マイナスの「氣のせい」(2)共通点がある

 よくドラマの夫婦喧嘩のシーンで、我が子の悪いところを引き合いに出して、例えば「いやしいところが、あんたにそっくりだ」等と、相手を罵る場面があります。
親子ですから、遺伝子という観点で似ているという考えもありますが、私は同じようなマイナスの氣が作用して親子が似ているということが多々あると思います。
さらには血のつながりがない夫婦なども長年連れ添う間に似てくるというのも氣の影響と言えるでしょう。
 このマイナスの氣の影響で親子が似るという話、最初は気にもならないような共通点かもしれませんが、だんだんいろいろな所に多くの共通点が見つかれば、それはもう気のせいではなく、マイナスの「氣のせい」と考える方がよいかもしれません。
もう少し詳しく説明すれば、上の代の人に影響を与えていたマイナスの氣が、本人が亡くなっても存在し続けて、下の代の人にも影響を与えるということです。
この場合、上の代の人には、さらに上の先祖が関係していることがありますので、限りがないほど上の代からの深い因縁ということもあるのです。
もちろんマイナスの共通点の原因は、直接上の代の人が分かって欲しくて、自分と同じような苦しみを、今生きている人に与えていたということもあります。
しかし、先祖本人ではない、例えば先祖に恨みを持っていた人達が先祖に影響を与え、そして今なお生きている人達にも影響を与えているということがあるものです。
そのような場合、マイナスの「氣のせい」で、いろいろなところに似たような共通点が現れます。
例えば、病名は違っても体の似たようなところが病気になったり、痛んだり違和感が出たり、性格や気性が似てきたり、仲が悪くなる・お金に困るなど同じようなマイナスの状況が周りに多くなるなどの御先祖の誰かとの共通点です。
 真氣光は、それを受ける人のマイナスの部分に浸透することで、共通点を持ってそこに関係していた御先祖にも光が届いていきます。
そして自然に、ご自身ばかりではなく上の代の人達にも氣づきを与え楽にしていくのです。
 明日から湘南での真氣光研修講座が始まります。
この地域には鎌倉という歴史の上でも中心となった古都があります。
皆さんの御先祖様も、この地にまつわる何かしらの影響を受けていたかもしれません。
さらには研修期間中は、お彼岸にも当たっております。
いろいろな苦労の中を生きぬいてくれた御先祖様あっての私たちです。
そのことに思いを向け、氣を受けてみてはいかがでしょうか?そして何かしらのマイナスの氣による共通点を感じた方は、ぜひ研修講座期間中の4日間集中遠隔真氣光をお薦めします。
(中川 雅仁)
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震災から一年を迎えて

 今日は仙台に向かう新幹線の中で原稿を書いています。
昨年3/11もこのような金曜日で、私は本紙の原稿を書きながら昼からの半日出張のつもりで仙台のセッションに向かいました。
ところが大震災が起こり、着の身着のままの二泊を余儀なくされたのでした。
たいへんな大惨事でしたから、私は幸運だったとしか言いようがありません。
直接被害に遭われた方々がどんなに苦労されているか、ほんの数日では到底計り知ることはできませんが、私にとっては言葉では言い表せない貴重な三日間となりました。
 先日、新宿で開催されている長倉洋海写真展「子どもたちの元気便-震災からの出発」に行ってきました。
長倉さんは月刊ハイゲンキ2006年11月号の巻頭対談でお話を伺った報道写真家です。
長倉さんは世界の紛争地や辺境を訪ね歩き、そこに生きる人々、とりわけ子どもたちの生き生きとした姿を撮り続けている方ですが、今回の写真展では昨年9月から12月までの東北3県の子どもたちの姿を撮影した作品を展示しています。
写真とともに子どもたちが書いた作文の一部も展示してあり、子どもらしい純真な笑顔の奥にある辛さ・切なさが感じ取れます。
「こんなにも明るい笑顔があるのか」と、長倉さんの持っている氣とでも言いましょうか、被写体本来の姿をそのまま引き出す力に感心させられます。
未来を希望で一杯にした子どもたちの強さ、たくましさを感じ、私たち大人、一人ひとりが出来ることとは何かを今一度考えさせられました。
 ところで今週、私にはもう一つ忘れられない日があります。
それは10日の東京大空襲の日ですが、民間募金で作られた東京大空襲・戦災資料センター館長の早乙女勝元さんに月刊ハイゲンキの2010年8月号でお話しを伺いました。
開館10年を迎え来館者はすでに10万人を超えたそうですが、震災の影響なのか修学旅行生らを中心に昨年の来館者は半減ということのようです。
 世界平和の問題、震災復興と防災の問題、原発の問題、私たちは体験を通して学んだことを、次の世代の子どもたちのためにさらに良い社会作りに向けての努力を惜しむわけにはいきません。
真氣光は見えない氣の世界から、それを後押ししてくれるプラスのエネルギーです。
この週末10、11日夜10時から15分間の真氣光の時間には、ご縁のある皆様にこのような事を思いながら、たくさんの光が届くことを祈って、真氣光を送りたいと思います。
 新宿コニカミノルタプラザでの展示は3月22日(木)まで、子どもたちの言葉が入った長倉さんの写真集「だけど、くじけない~子どもたちからの元気便」NHK出版1680円が出版されています。
東京大空襲・戦災資料センター 東京都江東区北砂1-5-4
(中川 雅仁)
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上手に気持ちを切り換えよう

 私は月末・月初にはいろいろな仕事が重なり、特に効率良く仕事をしなければなりません。
忙しいとは「心を亡くす」と言いますが、心の余裕が無くなり、マイナスの氣の影響を受けやすく、良い氣づきを得たり本来やらなければならないことが効率良く進まないのです。
1992年初めて真氣光研修講座に行って、私自身ずいぶん変わりましたし、進歩があるようには思いますが、まだまだ反省の余地があります。
 ところで私たちの周りには、エネルギーを下げるように影響を与えるマイナスの氣と、私たちのエネルギーを上げるように働くプラスの氣とがあります。
自分自身の心からも心の状態に応じた氣を発していますので、マイナスの感情に支配されていると周りから波動の同調作用によりマイナスの氣が集まり、その影響を強く受けるようになるのです。
ですから出来るだけプラスの心を持つようにしようということですが、それを知って次に重要なことは、「気持ちの切り換え」ということです。
 私たちは、まだまだ成長の余地がある不完全な魂ですから、この世に生を受け、いろいろな事を体験しているのです。
そういう意味では、マイナスの氣の影響を全く受けない人はいないのですから、いかにその影響を少なくしていけるかということに尽きると思います。
それにはまず、真氣光を日々の生活の中で取り入れていただくことです。
それにより宇宙からのエネルギーが魂に浸透してマイナスの氣の影響が少なくなるのです。
さらには自らのマイナスの氣の存在に気がついて、それをプラスに変えていこうとすることです。
そして心がマイナスの氣の影響を受けマイナスな気持ちに支配された時には、いかに気持ちを切り換えられるかということです。
この気持ちの切り換えは、不必要なマイナスの氣の影響を少なくするばかりかプラスの氣の応援が得やすくなり、自分自身を客観的に観察できることで魂の光を増やせる効果があるのです。
さらにはマイナスの氣の影響を受けている周りの人にも寛大な気持ちが向けられるようになるものです。
ですから自分なりの気持ちの切り換え方法が見つけられると良いでしょう。
 毎月開催している真氣光研修講座では、この気持ちの切り換えに行持集というものを使って、目覚めの誓い、栄養摂取の誓い等々いろいろな「誓い」を皆で唱和しています。
研修に参加されている方は、時には「ただいまからの私は・・・」で始まる文言を思い出してみてください。
気持ちの切り替えに役立つでしょう。
そしてまだ参加されていない方は、たくさんの真氣光を受けながらこの気持ちの切り替えの方法を体験できる研修講座を受講されてみてはいかがでしょうか。
(中川 雅仁)
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モノを作るという楽しさ

 先週紹介しましたパワーコネクタですが、早速多くの皆様からご注文をいただきました。
誠にありがとうございます。
出荷のための刻印作業をし始めておりますが、その際に3mm程の小さなネジを数カ所取り付けなければならず、老眼の影響を受けつつある私の目には、少々厳しい仕事になっております。
数年前なら何の苦労も無かったことですが、こんなところで体の衰えを実感させられるとは思ってもみませんでした。(笑)
しかし、体は衰えても心が衰えることはありません。
現在販売しているいろいろな氣グッズには、私の手作業が必要な物が数多くありますが、それは氣をより中継させるための行程であって決してないがしろには出来ないことなのです。
さらにはその手作業の行程において、どんなに一つ一つの作業がたいへんでも、「辛い」とか「めんどう」等といったマイナスの感情から発せられるマイナスの氣を入れるわけにはいきません。
しかし私の場合、このような単純作業もまた楽しい気持ちになれるから不思議です。
よく考えると、それは私の小学校時代の体験から来ているようなのです。
先代は真氣光を始める前、元々の時計技術を生かして時計学校を経営しておりましたが、それが廃校になった直後、看板入りの回転時計を作る会社をしていた時期があります。
A4サイズ2枚ぐらいの面を持つ立方体の一面に時計を入れ、残りの3面に広告を入れて、それをクルクルと垂直軸周りに回転させるのです。
先代は、百台くらいを一気に作っては営業販売するということを一人でやっていたのですが、私もそれらを作るときには、遊びにも行かず、よく手伝っておりました。
いろいろな部品を作るところから始まり、たくさんの物たちが段々に組み立てられていくのですが、モノに命が吹き込まれていくようで、何故かワクワクするような、楽しかったような記憶があります。
自分の手塩に掛けた物たちが行く先はどんな所だろう、山の中だろうか、海辺なのだろうか、ビルが建ち並ぶ都会なのかな・・・などと想像していました。
氣を知るようになって、一生懸命に作るとは「氣を入れる」つまり見えないエネルギーである氣をモノに注ぎ込むことであり、行く先々を想像することは「氣を向ける」つまり、モノが出来る前からそれが行く所に「氣が届けられる」ということなのです。
 今の自分があるのは、あの時のいろいろな経験があるからだと思います。
やはり一つとして無駄な体験は無いようです。
そのような私の心から発せられる氣と真氣光という宇宙からのエネルギーとがミックスされて、今回のパワーコネクタもより強力にハイゲンキを通して皆様のサポートをしてくれると思っています。
(中川 雅仁)
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旧型ハイゲンキを新型同様の中継量にするパワーコネクタ

 私は、日曜日に神戸での真氣光研修講座を終え一旦東京に戻り、昨日から大阪に来ています。
研修に参加していただいた皆様、さらには遠隔真氣光の申し込みで参加いただいた皆様、今回の研修も私にとってたくさんの良い体験をいただき有り難うございました。
ご縁のあるたくさんの方々に真氣光のエネルギーが届けられたことと思います。
 実は、一足早く大阪に出向いてハイゲンキ3型の出荷作業をしておりました。
本日便で送付しますので、お申し込みいただいている方でお待ちいただいている方は残り40名程、今月末頃には全員分の出荷完了となりそうです。
 ところで、当初私は新型のハイゲンキを購入してくださるのは、未だハイゲンキを持っていない方が中心だと考えておりました。
ところが既にハイゲンキを愛用してくださっているたくさんの方が、小型で便利、中継量が高い、遠隔真氣光がしやすい等々の理由で二台目、三台目のハイゲンキとして購入してくださったのです。
私にとっての大きな氣づきは、中継量を高めたいと考えておられた方が、たくさんいらっしゃったということです。
そこで今年初めから私は、旧型のハイゲンキの中継量も新型同様に出来ないか、それも値段が安い物で何とかできないかと、ずっと考えておりました。
そんなことから、間もなくお手元に届く月刊ハイゲンキ3月号の真氣光教室のページに詳しく書きましたが、『パワーコネクタ』という物ができました。
 このパワーコネクタは、掌に載る程の薄いボックスに旧型ハイゲンキに接続する端子と各種ヘッドに接続する三つの端子がついていて、上面には新たに設計したハイゲンキ用パワーシートが貼り付けてあります。
内部にも積層した計7枚のパワーシートが挿入されていて、元々旧型ハイゲンキに貼り付けてあるパワーシートと合わせると新型ハイゲンキと同じSAS三連マーク10,000個の刻印数になるのです。
パワーコネクタ上面のパワーシートには旧型ハイゲンキに貼ってあるパワーシートに記載されているシリアル番号と同じ番号を○○様などの宛名と共に刻印して出荷することで、今までのハイゲンキと共鳴して中継量を一桁上げる構造にしました。
 これは既に旧型ハイゲンキを持っている正会員の皆様に、正会員限定で販売したいと思います。
さらには、新型ハイゲンキがたくさんの皆様に購入していただけたことから、エス・エー・エスの利益を還元し、地球上にたくさんの真氣光エネルギーを受信する目的を込めて期間限定の特別価格を設定しました。
この機会に、ぜひたくさんの方々に利用していただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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マイナスの「氣のせい」(1)氣が向かない

 私は昨日から神戸・須磨で真氣光研修講座を開催しています。
眼下には青い海と綺麗な砂浜が広がっており夏は海水浴で賑わうという須磨の海岸を見下ろしながら、私は原稿を書いています。
今回の受講生は大阪・兵庫を中心に千葉や熊本からも集まって下さいました。
昨日の自己紹介では「何となく来たくなかったのですが、こういう時こそ必要と思って来ました」という人が多かったのが印象的でした。
その内訳を分類してみますと、(1)研修講座に来ようと思って決めていたけれど、事前になって何となく来たくない気持ちが出てきた、その逆に、(2)最初から神戸には来るつもりはなく、違うところで開催される研修に行こうと思っていた、(3)研修には行かなくていいと決めていたけれど、スタッフに強く勧められて重い腰を上げた…などです。
 皆さん、有難いことに共通しているのは、「真氣光研修講座に行くと、自分や周りが変われるので良いことには違いない」と思ってくれているところです。
普通なら、行きたくない気分ならキャンセルするのが当然でしょう。
しかし、氣のことを良く理解してくれていて、何かマイナスの「氣のせい」かもしれないということが頭でしっかりと理解されているから、今回来られたのだと思うのです。
 私たちは、頭でよく考えて分かっていることと、心に浮かんでくることには、違いがあります。
心に表れる気分や感情には、マイナスの氣の影響を受けていることが多々あって、私はこれを思い過ごしなどではなく氣の影響で、特に良くない方向に引っ張るものは(マイナスの)「氣のせい」だと考えています。
生きている人に比べエネルギーを失って体を無くした魂を私はマイナスの氣としていますが、その中には生きている人を「その人の魂が輝かない」方向に引っ張る存在があります。
意識して邪魔をするようなものもありますし、無意識のうちにエネルギーが下がる方向に影響を与えるものなどいろいろです。
 マイナスの氣の影響を強く受けると、頭では「こうしたら良い」「本当はこうしなければ」と思っていることが、邪魔されて行動できなくなります。
私たちは行動し体を使うことで魂が輝くようになっていますから、そのような邪魔が入ると魂の成長が損なわれるのです。
守護霊さんのようなプラスの氣が、私たちを悪い方向に行かないように「氣が向かない」と思わせる場合もありますから、氣が向かない気分は一概にマイナスばかりではないのですが、洗心を心掛け真氣光をしっかり受けることで、マイナスの氣によって「氣が向かない」現象に影響されずに、正しい選択ができるようになるのです。
(中川 雅仁)
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神戸での研修講座を前に武士のルーツを思う

 先日、新聞を読んでいると『NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせ、清盛ゆかりの地・神戸で展開されている観光キャンペーン「KOBEde清盛2012」。
その拠点施設、「歴史館」と「ドラマ館」がオープンした』という記事がありました。
NHKで毎週放映されている「大河ドラマ」は、昭和38年から毎年違う歴史テーマで制作・放映されています。
日本の歴史上の人物をテーマとしていることから、1年かけて放送される間に、ドラマの舞台となった地域が登場人物や歴史的な背景とともに繰り返し映し出されます。
そして番組を通してドラマの舞台となった地域に関心をもった視聴者が当地に赴き、歴史の軌跡をたどる旅を楽しむようになることから、日本人の観光旅行に大きな影響を与えてきました。
 何かに人々の関心が集まるということは、「氣が向く」つまり氣というエネルギーがそちらに集まるということです。
恨みなどの悪い思いはマイナスの氣ですが、興味が湧いたりもっと知りたいと思うことはプラスの氣で、興味が湧いた先にそれが送られるということになります。
埋もれていたものに「光が当たる」と言いますが、まさしく沢山の人の関心が集まることで、プラスの氣である見えない光のようなエネルギーが、登場人物や地域に届くのです。
私は氣を送って十数年が経過しましたが、埋もれていて出てくることさえ出来なかった魂たちが、そのように光が当たることでプラスの方向に大きく変われる場面をたくさん見てきました。
今月の真氣光研修講座が来週2/9から、神戸・須磨で開催されます。
私は十年ほど前に氣を送っていると、「武士の魂を鎮めてほしい」と何ものかに懇願されたことがあります。
それからも、いろいろな武士の魂に会ってきました。
(参考:(58) 苦しむ武士たちに光を
 私は氣の観点から毎年の大河ドラマに興味を持っています。
もちろん平清盛も見ていますが、武士という存在がまさに確立しようとする時代です。
いわば武士の魂のルーツとでも言いましょうか、本紙2006/7/20 (54) 永い年月を遡って届く光 でも書きましたが、法も秩序も無い時代に、武士がどれだけ必要であったかということ、源氏と平氏、彼らが居て、その後国を統一してくれたから今の平和な日本があるということ、かつて武士が統治していた日本に生まれたということは、直接武士の先祖が居なくても何らかのかたちで武士の魂に縁があるはずなのです。
そこに光が届くということは、沢山の人が良い方向に変われるきっかけができるということです。
大河ドラマで光が当たる年となる今年の神戸の研修講座、さらに気を引き締めて真氣光を中継しようと思うのです。
(中川 雅仁)
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ゲームの時代だから真氣光が必要

 きょうは、運転免許の更新で何年かぶりに運転免許試験場に行って来ました。
簡単な検査と、講習がありましたが、私は日頃人に話す側なので講習を受けることが少々新鮮な感じがしました。
安全運転についての説明を受けて、交通事故体験者のビデオを見て、交通事故がいかに恐ろしいかを学びました。
ビデオを見ながら、ハンドルを握る時は自分の車が凶器にもなり得るということ、心の緩みが無いようにと肝に銘じたのでした。
 ところで、ビデオを見るということだけでも、自分があたかも交通事故を体験しているような気持ちになるから不思議です。
私の場合、ドラマを見ていてもその場面に入り込んでしまうことがよくあり、年のせいか涙もろくなってしまって困っています。
最近は映画でもテレビでも3Dと言って立体映像の技術が進んでいますから、目の前にぶつかってくるように感じるなど本当にリアルなものに変わってきています。
この技術ですが、私は映画やビデオならまだしも、ゲームの世界で多用されて来ていることに危機感を覚えています。
毎日の生活の中で私たちは、自分が体験していることに対し考え判断して、それが経験となり学んでいます。
そしてその経験に基づいて、次の判断と思考を繰り返しているわけですが、ゲームの世界ではテレビや映画と違い、現実と非常に似た仮想空間の中で、この思考と判断を繰り返す訳です。
これを続けていると、現実とゲームの中と同じ判断と思考をしてしまい、何か壁にぶつかるとゲームを終了するかのような行動をとったり、仮想空間の世界に逃げるようになり、周りに居る人たちとの現実的な心の繋がりを避け、自分の事しか考えられなくなるのです。
得てして大切な事は多かれ少なかれ少々の辛さが伴います。
しかしそれが嫌で楽しいことに逃げるようになる・・・そうなっては、もはや魂の成長は望めません。
仮想の世界に生き続けているうちにやがて限界を迎え、生命エネルギーつまり氣が失われて行くのです。
日本をはじめとする文明の進んだ国では、それが顕著になっていくかもしれません。
 このような時代ですから、真氣光のエネルギーが、ますます必要になって来ていると思います。
ゲームなどに依存してしまうのもマイナスの氣の影響ですから真氣光を利用して、他の人のことを考えられる想像力を高めることが増々必要となってきます。
私たちの命は他者に通じているからです。
まずは私たち自身が輝き、家族や私たちの先祖にも感謝の光を送らなければなりません。
それが、真氣光を送っている宇宙の思いだと感じるのです。
(中川 雅仁)
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埼玉・浦和での研修講座を開催中

 私は昨日から、埼玉・浦和の施設で真氣光研修講座を開催しております。
昨日までは青空が広がっていた東京地方ですが、今日は朝から雪がちらついています。
降水が全く無く35日連続の乾燥注意報がでていたほどですが、恵みの雨ならず雪?になりました。
しかし、この雪も積もるまでもなく、ここ別所沼公園の木々にうっすらと白く綺麗な景色を作り出してくれています。
こちらは、約100万年前、大宮台地から湧き出した水が溜まってできた別所沼を中心に作られた、東京ドーム2個分よりは少し狭い広さの公園です。
公園の約半分を占める別所沼の周囲には足に優しい舗装素材で一周1,000 mの「トリムコース」が作られており、ジョギングや散歩を楽しむ人で賑わうそうです。
私たちが研修をしている施設は、この公園内に建っているのですが、東京センターのある池袋から30分程なのに、とても大都市の中とは思えない静けさです。
講義を行っている会場の窓からも見えるのですが、メタセコイアなどの巨木が立ち並んでいて、ちょっと日本離れした雰囲気を感じています。
 研修講座の二日目には、6~7人のグループに分かれて「お楽しみカード」なるものをやっています。
受講生の皆さんは、用意されたカードを引きながら、そこに書かれているキーワードについて、その時頭に浮かんだことを話すという時間です。
どんなカードが出るか「お楽しみ」ということなのですが、偶然のようですが今自分が直面している問題について関係があったり、考えさせられるカードを引くようです。
また、グループの人に話そうと考えることで、思いつくことがいろいろあり、それがとても良いようです。
さらには意識されることで、真氣光の光が届きやすくなりますので、その後の氣を受ける時間などでも効果が出やすくなるのです。
 ところで、お楽しみカードではないですが、神社でもらう「おみくじ」なども、捉えようによっては、これに類するものかもしれません。
書かれてある文章は、せいぜい数十通り、百人が「おみくじ」を引けば、必ず誰かが同じ文面を見ることになると思いますが、その文面から「ハッ」としたり、気がつくことは、人によって皆違うはずです。
私は、その人の魂の成長度合いで、気がつくことは変わるものだと思います。
ですから同じものを見ても、時間によって気づくことは変わります。
真氣光のエネルギーは氣づきを促すエネルギーです。
研修講座では、たくさん真氣光を受けるという少々特別な氣の環境の中におかれます。
お楽しみカードばかりではなく、いろいろなところで「氣づきのキーワード」に触れ、それが魂の成長に繋がるのです。
(中川 雅仁)
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感性を磨く時代

 先日の新聞に「一番幸せなのは、どの世代だと思いますか?」というアンケート結果が出ていました。
世代別(各世代100 人)に聞いたところ、20代の46%、30代の54%が「親、祖父母の世代」を挙げたということです。
30代の人にとって親や祖父母の世代ということは、多少の違いはありますが戦時中から戦後の混乱期つまり全く物の無い時代を経験した人達が当てはまります。
若い人達にとっては、「たいへんな時代はあったのかもしれないけれど、今は幸せそうだ」と感じるのでしょうか?確かに今の世の中、物質的には豊かになっていますが、いろいろな問題が山積みで、それらばかりが気になって気持ちが暗くなっている人が増えているようです。
物は増えても幸せとは言えなくなってきているのが現状なのでしょう。
 私はこういう時代だからこそ「感性を磨く」ということが大切になってくるのだと思うのです。
つまり人にとって本当に良いもの、すなわち人が持っている生命エネルギーを増やせるもの、皆が幸せになれるものを見つけ、さらにそのようなことを考え出せる力が大切なのです。
今のこの世の中、そしてこの地球からは、もはや良くない物やマイナスのエネルギーを取り去ることは不可能です。
だから今そしてこれから大切なことは、人が本来持っている、生きるため、成長するための感性を磨き、次の世代に受け継いで行くことなのです。
 私たち人間は進化しています。
進化とともに感性も鋭くなってきているのですが、良い物や良いエネルギーに心を合わせることがなかなかできずに、増えてしまったマイナスの物に気を取られ気持ちを揺さぶられて、立ち往生してしまい、前へ進めなくなっているのです。
つまり進化した感性を、いたずらに弄ばれているようにも思えるのです。
 しかし逆に言うとその繊細な感性を小さな良いこと、一つひとつに合わせていけることで、この地球は進化していけるのだと思います。
小さな良いこととは微細なエネルギーが放たれていて、それは人の意思や感情といった今まで続いてきたこの地球上にある粗いエネルギーとは違い、より進化したものが放っているのです。
ですからキャッチするには、少々「訓練」が必要です。
 真氣光研修講座では、真氣光のエネルギーを集中的に受け、様々な行法や講義を通して、人が本来持っている感性を「磨く」ということを行っているのです。
今年もまた来週の埼玉・浦和を皮切りに神戸、湘南、愛知・・・と毎月開催します。
たくさんの人に感性を磨いていただき、自分自身の生活をプラスに変え、周りの人さらには後生の人を幸せの方向に導いていただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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