すべては意味あることの連続です

 私たちの日常には、良いこともあるのですが、時には、ため息をつきたくなるような出来事があります。
その中には同じようなことを繰り返していることがあります。
仕事で同じような失敗をしてしまったり、似たような人間関係のトラブルに巻き込まれたり、あるいは、なぜかいつも同じような体の部位を怪我したり痛めたりするようなことです。

 実は、これらには目に見えない「マイナスの氣」が深く関わっていることがあります。
私たちの内側や周りに存在する「マイナスの氣」が、似たような性質を持つマイナスの出来事を引き寄せてしまうのです。

 大切なのは、これらを「意味あること」として捉え、そのパターンに気がつくことです。
今回は、真氣光のエネルギーを使いながら、過去を振り返り、原因かもしれない「マイナスの氣」の存在に気づき、同じような事を繰り返さないためのワークを紹介します。

 (1)氣グッズやヘッドを身につけたり、近くに置いたりして、リラックスできるようにする。

 (2)「いつも同じようなことで悩んでいるな」「またこのパターンだ」と感じる一見マイナス的なことを、具体的に紙に書き出してみる。
例えば :人間関係(例:意見が衝突する、何かを言われたことで嫌な気持ちになる):仕事(大事な場面でミスをする、目標を達成できない):健康(同じ場所をよく怪我する・痛める、特定の時期に体調を崩す):感情(些細なことでイライラする、特定の人や言葉に嫌悪感を抱く)

 (3)そのパターンが最初に起こったのはいつ頃か、思い出せる範囲で遡る。
(最近のことか?子供の頃にもあったかも?)

 (4)最初にそのパターンを経験した時、どんな気持ちだったか? どんな状況だったか? 誰が関わっていたか? 可能な限り、その時の情景や感情、体の感覚等をできるだけ鮮明に思い出してみる。

 (5)その過去の体験を通して、自分自身や周りに対して「思い込み」を持つようになっていないか? 例えば、「誰にも理解されない」「努力しても無駄だ」等々。

そして、その時に感じた悲しみ、怒り、恐怖、無力感等の感情を、改めて認識してみる。
それは邪魔をするように働く「マイナスの氣」の影響かもしれません。

 マイナスの氣が意識できると、そこに真氣光のエネルギーが届きやすくなり、少しずつ消えていきます。
氣グッズやヘッドを、マイナスの氣を感じるような体の部位に当ててみるのも良いでしょう。
また、先祖の誰かも同じようなマイナスの氣の影響を受けていたかもしれません。
マイナスの氣に負けないように努力できることは、自分ばかりではなく、周りの人にも光が届いていくことでしょう。

 

研修講座400回の開催が強い光となりました

 先日、記念すべき400回目の真氣光研修講座を、福島県猪苗代にて開催いたしました。
ご参加いただいた30名の皆様、誠にありがとうございました。
初めて研修講座に参加された方、30年ぶりに参加してくださった方、数年ぶりに再会できた方々など、皆様の熱意が、猪苗代の地に温かい光の輪を広げるようでした。
心より感謝申し上げます。
 研修で深く感じたのは、長く真氣光を続けてくださっている方の意識の深まりです。
当初は個人の悩みから始まった動機が、家族やご先祖へと広がり、目には見えない氣の光の繋がりで結ばれていく。
宇宙からの真氣光は、受け入れる人の魂を照らし、その光は周りの人々へ届きます。
自身が輝くことで周りも輝き、その共鳴が幸せの輪を広げるのです。
氣を求める皆様の強い思いは、場のエネルギー環境をも良い方向へと変えていく力となります。
先代が1990年に始めた氣功師養成講座が、400回という節目を迎え、まさに光を広げる使命を持った方々が集ってくださったようでした。
 私は、この記念すべき400回を記念して、先週ご案内いたしました氣プレートカードHGタイプを、5月末日まで期間限定で発売することにしました。
そして、研修にご参加いただいた皆様には、別途、非売品の透明B5版ハードタイプのカードケースをプレゼントいたしました。
このカードケースにはSAS三連マークをレーザー刻印し、ケース内には、HGタイプのピラミッドマークを一つレーザー刻印した40ミクロンのエッチングシートを同封いたしました。
 このカードケースに写真などを入れていただくことで、HGカードと同様の遠隔装置としてご活用いただけます。
また、エッチングシートを取り出し、ハイゲンキ3型や6型に挿入することで、アップグレードサービス1セット分(通常価格45,500円のところ、特別価格22,000円)としてご利用いただけます。
 既に多くの方が、大切な方へ遠隔で氣を送るために真氣光フレームという氣グッズを愛用いただいておりますが、この記念品のクリアケースも同様に、大切な方の名前や写真を入れていただくことで、これからも多くの方へ「氣」を送り届けていただきたいと考えたのです。
 ご好評につき、この記念品は、来月3日から始まる安曇野の研修講座参加者にもお分けする予定です。
今回の研修講座400回開催は通過点です。
この夏には各センターで1dayセミナーを開催いたします。
様々な工夫を重ねながら、これからも皆様と共に、光の輪をさらに広げてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

研修400回記念「氣プレートカード HGタイプ」期間限定発売

 今日から始まる福島での真氣光研修講座は、おかげさまで今回400回目の開催を迎えることとなりました。
共に光の輪を広げてくださる皆様に心より感謝申し上げます。
 真氣光研修講座は、単に氣の知識や技術を学ぶ場ではなく、内なる光を磨き、その温かいエネルギーを周りの方々へ分け与える「良き氣の送り手」を養成するための特別な場です。
暗闇に灯りをともし、その光で周りを照らすように、これまでの受講生がそれぞれの場所で希望の光を広げておられます。
 この記念すべき400回開催を記念し、皆様への感謝の気持ちを込めて、名刺サイズの新しい氣グッズ「氣プレートカードHGタイプ」を5月末日までの期間限定で販売いたします。
 このカードは、従来の氣プレートカードの大きさをそのままに、より強力に、より薄く・軽く、そしてより手軽に持ち運べるよう薄いアルミ板を採用し、あえてラミネート加工を施さないことで、スマートにお持ちいただけます。
表面にはHGカードと同様のピラミッドマークの縮小版を、裏面には氣を集めるアンテナであるSAS三連マークをレーザー刻印しました。
昨年から、レーザー刻印によるピラミッドマークとSAS三連マークが、より高い氣の中継効果を発揮することが分かってきており、今回のカードはこれを活かした「進化版」と言えるでしょう。
 最も身近な場所での活用としておすすめしたいのが、お金やクレジットカードなどと一緒に、普段お使いのお財布に入れていただく方法です。
また、スマートフォンのケースに入れるのも良いでしょう。
 お財布は、私たちにとって単なるお金の出し入れをする道具ではなく、日々の生活を支え、外出する際には必ず持ち歩く、最も身近なアイテムの一つです。
 そこに「氣プレートカードHGタイプ」を入れていただくことで、お財布全体が氣で満たされ、まるで「光の充電器」のような存在へと変わります。
 お金は、様々な人の手を渡り、様々な場所を巡って私たちの手元にやってきます。
そのお金に常に良い「氣」を纏わせ、再び周りの方々へと気持ちよく循環していくことこそ、光溢れる社会を築く上で大切なことだと思います。
そのため、お財布の中に、より高い氣中継量の氣グッズを活用していただきたいと考えました。
 多くの皆様にその効果を実感していただきたく、価格は謝恩の意も込め、期間限定で氣プレートカードと同じ9,680円といたしました。
ぜひお使いいただき、体験談をお寄せいただければ幸いです。

重い心を解き放った鯛焼きの力

 先週のこと、どうしようもなく体が重く感じました。
気分はどんより、いわゆる「ウツ」のような、深い倦怠感に襲われたのです。
やらなければならない仕事は山づみ、頭の中では様々な考えが渦巻き、焦りばかりが募って、結局何も始めらず、時間だけが無情に過ぎる……そんな状況でした。
光を嫌うマイナスの氣が、邪魔をするように作用することがありますが、かなり強いマイナスの氣の影響を受けていたようです。
 そんな時、妻が、ある有名な老舗の、それは美味しい鯛焼きを買ってきてくれたのです。
温かくて香ばしい匂い、優しい甘さと、もちもちとした食感が体の奥に染みていく感じでした。
驚いたことに、その鯛焼きを食べているうちに、私の中に「やる気」のようなものが湧いてきたのです。
「まずは、一番簡単なことから、やってみようか」と思えたのです。
結局、それがきっかけで、「これはできた」「次」と順番にやっていくうちに予定通り終わってしまったのです。
 これは、真氣光のエネルギーがマイナスの氣に届き、光に変わって外れようとするときに、それが重たいマイナスの氣であればあるほど、こちらも大変になる現象です。
もう少しエネルギーがあれば良くなるのに、あと一歩のところだったわけですが、私の「旨い」というプラスの思いが呼び水のような光となり、マイナスの氣を光に変えたのです。
 どんな状況でも、体をもっている私たちはマイナスの氣に負けることはありません。
真氣光のエネルギーと、プラスの思いが発する光、五感で心地よいものを味わう方法等が、必ずマイナスの氣を光に導きます。
 もう一歩のときには、私にとっての鯛焼きのように、温かい飲み物、美しい音楽、心地よい香り、気持ちが良いお風呂など、五感を通して「心地よい」と感じるものを取り入れてみるのがおすすめです。
簡単なストレッhチや深呼吸をすることでも、気持ち良さだけでなく体の氣のエネルギーが整えられますし、身の回りや衣服を少しだけ整え「スッキリ感」を得るのも良いでしょう。
机の上だけでも整理整頓するとか、ほんの少しの整理が、プラスの氣を呼び込みます。
さらには、小さな一歩が弾みになることがありますので「5分だけ」行動してみるのも良いでしょう。
時間を区切って取り組んだことが、驚くほど、次の5分、さらにその先へと繋がっていくことがあります。
最後に、真氣光の光を、ハイゲンキ本体やヘッドを通して意識して感じようとしてみることです。
いろいろ組合せて、少しでも光を増やすことです。
できる小さな一歩が、重いマイナスの氣も光に変え、やがて大きな変化を生むのです。

自分の心を見つめ成長につなげよう

 春は、入学、進学、就職など、人生の大きな転機を迎える季節です。
自分や家族に、いろいろな変化を感じている方も多いのではないでしょうか。
 新しい環境への期待と同時に、不安や心配を感じることもあるかもしれません。
例えば、子どもや孫が入学するとなれば、「新しい学校に馴染めるだろうか」「勉強についていけるだろうか」と心配になるかもしれません。
また、新社会人であれば、「仕事についていけるだろうか」「職場の人間関係はうまくいくだろうか」と不安を感じるかもしれません。
 このように、変化の多い春は、私たちの心に様々な感情を引き起こします。
だからこそ、この季節は、自分の心をじっくりと見つめ直す絶好の機会ともいえるのです。
 まずは、この「春の季節」に経験した出来事を振り返り、その時どのような感情を抱いたかを思い出してみましょう。
例えば、「入学式で新しい友達ができて嬉しかった」「引っ越しで寂しい気持ちになった」など、些細なことでも構いません。
そして、その感情が生まれた背景に目を向けるのです。
「なぜ嬉しかったのか?」「なぜ寂しかったのか?」と、自分の心に問いかけてみてください。
 また、周りの人から「していただいていること」が多くなるのも、この季節ですので、そこにも目を向けてみるとよいでしょう。
家族や友人、同僚など、周りの人々の支えがあって、今の自分があることに気づくはずです。
「いつも温かく見守ってくれる家族に感謝」「困った時に助けてくれる友人に感謝」など、そして可能なら感謝の気持ちが伝えられると、よりプラスの氣の応援が強くなることでしょう。
 もし、不安や心配など、マイナスの氣の影響を強く感じている場合は、過去の体験の中に、現在の感情と繋がっているものがあるかもしれませんので、どのような状況で、どのような感情を抱いたかを具体的に思い出してみましょう。
 真氣光を受けながら内省することで、過去の体験と現在の感情の繋がりが見えてくることがあります。
そして、そこに関係していたマイナスの氣に光が届くと、心が軽くなるのが感じられることでしょう。
 日記などを活用し、自分の感情や思考を書き出してみたり、信頼できる人やスタッフなど、自分の内省を共有してみるのもオススメです。
さらには真氣光研修講座や真氣光レッスンに参加し、他のメンバーと学びを深められると、大きな成長に繋がります。
 春は、変化の季節であると同時に、成長のチャンスでもあります。
真氣光の力を借りながら、自分の心と向き合い、新たな自分を発見しましょう。

桜の季節に良い氣を呼び込む

 今年も春爛漫、桜の季節がやってきました。
近所に桜の名所があることから、この季節になると、駅周辺の人口密度が急増します。
今年は、外国から来ている人も多いようで、桜の人気にびっくりしてしまいます。
皆さん、桜の良い氣のエネルギーで癒されるのでしょう。
 研修講座でヨガを教えてくださる龍村先生は、木々との「氣」の交流について教えてくださいます。
木も植物も、そして私たち人間を含む全ての生き物は、生命エネルギーである「氣」を持っています。
 桜の場合、特に私たち日本人が古くから抱いてきた感情が深く影響しているのではないでしょうか。
春の喜び、散りゆくはかなさへの哀愁、新たな始まりへの希望・・・それらが桜の「氣」と共鳴し、私たちに特別な癒しを与えてくれるのかもしれません。
 「気持ちを向けるから、氣が受けやすくなる」・・これは、私たちが良い「氣」を取り込む上で、非常に重要なポイントです。
美しい桜に心を奪われ、素直に感動する心を持つことで、桜の持つポジティブなエネルギーをより強く感じ取ることができるわけです。
 逆に、不平不満や怒りといったネガティブな感情に囚われていると、マイナスの「氣」を引き寄せやすくなりますし、既にマイナスの「氣」の影響を強く受けていると、同じような悪い「氣」と共鳴しやすくなってしまいます。
 ですから、日頃からプラスの氣と波長が合うような心の状態にしていくとともに、真氣光を受け自分の「氣」を高めることが大事です。
特に、新しい出会いや学びが多くなるこの時期は、他者への温かい気持ちを持つことがオススメです。
誰かのために何かをしよう、困っている人を助けたい、という純粋な気持ちは、それ自体が強いプラスの氣を生み出します。
これが、まず自分の「氣」を高め、しだいに周囲にも広がっていきます。
「良い氣を送ろう」と意識することは、巡り巡って自分自身にも良いことを引き寄せるのです。
 桜の花の美しさに心を奪われるように、日々の生活の中で、少しでも周りの人に優しく接したり、親切にしたりすることを意識できるとよいのです。
これらのちょっとした行動が、まず自分の心を温かくし、心地よい「氣」で満たしてくれます。
そして、その「氣」は、きっと周りの人の心にも伝わり、穏やかな繋がりを作っていくでしょう。
 美しい桜に心を開き、周りの人々にも温かい気持ちを向ける。
そうすることで、私たち自身の「氣」は高まり、より充実した春を迎えることができるでしょう。

エレベーターでの笑顔と「氣」

 先日、エレベーターに乗り合わせた時のことです。
大人たちが静かに佇む中、もうすぐ1歳半になる息子が「あっ、あっ」と突然大きな声を上げ始めました。
少しばかり気まずい空気が流れるかと思いきや、周囲の方々は皆、笑顔で息子を見守ってくれたのです。
その場の雰囲気が一気に和やかになり、私もホッと胸を撫で下ろしました。
 この時、私は「雰囲気」という目に見えないエネルギーの存在を改めて実感しました。
雰囲気、それは科学では計り知れない、まさに「氣」の一種と言えるでしょう。
私たちは、常に良い意味でも悪い意味でも、この雰囲気の影響を受けて生きています。
 例えば、お葬式のような悲しい雰囲気の場では、自分も悲しい気持ちになったり、涙もろくなってしまいます。
プレゼンテーションなど、「こうあらねばならぬ」という場面では、緊張やプレッシャーから生まれる重苦しい雰囲気にのまれ、本来の力を発揮できなかった経験など、誰しもあるのではないでしょうか。
逆に、明るく活気のある場所では、自然と気分が高揚し、創造性が刺激されることもあります。
 明るい氣であるプラスの氣に包まれると、私たちは自然と笑顔になり、前向きな気持ちになりますが、暗い氣であるマイナスの氣の影響を受けると、心が沈み、本来の力を発揮できなくなることもあるのです。
 大切なのは、周囲の雰囲気に流されることなく、常に良い氣を発信し続けることです。
そのためには、マイナスの氣に負けない強い心を養い、周囲の雰囲気にのみ込まれないように、自らの氣を高める必要があります。
 日々の生活の中で意識的に楽しい心を育む工夫をすることも大切です。
例えば、好きな音楽を聴いたり、美しい景色を眺めたり、気の合う仲間と語り合ったりすることで、心のエネルギーを高めることができます。
また、感謝の気持ちを忘れずに、常にポジティブな言葉を使うように心がけることも、良い氣を発信する上で効果的です。
小さなことでも感謝の気持ちを言葉にすることで、周囲の人々との関係が良好になり、より良い雰囲気を生み出すことができます。
また、雰囲気にのまれ易く実力が発揮できないなどの自分を見つけたら、過去の自分やご先祖がマイナスの氣の影響を強く受けていたとも考えられますので、そこに意識を向けて真氣光を受けてみるのも良いでしょう。
 いつも真氣光を利用できる私たちは、日々の生活の中で上手くこれを活用し、意識的に良い氣を発信して、プラスのエネルギーに満ち溢れた毎日を送りたいものです。

不思議な縁と気づきの宝庫、研修講座

 今日から、岡山県は総社市での真氣光研修講座が始まりました。
こちらで初めて開催したのは、もう十年以上前で、隔年で開催していますから、もう5回はお邪魔していることになります。
しかし、私は総社(そうじゃ)という少し変わった地名について興味を持ったことはなかったのでした。
それで今回、ふと調べてみることにしたのです。
「平安末期に造られた総社宮が由来。備中国中の神社を巡拝する慣わしの不便をはぶくため、324社の神を合祀した」と、ありました。
1月の伊勢、先月の太宰府といい、今回も開催地の近くに神社があったということで、改めて神さまとのご縁を感じるとともに、そんなにたくさんの神さまを合祀できるものかと、びっくりした次第です。
 ところで研修講座は、参加される皆さんが、まるで磁石に引き寄せられるように不思議な縁で集まった人々が集う場です。
今回で399回目、ちょうど35年目の開催になりますが、長年やってきて、つくづく思うのは、「ここでは一人では決して得られない、かけがえのない体験と学びが待っている」ということです。
 人が集まることで生まれる、様々な気づきと発見。
それは、講師の話だけではなく、参加者同士の何気ない会話の中に、ハッとさせられるような言葉が隠されていたり、誰かの仕草から、言葉では語られない深い感情が伝わってきたりします。
 例えば、ある人が語った過去の経験談が、別の参加者の抱えていた悩みを解決するヒントになったり、また、別の参加者の発した質問が、参加者全員の理解を深めるきっかけになったりすることもあります。
また、休憩時間や食事の時間など、研修の合間に交わされる雑談の中にも、貴重な学びが隠されています。
 真氣光のエネルギーによって、マイナスの氣はプラスの氣に変わるのですが、これまでに変わっていった、たくさんのプラスの氣の応援の結果だと思うのです。
 先代の時代から、研修講座は団体生活を重要視しているのですが、まさにこのような理由からです。
共に時間を過ごし、共に学び、共に体験することで、参加者同士は深い信頼関係を築き、互いに支え合い、高め合う存在となります。
宇宙からのエネルギーである真氣光を、自分と自分の身のまわり(つまりこの地球上)で駆使して、氣の環境を変えていく仲間というわけです。
 不思議な縁で集まった仲間たちと共に過ごす時間は、かけがえのない宝物です。
ここに神社の神さまが結んでくださる縁も、大いに関係していることだと思うのです。
どんな講座になるのか?今回も楽しみです。

(81) 心に余裕を持って良い氣を集めよう

 先日、3つあるエレベーターのうち2つが点検中で、残りの1つに長蛇の列ができていました。
なかなか順番が回ってこず、イライラが顔に出ている人もちらほら。
そんな時、ふと「急いては事をし損じる」という諺が頭をよぎりました。
 焦る気持ちは、不注意を招き、思わぬ失敗につながることがあります。
この諺は江戸中期からあるそうで、昔の人も現代人と変わらず、セカセカした心への注意を怠らなかったのでしょう。
 日常生活では、このような場面によく遭遇します。
時間に追われた朝の通勤、レジ待ちの列、あるいはパソコンの動作が遅い時など、私たちは常にセカセカとした気持ちと隣り合わせです。
 このセカセカした心の裏には、私たちを失敗させようと邪魔をするように働く「マイナスの氣」が潜んでいるものです。
マイナスの氣は、私たちの心を落ち着きのない状態にし、不注意を誘います。
 例えば、急いでいる時に限って、物が見つからなかったり、階段でつまずいたり……これは、マイナスの氣が私たちの集中力を奪い、注意散漫にさせているのです。
また、セカセカしている時は、周りの状況が見えなくなり、他人に迷惑をかけてしまうこともあります。
 マイナスの氣は、私たちの心をコントロールし、本来の力を発揮できないように仕向けますが、私たちはそれに気づき、意識することで、マイナスの氣の影響を最小限に抑え、プラスの氣の応援を受けやすくすることができるのです。
 では、自分はどんな時にセカセカ心を作るのでしょうか。
 私の場合、電車などで時間に追われている時や、仕事で締め切りが迫っている時、あるいは予定が立て込んで焦っている時などが危ないようです。
そして、これをできるだけ少なくするために、仕事の優先順や予定の立て方など、私は自分なりの対策を立てて試しています。
 また、セカセカした気持ちになった時は、一度深呼吸をして、心を落ち着かせることも大切です。
そして、「急いては事をし損じる」という言葉を思い出し、焦らずに行動するように心がけましょう。
 また、日常生活の中で、意識的にゆったりとした時間を作ることも効果的です。
例えば、朝少し早起きをして、ゆっくりする時間を作ったり、夜の真氣光の時間を利用してハイゲンキを多めに使い、心と体に氣を取り入れることで、マイナスの氣を遠ざけることができます。
 セカセカした心に気づき、マイナスの氣との縁を変えることで、プラスの氣の応援を受け易くなり、その結果私たちはより穏やかで充実した日々を送ることができるのです。

疲れていても、やってしまおう!

 私は、疲れているけど、まだやらなければいけないことがある時には、(可笑しな話ですが)我が家のソファには近づかないようにしています。
ソファに倒れ込むと、まるで時間が止まったかのように動けなくなり、その後に何もしたくなるからです。
 これは医学的に言えば、副交感神経が優位になり、心身が休息モードに入る自然な反応だと言えるでしょう。
しかし、頭の片隅には「あれもやらなきゃ」「これも終わらせたい」という思いが残っていますから、簡単には、このような体の欲求に任せてはいられません。
私がいつもお話しするマイナスの氣の影響があるので、やらなければいけないことがある時には、思い切って先に済ませてしまうことが、本当の意味での疲労回復の鍵となります。
やるべきことをやり終え、その後にゆっくりと休息を取るという習慣を身につけることが、氣の観点からもオススメなのです。
 私たちの身の周りには、目に見えない「マイナスの氣」が存在していて、隙を見ては私たちの行動を妨げようとします。
特に「疲れた」と感じている時は、マイナスの氣の影響を既に受けている状態です。
何かをしようと思っても、なかなか行動に移せないのは、このマイナスの氣の仕業とも考えられるわけです。
このような時に、私たちはマイナスの氣に抗って、強い意志をもって行動できることで、その影響を跳ね返して「氣のエネルギー」を高めることができます。
つまり、行動こそが力となるわけです。
 ですから、行動を先延ばしにすることは、マイナスの氣に付け入る隙をどんどん与えてしまうことになります。
できることから手をつけて、少しずつでも行動に移していくことで、マイナスの氣を遠ざけ、プラスの氣の応援を受けやすくすることに繋がるのです。
さらには、真氣光のエネルギーが、マイナスの氣からの影響を少なくしますので、定期的に氣を受けることも大事です。
 このようなことですから、例えば、少々疲れて帰宅しても、すぐにお風呂を沸かして入ってしまう。
他にも、ご飯を食べたりするなど、どうしてもやらなければいけない事を終えてから、ゆっくり休憩すれば、心置きなくリラックスできます。
さらに、翌朝の準備を済ませておくことも効果的です。
朝の時間を有効活用でき、余裕を持って一日をスタートできます。
 小さなことでも構いません。
まずは一つでよいですから、行動に移してみましょう。
マイナスの氣に負けることなく行動しようとする、その積み重ねが、やがては大きな飛躍へと繋がるのだと思うのです。