氣づきが未来を拓く

 私たちは人から何を言われても、すぐに忘れてしまったり、聞き流してしまったりすることがあります。
これは人間の脳の特性だとか…。

 例えば、「もう少し早く寝た方がいいよ」とアドバイスを受けても「そうね」と言いながら、どこか腑に落ちていないため本当の意味で受け入れることができないそうです。

 この残念な反応は、他人からの指摘だけでなく、自分自身の内なる声にも向けられがちです。
気づきがあって改善できれば良いのですが、ただ「言われたから」という理由だけでは、本当の行動には結びつきません。

 このようなことには、マイナスの氣の影響も関わっています。

 日々のストレスやネガティブな感情を抱え続けると、そこに同調してマイナスの氣を引き寄せてしまい、それがプラスの氣が応援しようと働いてくれているのに聞く耳を持てなくさせてしまうのです。

 宇宙からの真氣光のエネルギーは、受ける人の氣を高め、それによってマイナスの氣をプラスに変えます。
真氣光を受けることで「気づく力」が高まりますので、ハイゲンキを日常的に使い、常にプラスの氣を充電することを心がけてほしいと思います。

 さらには、自分自身の氣づきを深めるために、例えば、日記を書いたり、一日の終わりに「今日の学び」を振り返る時間を作ったりして、自分の行動や感情を客観視する練習をしましょう。
また、何か問題が起きた時には「何か自分に気づかなければならないことがあるかも…」と考える前向きな姿勢を持つことも大切です。
真氣光のエネルギーが魂に浸透していくと、何かの拍子に「ハタ!と気づく」瞬間が訪れるものです。
そのためにも、日頃から心を静かにして氣を受けるなど、自分の内側に意識を向ける時間を作ることです。

 また、他人に気づいてもらうには、いろいろ言えば言う程、反発されて問題が難しくなることがあります。
馬の耳に念仏という諺があるように、闇雲に教えても耳に入らないもの。
直接的に指摘するのではなく、質問を投げかけ本人に気づいていただくために、日頃から忍耐強く待つ姿勢を持つことが大切です。
じっくりと氣づきを促しながら待つという姿勢が、相手の心を開く鍵となります。
そのためには、何と言っても、自らが真氣光をしっかりと受けることでしょう。

 氣づきに終わりはありません。
高みを目指して気づいて変わっていこうとすること、つまり魂の輝きを更に増していくことが求められています。
真氣光のエネルギーと日々の練習で、心のアンテナを研ぎ澄まし、自分自身や他者の「氣づきの瞬間」に、もっともっと敏感になりたいものです。