東京では、この秋一番の冷え込みだと報じておりました。
朝晩が冷え込むようになると、布団からなかなか抜け出せなくなるという人も多いのではないでしょうか?
先日、私も一度はいつもの時間に起きたのですが、布団に入っている間に二度寝してしまい、気がついたら2時間程経っていました。
休みの日だったので問題はありませんでしたが、暑い日が続いていた頃には考えられない出来事でした。
先日「睡眠と寝起きに関する実態調査委員会」というところが、20~50代の男女500人に調査した結果が公表されておりました。
なんと90%以上の人が「寝起きが悪い」と感じているという調査結果でした。
普段良い睡眠が取れていると感じているかどうかの質問に「やや当てはまる」が35.5%、「少し当てはまる」が28.9%、「とても当てはまる」が6.8%と、全体で7割以上が良い睡眠を取れていると回答しているとのこと。
しかし、「寝起きがだるい」で48.1%、関連して「寝起きの目覚めが悪い」が36.4%と、多くの人は良い睡眠を取れていると感じながらも、寝起きは良くないという矛盾を抱えているというのです。
寝起きが悪いというのは、目覚めたときに頭がすっきりしない、疲れが取れていない、だるい、ボーっとして起きられないといった状態なのですが、これらを感じることがあるかどうかを尋ねたところ、「とても当てはまる」が23.8%、「やや当てはまる」が39.5%、「少し当てはまる」が28.9%と、9割を超える人が何らかの寝起きの悪さを感じているのですが、さらなる調査で睡眠の質自体は悪くないと思っていることから睡眠を良くするための試みは特にないという人が大半だということが明らかになったそうです。
このニュースには読者の皆さんからのお便りの一部を掲載しておりますが、睡眠についてのお便りも多くいただいています。
私は、氣が睡眠に及ぼす影響は非常に強いと思っているのですが、それはこれまでのいろいろな人のお便りや体験談から言えることだからです。
今年は特に氣プレートマットを発売しましたので、寝ている間に氣をしっかりと充電すると、良い睡眠が体験でき氣の良さが分かったという人が想像以上に多かったようです。
ところで、この週末から各地のセンターでは、氣プレートマットを8分の1サイズ(40×40cm)にした「氣プレートマット1/8」の発売を開始します。
これは今月発売の月刊ハイゲンキでも紹介しましたが、真氣光プレートと同じ氣中継量(SAS三連マークが千個)のプレートを小さく丸めてSASの織りネームの中に挿入したものです。
是非センターでもお試しください。
(中川 雅仁)
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カテゴリー: うまく生きるためのコツ
身近な人にこそ素直に
真氣光研修講座には、夫婦や母娘、家族などで参加される人がいますが、これはとても良いことなのです。
まず氣の観点から、光のような真氣光のエネルギーが、その家系に入る入り口が単純に倍になるということが考えられますが、私が長年いろいろな人を見てきた体験によると、それは3倍にも4倍にもなっているような気がします。
さらには、同じ事を体験して学べるということで、その後の生活でもプラスの氣を味方にする心の持ち方・生き方がしやすくなるのも大きなポイントなのです。
朝やっている氣づきの時間(いいとこ探し)行法でも、ご主人が奥さんに、娘が母に、息子が父に、姉が妹に、日頃言えない感謝の気持ちを口にされている場面がこれまでにも度々ありました。
感謝が大事だということに気がついて、それを即実行できたということですが、それはとても素晴らしいことであり、研修講座ならではのことだと思うのです。
なぜなら、つい私たちは、日頃身近な人であればあるほど、素直になれず、マイナスの氣につけ込む隙を与えてしまいがちになるからです。
人は素直になれない時や、何か言い訳のようなことを正当な理由のようにして言ってしまうことがよくあります。
そして、そのようなことをしているとは、全然気がついていないことが多いのです。
「素直になれない」と言うと、何か子供じみていて、大人の自分にはあまり関係がないと思ってしまいがちですが、この大人の素直になれないというのが、なかなか手ごわいのです。
なぜなら、その表には正当な理由があり、裏には寂しさや辛さやマイナスの思いが隠されているからです。
この裏にある感情が表に出にくいために、気づかずに過ごしてしまうことがほとんどです。
大人になって、ましてや男だったら、こんな感情は決して外には出さないように、気づかれないようにしてしまうでしょう。
その隠れ蓑として、言い訳のような、いやもっと立派なことを常に誰かに対して反論という形で表現してしまうことがあるのです。
自分の意見を言っているのと何にでも反論してしまうのとでは、エネルギーの方向が少し違っています。
だから自分は意見を言っているのか反論しているのかを、よく考えてみるのも良いことなのです。
そしてそれを言った後に、また言っている時に、どのような感情を持っているかも、よく見てみることです。
もし、いつもいらいらしていたり、少しの後悔があるのなら何かマイナスのエネルギーの影響を受けているかもしれません。
それはどういうものなのか、少し考えてみるのも良いでしょう。
(中川 雅仁)
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真氣光で魂力をつける生き方を
今週月曜日の夜遅くに、私は岡山での真氣光研修講座を終え、東京に戻りました。
研修に参加していただいた40名の皆さん、ありがとうございました。
今回の研修講座の開催地・総社は、研修会場の敷地内にも古墳があるほど、昔からの歴史があるところでした。
権力のある人がいたということは、その影に、いろいろな争いや問題があり、悲しみや怒り、憎しみなど強いマイナスの思いを抱えたまま亡くなっている人がたくさんいたことでしょう。
今回、何らかのご縁があって集まった皆さんの中には、知らないうちに、このようなマイナスの心に傾いた魂達の影響を受け、それによるマイナスの体験も数多くあったかもしれません。
しかし、研修で気づいたことを毎日の生活の場で実践することによって、さらに飛躍的に魂は輝きを増します。
そういう意味では、多くの人が、今まさに力をつけている最中ということになるでしょう。
私は、この魂力(たましいりょく)をつける生き方が大切だと思っています。
ところで、魂とは何でしょうか?
人間が生きていく上で肉体と魂とに分けたとしたなら、この肉体を使って、この地球上で十分に活動するためのエンジンのようなものかもしれません。
そのエンジンが、うまく動かなかったり、馬力が少ないと、思い通りに肉体が動かなくなり、生きることが少々難しくなることもあるのです。
このエンジンを動かすために必要な燃料は、プラスのエネルギーということになります。
いわゆる私たちが使っている真氣光も、その一つです。
人は誰でも生まれてくるときに、このプラスのエネルギーを十分に持ってやってきます。
しかし、そのエネルギーとは別にマイナスに傾いた、縁のある魂も同時に持ってきてしまうことがあるのです。
その縁あるマイナスの魂からの影響の受け具合や時期などで、その人の人生が、いろいろと変わってくるのです。
しかし本来持っているプラスのエネルギーがありますから、それほど心配することはないのですが、これに大きく関わってくるのが、生まれてから生きていく上での環境です。
親、兄弟、周りの状況すべてが、とても複雑に絡み合っていくのです。
そして良くも悪くも、いろいろな経験をして人は成長していくのです。
このとき、大切なのは、プラスの経験、マイナスの経験のどちらからも気づき、魂の力へと変えていくことです。
自分の魂力(たましいりょく)は自分でつけていけるのが、とても良いことです。
それを効率良く促進してくれるのが、宇宙からの真氣光のエネルギーなのです。
(中川 雅仁)
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こころの環境は自分で変えられる
今日の新聞には、『妊娠により降格させられたのは男女雇用機会均等法が禁じた「マタニティー・ハラスメント」に当たるとして、承諾ないと違法…最高裁が初の判断を下した』とありました。
「不平等がまた一つ無くなり、生活しやすい世の中に近づく」そのような環境作りは本当に大切なことです。
かつて、女性は道具のように扱われたとか、戦国時代には戦わなければならなくなるかもしれない敵地に嫁入りさせられるなど当然なことだったなど、今では時代劇でも観なければ想像もつきません。
しかし一方で、女も男も、どんな時代であっても、環境に左右されることなく、満たされた気持ちで生活できるというが大事なことです。
ところで、いつも何か満たされない気持ちがある場合は、希望通りの生き方が送れていないということもありますが、たいていの場合、希望通りの生き方をするための努力をしていないということがあります。
置かれている立場や状況が希望通りではなくても、心の状態を希望通りにすることはいくらでも出来るのです。
なぜなら人は、希望通りに生まれてくることさえ出来ず、さらにはその後の環境さえ選ぶことができないのです。
ですから、もし今、自分の思い通りの環境で生きられているのであれば、それはとても素晴らしいことであり、それだけでも十分に幸せで、感謝すべきことだと思うのです。
しかし、私たちは、そのことに満足できずに、いろいろと求めてしまい、それに近づくために努力もせずに、少し不満げな生き方をしてしまうものです。
次にもし今、自分の思い通りの環境ではなく、不幸と思える環境に置かれていたとしても、自分の努力次第で、いつでも心を満たすことはできると思うのです。
それには、まず何が出来ているのか、恵まれているのか、あたりまえだと思っていることから見つけてみて下さい。
そんなことはあたりまえで、喜んでなんかいられないと思っても、まず見つけてみることです。
そのことで心の中にある満たされないエネルギーにプラスのエネルギーが届き、少しずつ心の中に変化が出てくるでしょう。
これは誰でも出来ることで、年齢性別に関係なく、心の中のプラスのエネルギーを増やすことができるのです。
氣中継器ハイゲンキは、本体とヘッドで構成されています。
本体は、それを所有する人の周りの縁ある魂に、ヘッドは直接それを使う人の魂にプラスのエネルギーを送ります。
それら二つの方向性を持った真氣光のエネルギーが、それぞれの方向から徐々に浸透することで、「あなたの努力」を応援してくれるのです。
(中川 雅仁)
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自分で決断することでマイナスを寄せつけない
私は、今日から3泊4日で開催する真氣光研修講座のため、富士山の麓に来ています。
部屋の窓から見える景色は、広い芝生の向こうに林があって、そのバックに「で~ん」と富士山がそびえ立っているという感じです。
ところで、研修講座は今日から始まりますが、今回は皆さん、どんなご縁で集まって来られるでしょうか?
研修は団体生活ですから、それが苦手と思う人もいますが、不思議なもので2日、3日と日が進むにつれ、そんな苦手意識も何処かに行ってしまうようです。
それどころか多くの人が、人と人とのご縁による結びつきの素晴らしさを体験できるようなのです。
研修講座に参加された方の感想の中には「たくさん氣を受けて自分自身を取り戻せました」という人もいます。
知らないうちに、私たちの意識に影響を与えているマイナスの氣というものがあるものですが、真氣光のエネルギーの力を借りて何かに気づき、努力できることで、マイナスの氣をプラスに変え自分自身が輝けるようになるのだと思います。
例えば人は時に孤独を感じて不安になったり、寂しさを募らせたりすることがあるでしょう。
誰かと分かり合いたい、一緒にいて楽しく過ごしたい、一人では嫌だ、幸せになれないなど…いろいろマイナスの事が思い浮かんでしまいます。
でもよく考えて見て下さい。
孤独を感じるからこそ、自分以外の人や物事と関係を持ちたいと努力するのではないでしょうか?そして努力することで、私たちは成長していけるのです。
人は自分の体も魂も心も誰かと共有することはできません。
だからしっかりと自分自身を見つめ、自分とは何かをわかる必要があります。
自分がどうしたいのか?どうなりたいのか?自分で決め行動することが大切です。
誰かに強くそう言われたから、皆がそうするから、何となくそうなってしまったから…、もし今までそのような人生を送って来たとしたなら、今ここで小さなことでも良いから自分で決めて、少し長い時間その決断がどうだったかを見てみることです。
それが自分や周りのためになっているのか、良いことなのか。
それをいろいろ試してみて自分というものをしっかりと確立してほしいのです。
そうすれば、あなたの心と体を共有したいと思っているマイナスの氣とは、お別れできるでしょう。
人は死ぬ時は誰でも一人きりです。
一人きりで次の世界に行かなければなりません。
その次の世界の行き先も、自分の持っている、その時のエネルギーで決まっていくのですから。
(中川 雅仁)
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感謝できることを見つけよう
私たちは日々、仕事や家事、勉強やその他いろいろなことを抱えて、心も体もヘトヘトになっていることがあるでしょう。
時間はあるのに、何か思い通りに物事が運ばずに、常に気持ちに余裕が持てずにイライラしてしまうこともあるものです。
逆に、とても忙しいはずなのに何か気持ちが晴々として、幸せを感じているということもあるのです。
体の疲れは休息をとることで解消されることがありますが、心の疲れはどうすれば良いでしょうか?
人は、心に幸せを感じることができれば、たいていのことは乗り越えられるものですが、たくさんのストレスを受けてしまい、心が悲鳴をあげていることがあるでしょう。
もう自分では、どうしようもできないと絶望的になってしまうこともあります。
でも、人の心は、そう簡単に駄目になってしまうことはないのです。
そこから抜け出すための一つの方法は、感謝できることを見つけることです。
どんなことでもいいのです。
素晴らしく立派なことでなくてもかまいません。
それが見つけられたら、もう一つ、もう一つと、少しずつ数を増やしてみてください。
そうすることで、心にほんの少し明るい場所ができるはずです。
その場所を大切にしてください。
そこはあなたが自分で見つけた光の場所です。
私たちの魂には、必ず強く光る光の部分があるのです。
しかし強く影響を与えようとするマイナスの氣が、暗い影となって覆おうとします。
私たちのマイナスの心に同調して集まるマイナスの氣は、昔々から潜んでいるマイナスの氣の助けを借りて、勢力を広げようとします。
そんな時には、気持ちに余裕が持てなくなりイライラが募るのです。
マイナスの氣は、周りのできごとにも影響を与えるので、思い通りに物事が運ばなくなり、ストレスが増えるのです。
しかし、そんな時にも、感謝の対象が見つけられ、心から感謝という強いプラスの氣を放つことができると、そこに周りからプラスの氣が集まって来ます。
そこから、だんだんと光の部分が増えていくのです。
どんなマイナスの氣であっても、誰にも邪魔されることのない光の場所なのです。
そこができると、いろいろな良いことを見つけることができ、さらに今の自分に必要な氣づきが湧いてくるでしょう。
これは、自分が放つプラスの氣がプラスの氣を呼び込む良い循環です。
それがまた、あなたの光を増やし、心を元気にしてくれるのです。
真氣光のエネルギーも、それを促進します。
毎日の生活の中で氣を受けながら、たいへんな時には視点を変えて、感謝できることを見つけようとすることが大切なのです。
(中川 雅仁)
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目標も進化していく
「今回のこのニュースが800号です」と先週報告させていただいたのですが、妻との話の中で、何号記念という記事を次に書けるのはいつだろうか?という話になりました。
「900号?1000号?」今まであまり先々のことを考えて書いてきた訳ではなかったので、ちょっと試算してみました。
1年で48号ですから1000号の時はと考えると、2017年5月頃になりそうです。
このニュースは、まだ続けていると思いますが、いつまでが目標ですかと聞かれれば少々困ります。
実は特別に目標など無いからです。
「続けられるだけ、ちょうど良い時まで」という答えになってしまいますが、それまで読者の皆さんにはお付き合いいただきたく、あらためて宜しくお願いしたいと思います。
ところで、この目標というもの、夢や志を持って生きる上では、とても大事なものです。
それが無理だと諦めてしまったり、湧き上がってくる思いに蓋をしてしまわないためにも、まずは日々の小さな目標を立てることです。
そして目標に向けて実行するのですが、出来ないこともあるでしょう。
その時にはなぜ出来なかったかを考え、さらにそれを実行するための目標を立てること、目標のハードルを下げることで、より確実に実行できるのです。
ですから目標は変わって、どんどん進化していくことがあります。
その際、例えば「自分はこんなもんだろう」と自分の限界を予め決めてはいけないし、行動する前に答えを出してもいけません。
なぜなら、そうすることで努力ができなくなってしまい、結果何の進歩もなくなってしまうからです。
目標を定めるということと、答えを出してしまうことでは、大きな違いがあります。
目標とは、今よりも良くなるために設定するもので、それに向けてどうすればそれが達成できるかを考え行動するのですが、答えを出してしまうということは、今の現時点での自分の能力・気力・氣のエネルギーの状態で決めてしまうことなので進歩が望めないということです。
また目標を決め、「こうあるべき、こうしなければならない」と思い込み過ぎることで自らの行動が制限されてしまい、それがだんだんと何かをできなかったことへの言い訳になってしまうことがありますので注意が必要です。
初めは良いエネルギーを持って行っていたことも、やがて表向きはそのままでも決してプラスになっていないことがあるのです。
ですから常にそうすること、そう思うことは今の自分にとってどのように働いているかを見直すということが重要になってくるでしょう。
私たちは日々進化しているのですから、目標も常にチェックして進まなければいけないということなのです。
(中川雅仁)
(1)客観的に見る力
政府は景気判断を4カ月連続引き下げたそうです。
このことからも世の中、何か上手く行かないことが多くなったと思う人が増えていて、マイナスの氣の影響を受けやすくなっていると言えるでしょう。
私は、自分を取り巻く環境の問題の中には、自分が変わることで良い方向に変わり得るものが数多くあり、そのようなことに真氣光が役に立つものだと考えています。
私はサラリーマン時代研究開発の仕事をしていました。
入社十年目位にもなるとグループのリーダーとして難しい仕事が回ってくるようになり、ある開発品の性能向上を上司から任されました。
いろいろな対策を施し、結果を見るのですが、これも上手く行かない、あれも上手く行かないと、八方塞がりの状態で、時間までもが無くなっていきました。
上手く行くことばかりを考えて物事を行うと、いつも不満気で機嫌が悪い人になってしまうものです。
不平や不満が口から出るばかりではなく、時には怒りや咎めの感情に支配されます。
それは、さらに自分の氣のエネルギーを下げ、波動の同調作用によって周りからマイナスの氣を呼び込み、もっと悪い結果へと引っ張るのです。
’92年私は父が開催していた真氣光研修講座に参加して、それを「高次元科学」の著者である工学博士の故・関英男先生から教わりました。
私は、強いマイナスの氣の影響を受けていて、不必要な感情に振り回され、しっかりと自分の頭を使って考えられていなかったのです。
しかし、真氣光を受けるようになり、私の仕事への取り組み方は激変しました。
すると良いアイデアがでるようになり、その後どんどんと成果が得られるようになったのです。
そんな経験をして私は、サラリーマンにも真氣光は必要だと強く思うようになり、一年半後に今のエス・エー・エスに入社したのです。
上手く行くのも、そうでないのも、すべて原因があり、結果そうなるのであって、その原因を知るために結果があるのです。
そしてそこから何かに氣づき、次に生かし成長していけるのです。
全ては繋がっています。
自分の経験で無駄なものは一つもなく、それを無駄にしてしまうのは自分自身です。
上手く行かないことを積み重ね、ただ悪い経験として、自分の中に貯め込んでしまい、前に進めなくなるのです。
ですから、そうならないために自分は今どういう状況なのかを客観的に見る力がとても重要です。
その力が養われれば、たいていの事ではへこたれない自分になれると思うのです。
そのためには少々コツがあり、見えないプラスのエネルギー・真氣光の力を借りるとスムーズにできるようになるでしょう。
うまく生きるためのコツを掴むということなのです。
(中川 雅仁)
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強い意志が大事
私は学生時代から、計画通り物事を進めるのが苦手でした。
ついつい甘えが出てしまい、いつしか仕事が遅れがちになって、いつも最後の最後で何とか頑張って間に合わせるということになっていました。
会長になってからのことですが、ある時こんなことがありました。
どうしても書かなければならない原稿があったのですが、その日はまったく何を書いたらよいか浮かんできません。
どんどん時間だけが経っていくのですが、まったく話がまとまらないのです。
夜遅くなってきたものですから眠気も増して、ますます頭はもうろうとしてきます。
しかし、眠ってしまっては穴をあけてしまうことになりますから、その時は気力だけで起きている感じでした。
そろそろ夜が明けるというのに、そんな調子で自分自身と格闘していたのです。
そのうちに寝不足からなのか、胃のあたりが気持ち悪くなってきました。
仕方がないので私はハイゲンキを持って来て、お腹に当てることにしたのです。
しばらく当てていると、グーッと気持ち悪い感じが増してきて、咳が出たかと思うと何も出ないのですが、何かをもどすように胃の中の空気を出していました。
何やら悪い氣が出たという感じです。
その後、何だかスッキリして、机に戻ってしばらくすると良い案が浮かんできて、結局原稿の方は何とかなったのでした。
そのとき初めてわかったのです。
私は知らない間にずいぶんマイナスの氣の影響を受けてしまっていて、それらに話がまとまらないよう邪魔されていたのです。
マイナスの氣の中には自分の思う通りに身体を使いたいと思う霊的な存在もあるでしょう。
彼らは自信を失わせ魂のエネルギーを下げさせて、いつまでも権力をふるっていたいのです。
私は、そんなこととは夢にも思わず、「できない、できないかもしれない」と焦っていたのでした。
そしてさらにわかったことは、最初に重要なのは気持ち、つまりマイナスの方向に引っ張られても抵抗しようとする強い精神力だったのです。
それがマイナスの氣を引きはがすきっかけになり、さらにハイゲンキを当てられたことで、それが促進されたと思うのです。
どんなときも、何かをやろうという強い意志には光が集まります。
そして真氣光の光が、それを後押ししてくれるのです。
「気合いだ、気合いだ…」というアニマル浜口のかけ声ではありませんが、ここ一番という時には、そうやって自分自身の気持ちを強く持つことが必要な時があるようです。
(中川雅仁)