ある日、書店に立ち寄って目に飛び込んで来た絵本のタイトルが、『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』(ヨシタケ・シンスケ作)。 髪が天然パーマで苦労している私は、すぐに買ってしまいました。 ヨシタケさんの絵本は好きですが、この絵本は特に好きな1冊です。 真氣光的には、いいところ探しでいっぱい。 “不幸だと思っても、希望はあるでしょう”ということを思い出させてくれます。 絵本の帯は、「しあわせが、見つけにくい日も、あるけれど。」です。 (熊本県 Nさん)
カテゴリー: 氣になる本
映画『えんとつ町のプペル』を観て
2020年12月、コロナが流行っていて気持ちもどんより。 楽しいことを見つけにくかった時期に、映画『えんとつ町のプペル』を観て、元気と勇気をもらえました。 この映画は、お笑い芸人『キングコング』の西野亮廣さんの絵本が原作の作品で、諦めずに挑戦すること、自分の信念を曲げないこと、夢を持つことの大切さが伝わってきます。 大人から子供まで楽しめるストーリーです。 (札幌センター 島村)
友情を深めていく物語『あらしのよるに』
好きな絵本『あらしのよるに』シリーズ全7作。 大人になった今でも大好きで、ときどき読んでいます。 ある嵐の夜に真っ暗な小屋の中で、顔を見合わせた雷が苦手なオオカミとヤギがお互いの正体を知らずに友だちになり、「食うもの」「食われるもの」という関係に葛藤しながらも友情を深めていく。 嵐の夜を乗りきり友情を感じながらも、お腹を空かせた“食う”立場のオオカミは「う、うまそうだな」とよだれを垂らし、“食われるもの”のヤギは「オオカミの目が光っていた…!」と。 オオカミとヤギが、「あらしのよるに」を合言葉に、翌日の太陽のもとで再会。 友情は食欲に勝てるか? “オオカミとヤギ”だと知っても、お互いがお互いを信じ、一度芽生えた友情は揺がない!オオカミとヤギの関係がどうなっていくか…。 YouTubeでは俳優・高橋克典さんの【絵本読み聞かせ】を聴くことができます。 (Tさん)
田坂広志氏の『人間を磨く』を読んで
技術者で経営学者でもあり、テレビ番組でお顔をみたことがある田坂氏の著書です。 「死」を直視せざるを得ない病気を患い、「死」に向き合うための覚悟と勇気を得た体験をされた田坂氏。 読むと心が洗われました。 田坂氏が推奨する7つのこころの技法とは、1.心の中で自分の非を認める 2.自分から声をかけ、目を合わせる 3.心の中の小さなエゴを見つめる 4.その相手を好きになろうと思う 5.言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす 6.別れても心の関係を絶たない 7.その出会いの意味を深く考える、というもの。 これら全てを習得することは難しいですが、すぐにできなくても、やろうとすることはきっと無駄ではないはず。 相手を変えることは出来ないけど、自分の考え方を変えるのは自分次第。 心の中の「小さなエゴ」やマイナスの感情は、捨て去ろうとするのではなく、ただ静かに見つめ、否定せず、肯定もせず、ただ事実をありのまま受け入れる…氣を受けながらすると、とても良いと思いました。 日々まず自分を磨くことから。 どうすればよいか、どのようにすればよいかのヒントが詰まった一冊で、すごく参考になりました。 (東京都 Sさん)