き合いですよね。下田や生駒でも楽しい講座をもっていただいたりしました。私たちにとっては、真氣光を理解してくださる、とてもありがたいお医者さんです。先生は、ハイゲンキに関して、いろいろな医学的データをとってくださっていましたよね。あのデータが、これからとても重要な役割を果たすような気がしましてね。それで、今日は、おうかがいしたわけです。先生がハイゲンキをもたれたのは、いつごろのことですか。
西本:
もうずいぶんと前になりますね。熊本県の山鹿市立病院の麻酔科に勤務していたころですから1991年かな。その年に、過労とストレスで、難病に指定されている潰瘍性大腸炎という病気になりまして。今、ものすごく増えている病気です。現代医学では、決定的な治療法がありません。それで、中国気功の本を読んで自己流でやったりしていたんです。そんなときに、入院患者さんから、真氣光の移動クリニックのチラシを見せられました。どんなものだろうと思って、行ってみてびっくりでしたよ。
中川:
潰瘍性大腸炎で大変な思いをしたのは、講座の中でもお聞きしました。ずっとトイレにこもっていたという話、先生は笑いながらお話されていましたが、きっと大変だったのだろうと思ってお聞きしていたのを覚えていますよ。中国気功をやっておられたということは、気功には抵抗がなかったと思うんですが、真氣光は中国気功とはちょっと違いますから、きっと驚くことも多かったと思います。
西本:
いやあ、びっくりですよ。ビデオから氣が出るなんて、考えもしなかったですよ(笑)。まさかと思いながら、目をつむって氣を受けたんですよ。そしたら、突然、腕がぐるぐると回り出して。
中川:
当時、ビデオから氣が出るなんて言っている人はいませんでしたから。言うだけではだれも信じませんよね。でも、体験すると、確かに氣を感じますからね。
西本:
これは一体、何なのだろうと、会場にあった本を全部買ってきました(笑)。ハイゲンキにもとても興味をもちました。手やビデオから出る氣というのは、どこかあいまいなイメージがありますよね。しかし、機械だと、説明しやすいというか、データもとりやすいだろうと、そんなことを思いました。それで、ハイゲンキを購入して、自分の体で試してみたんです。そのころ、下痢や腹痛、血便を抑えるために、サラゾピリンという薬を毎日、8錠飲んでいました。ハイゲンキを毎日使いながら、飲む量を1錠ずつ減らしていったんですね。そしたら、ついに2週間目に薬を飲まなくても下痢も腹痛も血便もなくなってしまったんです。これは、大変なことです。国が指定した難病の症状が薬を飲まなくても治ってしまったのですから。そんなことがあって、92年の3月、伊豆・下田で行われていた『医療氣功師養成講座』に参加して、氣功師の認定もいただいたわけです。
中川:
西洋医学にしか目が向いていなければ、とてもそんな劇的な体験はできなかったでしょうね。きっと、病気を通して、導かれたということもあるのだろうと思います。その後、山鹿市立病院でもハイゲンキを購入してくれましたよね。公立病院で、ハイゲンキを買うというのは、画期的なことです。
西本:
段階があって、最初は自分の機械を使って、希望する患者さんに無料でやってあげていいですかというところから始めました。私の経過がすごく良かったので、院長や上司の先生も理解してくださって、ハイゲンキと氣流測定器の予算を組んでくれました。公立病院にハイゲンキが入ったというのは、それまでもなかったし、あれ以降もないんじゃないですか。患者さんも、いっぱい来てくださったし、とても喜んでくれました。
中川:
西本先生の熱意が通じたんだと思いますよ。現場での治療に加えて、データをしっかりととって、学会でも発表されましたけれど、当時はまだ氣のことはあまり知られてなかったし、けっこう反発もあったんじゃないですか。
西本:
ありましたね。でも、いろんな意見があっていいいし、どんな意見も次への参考になりますから。反発は想定していましたし、それをプラスに生かすことを考えていました。
中川:
まさに、それこそ真氣光の精神だと思いますよ。マイナスのエネルギーがやってきたときこそ、チャンスですからね。実は、西本先生のように、霊的な世界を理解している方だから言えますが、真氣光をやっていると、宇宙からさまざまなメッセージが届きます。最近、ハイゲンキに関するメッセージがとても多くなっているんですね。今、地球の人々は宇宙意識に目覚めないといけないそうです。そのためには、高い次元のエネルギーが必要です。ハイゲンキは、そのエネルギーを注入する役割を与えられているんですね。ハイゲンキによってエネルギーを魂に入れることで、意識が変わっていきます。自分のことばかりを考えるのではなく、他人のこと、動物や植物のこと、地球全体のことを考えられる意識になっていきます。そういう意識をもつ人が一人でも増えてほしいわけです。だから、何とかしてハイゲンキを使ってほしいと、そんなメッセージがくるんですね。ただ、宇宙からのメッセージとか宇宙意識という言い方だと、抵抗があったり、理解できない人がたくさんいます。魂の世界が分かる人ばかりでなく、目に見えるものしか信じない人にも、少しでもハイゲンキの良さを知ってもらうには、西本先生がとったデータがとても重要な役割を果たすようになるんですね。

<後略>

(2008年9月19日 西本第二クリニックにて 構成 小原田泰久)

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