息子が食事中、嫌いな野菜を床に放り投げるので、私はつい「ダメでしょう」と言ってしまいます。 心に余裕がない時、ポジティブな言葉はなかなか出てこないものですね。 ところで、私たちは「足りない部分」や「欠けた部分」ばかりに目がいきがちです。 これは人間の脳の特性だとか…。 例えば、一部が隠れている図形を見ても全体を認識できるように、脳は「欠けた部分を補おう」と処理するため、自然とそこに注目してしまうそうです。 この残念な視点は、他人だけでなく、自分自身にも向けられがちです。 足りない部分に気づいて改善できれば良いのですが、ただ「ダメなところ」ばかりを気にするのは意味がありません。 私たちは、小さい頃から、そのように教育されてきたのかもしれません。 例えば、90点のテストを持ってきても、「あと10点で100点だったね」と、取れなかった部分ばかりに目がいきがちです。 私自身も、いたずらをして母から「ダメでしょう」とたびたび言われて育ったものですから、つい同じ言葉が口から出てしまっているような気がします。 このようなことには、マイナスの氣の影響も関わっています。 日々のストレスやネガティブな感情を抱え続けると、そこに同調してマイナスの氣を引き寄せてしまい、それが欠点ばかりに意識を向けさせてしまうのです。 宇宙からの真氣光のエネルギーは、受ける人の氣を高め、それによってマイナスの氣をプラスに変えます。 真氣光を受けることで「出来ていること」を見つけやすくなりますので、ハイゲンキを日常的に使い、常にプラスの氣を充電することを心がけてほしいと思います。 さらには「足りない部分」に目が行かないように、次の方法を試してみてください。 まずは、意識的に「できたこと」に注目することです。 例えば、自分に対して、完璧でなくても「今日はこの部分を改善できた」など、具体的な小さな成功や達成点を見つける練習をしましょう。 また、他人に対しても、誰かの行動を見て、まず「良い点」(いいとこ)を一つ見つけて心の中で褒めてみることです。 そして、日頃から感謝の視点を持つことも大切です。 日々の小さなことにも感謝する習慣を持つことで、マイナスの氣がプラスに変わります。 私たちは皆、「欠点探しのスペシャリスト」かもしれません。 真氣光のエネルギーと日々の練習で、心のフィルターを浄化し、自分自身や他者の「光」に、もっともっと気づけるようになりたいものです。