人への恨みと悪口・陰口

 昨日から福岡・志賀島での真氣光研修講座が始まりました。
参加人数は15名と少なめですが、いつもよりは強いマイナスの氣が反応となって出てきているように思います。
氣を送っていると、氣を受けている人の口から、既に亡くなっている人の言葉が出てくることがありますが、私は光を失った魂(マイナスの氣)が真氣光の光によって浮かび上がって来る現象だと説明しています。
例えば、「首を返せ」と言って出てきた魂は、昔々、その人の先祖に戦いで破れ、恨みの念という強いマイナスの思いを代々、その人の先祖を始め今生きているその人にも向けているわけです。
人を恨むということが、氣のエネルギーを下げ、光を失わせるので、ますます苦しくなり、真っ暗なところに向かうことになるのですが、彼らにはそれが分からないのです。
苦しいから、さらに「こいつらのせいだ」と恨みをつのらせます。
このような魂たちは、より深い所に存在していて、なかなか光が浸透せず出てこないものですが、今回の研修では、これに類する反応が多く見られるようです。
 受講生の皆さんは、日頃熱心に真氣光をやってくれている方たちで、真氣光プレートブースターやブースターミニなど強力な氣グッズを持っておられる方も多く、隠れて邪魔をするように働いているマイナスの氣にも光が浸透して行った結果のようなのです。
 ところで、現代の世の中で「いま恨みの気持ちを抱えている」という人は、めったに居ません。
しかし、恨みまではいかないけれど、人に対してマイナスの念を抱く(マイナスの氣を送ってしまっている)ということは、気がつかないだけで、日常には頻繁にあることではないかと思います。
例えば、誰かの悪口を言っている場合、本人に言うのであれば注意を促すということで、意味のあることかもしれませんが、本人の居ない所で言う悪口、陰口・・・話ながらその人を思い出し、つまり本人をイメージしてマイナスの氣を向けているということになります。
恨みではないですが、氣の観点からは似たような行為と言えるでしょう。
マイナスの氣を送るということでは、誰かに対しての不平・不満、愚痴、告げ口・・・等々、注意を促すために正しいことをしているかのように錯覚することも多く、マイナス的行為をしていることに気がつきにくいものですから注意が必要です。
 また、既にマイナスの氣の影響を受けているから、そのようなマイナスなことを言ってしまったり、よく聞かされるということがあるものです。
どちらの場合も真氣光をしっかり受けながら、自分がどのようにプラスの方向に変わらなければいけないかを意識することです。
(中川 雅仁)
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氣を取り直す

 先日、パソコンが壊れて修理していたのです。
原因がある程度分かり、その対策のために、いろいろ手を尽くしたのですが、なかなか立ち上がってくれません。
夜も遅くなり「これはもう駄目かな」と、その日は諦めて寝たのです。
次の日、目が覚めて、どうしても気になるので、もう一度氣を取り直し、最初から頭を整理して順番にやってみたところ無事動き出し、ありがたいことに問題解決となりました。
私は、なかなか諦めきれないというか、問題がはっきりしないと気になるという性格で、逆にそんな状況から問題解決に至った時のスッキリ感が、たまらなく心地良いと感じるタイプのようです。
 2011/6/24の週刊真氣光ニュースで、「氣を取られる」という言葉について、マイナスの氣との関係を説明しました。
マイナスの氣によって氣を取られ、ちょっとした不注意などが起きるということがよくあるものです。
これに似ているのですが「氣を取り直す」という言葉も重要です。
「元気を取り戻すため、心の持ち方を変える」という意味ですが、マイナスの氣の影響により、悪い方向に引っ張られると思うようにならず、気持ちも沈み、何とかなることでも出来なくなるものです。
この時、「氣を取り直す」、つまり心の持ち方を変えようとすることが、とても大事です。
 氣を送っていると、氣を受けている人の口から、既に亡くなっている人の言葉が出てくることがありますが、以前、ある女性に氣を送っていたところ、「こいつは、俺の思うとおりになる。
ここは居心地がいいから他には行かない」と言って出てきた魂がありました。
このようなマイナスの氣には、毎日の生活の中で、彼らの居心地を悪くさせる必要があります。
つまりマイナスの氣が、気持ちを下げようとする時に、その手にのらない、つまりマイナスの氣の思うようにはさせないという、ちょっとした「抵抗」をするのです。
ですから、氣を取り直して、上手く行かなくてもやってみることは、マイナスの氣にとって、とても嫌なことです。
そうすることでマイナスの氣の影響から脱することができ、それがまた貴重な経験となることで、その後も、マイナスの氣に与える隙をどんどん無くしていきます。
 真氣光を受け、氣のエネルギーを充電することで、「氣を取り直す」ことが容易になるものです。
また、真氣光を受けていても、マイナスの氣によってピンチに陥ることはあるもので、そのような時にも「氣を取り直す」ということを思い出せれば、マイナスの氣に対して思うようにはさせないという思いが、問題の解決を早めるのです。
(中川 雅仁)
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マイナスをプラスに、その練習の積み重ね

 昔、私は「人」が苦手でした。
特によく知らない人と接していると気疲れしてしまうので、大学を卒業して就職するときに、電機会社の研究職を選んだのです。
機械相手の仕事だと思って入りましたが、どんな仕事にも人とのコミュニケーションが要求されます。
人の気になる所、悪い所ばかりが気になり、どんどんマイナスの氣が溜まってしまいました。
結局、真氣光研修講座に行って、「自分が変わらなければいけない」ということに気がついたのです。
しかし、直ぐには思うように行かないものです。
何かのきっかけで「やっぱり駄目だ」と苦手意識が出て来たり、自信が無くなったりするのですが、氣を受けるようになり、だんだんそれが気にならなくなりました。
そのうちに、この会社に入り、先代が亡くなってしまったので、私が会長をやるようになりましたから、ますますそんなことは言っていられない状況(笑)になってしまったというわけです。
 苦手意識には、マイナスの氣が関係しています。
マイナスの氣は、いつまでも影響を与えていたいので、その人に変わってほしくありません。
時には、その人の心をネガティブなほうに引っ張り、さらなるマイナスの氣を集めようとします。
嫌な気持ちにさせるばかりではなく、良いことを思わせないようにしたり、やったほうが良いことを行動しないように邪魔したり・・・このように、マイナスの氣が邪魔をするようにして、生きている私たちの気持ちをコントロールすることは、たくさんあります。
 私は、マイナスの氣に負けない強い心が大事だと思っています。
不得意だと思っていること、苦手意識があることは、できるだけ避けて通りたくなるので、これまであまり経験していないことが多いものです。
これでは、できることも、いつまでもできないままです。
私は何事も練習だと思うのです。
鉄棒で逆上がりを練習したように、練習せずして最初から出来ることはありません。
苦手なら、人よりたくさん練習しなければならないはずです。
しかし、私たちは、体を動かすことには練習するという意識が持てるのですが、心のこととなると練習しようとは思いません。
「こういう性格だから仕方がない」と、諦めてしまうのですが、ここにもマイナスの氣の巧妙な手口があるように思います。
ネガティブな心に引っ張られる前に気がつけると良いのですが、引っ張られた後でも構いません。
これも練習だと思って、マイナスをプラスに気持ちを変えようとすることです。
その回数を重ねるうちに、真氣光のエネルギーの応援も手伝って、いつしか変われている自分を確認できるのです。
(中川 雅仁)
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出鼻をくじく・くじかれる

 私たちは、うまく事が進み始めた矢先に出鼻をくじかれるということがありますが、これがマイナスの氣の影響で起こることがありますので、きょうはその説明と対策をお話ししましょう。
 人は体を失っても、心を伴った見えない光のような氣のエネルギーとして存在し続けますが、体を失うときに辛い苦しい気持ちが強いと、氣のエネルギーを極端に失ってしまった魂、つまりマイナスの氣となることがあります。
そして、私たちは知らぬ間に、その影響を受けてしまいます。
マイナスの氣は、この人なら自分の気持ちを分かってくれると思い、引きつけられるようにやって来て、自分が不幸だから、その人がいつまでも不幸なままでいて欲しいと画策するのですが、その一番良いタイミングが、出鼻をくじくということなのです。
私たちは、何事も始める時には、少々の不安があるものですが、うまく行き始めると、どんどん調子に乗れます。
つまり「いいぞ」「楽しい」等と思える気持ちによってプラスの氣が集まります。
マイナスの氣にとっては邪魔が難しくなりますから、そうなる前に手を打とうと隙を探り行動するわけです。
 出鼻をくじかれたと思ったら、それはマイナスの氣の影響とも考えられますから、できるだけ気にしないようにしましょう。
人によっては、「これは神様がやるなと言っているんだ」とばかりに、すっかり意気消沈してしまう人がいます。
しっかり考え、自分にとって良いことだと思ったのなら、ちょっとやそっとのことで、やめてしまわないことです。
マイナスの氣の思いに負けてしまうと、いつまでも影響を受け続けなければなりません。
自分を強く持ち、どこかでマイナスの氣とは、お別れしないといけないのです。
そのようなマイナスの氣があるかもしれないと、それを意識して、そちらに光が届くようなイメージで真氣光を受けて下さい。
短時間にたくさんのエネルギーが受けられる真氣光研修講座も、おススメです。
 また、マイナスの氣の影響を受けて、他人の出鼻をくじいてしまうことがありますので注意が必要です。
特に会話の中での、ちょっとした言葉です。
例えば、楽しく出かけようとする直前に嫌なことを言う。
子どもが学校に行く前にガミガミ…ご主人が仕事に出かける前に嫌みを言う。
本来なら、その人が、どんどんプラスの氣に包まれて進むべきところですが、それが嫌なマイナスの氣の影響を受け、その手助けをしてしまうパターンです。
自分のものか、相手のものか、どちらにしても良いことはありません。
それに気がついたら、素直にそれを認め関係修復に努めるとともに前述のように真氣光を受けてみて下さい。
(中川 雅仁)
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真氣光で決断力をつける

 今日から、月曜日の連休まで神戸での真氣光研修講座が始まりました。
神戸には、飛行機とバスと電車を乗り継いで来たのですが、約2ヶ月前に立てた時間通り、計画通りに来られていることに、日本の交通網の正確さと、守ってくれているプラスの氣に、つくづく有り難さを感じます。
私は、ひと月の間に北海道から沖縄まで一巡するサイクルで、2~3ヶ月前に交通手段と宿泊場所を予約するのですが、その時に「何時までに着くには、これに乗って…」とスケジュールを自分で立てるのです。
この時、何時の電車に乗るとか、何処に泊まるとか、悩み始めたら時間が掛かってどうしようもないので、どんどん決めていくようにしています。
過去に予約忘れをしていることがあったのですが、そういう時は決める段階で、どうしようか迷って先延ばしにしているうちに忘れてしまったというものですから、その時に決断してしまうということを習慣化しているわけです。
 他にも、このように仕事をしていると、マイナスの氣に決断力を鈍らされていると感じることがあります。
決めないと先に進めないのに、時間ばかり掛かってしまったり、注意をそらされたり、集中できなかったり…。
スケジュール決めばかりではなく、原稿書き、打合せ、何でも早く決断して、取りかかれると、仕事はスムーズに行くのですが、マイナスの氣が邪魔をするように働きかけてくることがあるのです。
私の場合、どんな仕事も、この真氣光、つまり見えない光を広めるためのことですから、この光を広めて欲しくないと思っている魂(マイナスの氣)が存在していて、邪魔をしようと画策しているのでしょう。
 このようなマイナスの氣とは、どのようなものがあるでしょうか。
例えば、①その人が行動し、魂の光が増えると、自分の思うようにできなくなると感じている魂。
②自分が不幸だから、その人も不幸になっていて欲しいと思う魂。
③その人の家系を恨んでいて、その人を不幸にしたいと思っている魂。
④決断したことで、それが大きな失敗に繋がったために、もう決断することが恐くなってしまった魂もあるでしょう。
 皆さんも、行動しようとする時に決断力を鈍らされていると感じた時は、マイナスの氣の影響を受けている時です。
特に、行動できると強い光になったり、行動により光が受けられるという時には、強いマイナスの氣の妨害があるかもしれません。
そのような時に、それに負けないよう、強い心を持つことと、真氣光をしっかりと受けて、それに影響されないようにすることが大事です。
そうすることで、マイナスの氣の付け入る隙が無くなり、正しい決断が、スムーズにできるようになるのです。
(中川 雅仁)
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体を通して心地良さを感じよう

 全国的に寒い日が続いています。
都内も昨日から、積もるところまではいきませんが、雪がチラチラ・・・今日、私は家でこの原稿を書いていますが、マンションの窓から見える外の景色は、吹雪で真っ白という状況です。
外界から目に飛び込む風景から、寒さに負けそうなので、きょうは朝からのBGMをハワイアンにしました。
私は、テレビを見るより、音楽を聴いているほうが多いのですが、その日によって聴く音楽は違います。
今はネットを介して、いろいろな国や地域の音楽が無料で聴ける時代になりました。
私がきょう選曲したのは、ハワイの放送局が配信しているハワイアンです。
時々、英語で何やら言っていますが、良く分かりません(笑)。
外は寒さで一杯ですが、私のイメージでは、常夏のハワイでビーチベッドに横たわりながら原稿書き、白い砂浜と、その向こうに広がる青い海・・・凄く安上がりの海外旅行です。
 ところで、私たちは、外界から体の五感を通して得た情報をもとに、心にいろいろな気持ちが湧いてくるものです。
真っ白な吹雪を見ながら、寒そう・・・私の場合どちらかというとマイナス的な感情でしたが、このように外界からの要因により、気持ちが下がるほうに向かいやすくなる時こそ、体を通して気持良さが感じられるよう、工夫できるとよいでしょう。
例えば寒い時こそ、温かい飲み物、体が温まる食べ物が美味しく感じられるかもしれませんし、お風呂などは、より一層心地良く感じられるかもしれません。
ホワイトセラミックヘッドも通電して使えると気持ち良さが倍増するかもしれません。
マイナスの氣は、できるだけ私たちをマイナス的な感情にして、やる気を無くさせたり、面倒に思わせたり等、行動や気持ちをマイナスの方向に引っ張りたいと画策します。
しかし、そのような時に、私たちがそれに負けないよう工夫できると、マイナスの氣は、そこに居られなくなるわけです。
 真氣光研修講座の行持集では、今年から六根清浄祓詞(はらいことば)を入れています。
「目に諸々の不浄を見て 心に諸々の不浄を見ず・・・五感や意識で見たり聞いたりしても、そのことに心をとらわれてはいけない」というものです。
こればかりではなく、季節の習慣や行事、例えばお祭りのようなもの等、昔から私たちの祖先は、マイナスの氣の影響を遠ざけるために、いろいろな工夫をして来ていると言えます。
マイナスの感情にとらわれないばかりか、更に進んで、心が和む・温かくなる、気持ちがスッキリしたり心地良くなれたら、もっと良いでしょう。
私たちは、真氣光という宇宙からのエネルギーも利用できますので、それがより一層可能になるのだと思うのです。
(中川 雅仁)
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背筋を伸ばして

 私は、昨日から熱海で3泊4日の真氣光研修講座を開催しています。
ところで、この講座で最初に習うのは「合掌」と声を出し、背筋を伸ばして掌を胸の前で合わすポーズです。
1990年の開講当初より、研修では必ず講義の始まりと終わりに、この「合掌ポーズ」を採用しています。
私は、人は三つの要素つまり氣と体と心が相互に関係していると、いつもお話ししていますが、体を律することによって、気持ちが引き締まったり、心が落ち着いたりということがあるものです。
 このような体の姿勢に関する研究に、興味深いものがあります。
ハーバード大学の社会心理学・カディらの研究チームが、堂々とした姿勢をとらせた被験者と、縮こまった姿勢をさせた被験者という二つのグループに、それぞれギャンブルをしてもらったところ、前者のグループのほうがリスクの高い賭けに好んで出る結果が得られたそうです。
被験者の唾液を調べたところ、堂々とした姿勢、つまり背筋を伸ばした姿勢の被験者には「テストステロン」という決断力、積極性、攻撃性、負けず嫌いなどに関係するホルモンの増加が見られ、さらには「コルチゾール」というストレスホルモンも低下していたそうです。
姿勢によって周りの人の見る目もかわりますが、そればかりではなく自分自身にポジティブな気分が湧き上がってくることが医学的にもわかっているということなのです。
また、マイナスの氣は肩・背中・腰など体の後ろに集まりやすいのですが、背筋を意識することによって、そこにプラスの氣が届き、マイナスの氣が消えて行くことで、気持ちもポジティブになりやすくなるのかもしれません。
ですから、会社に向かうときに背筋を伸ばして歩くことでも仕事中の決断力や積極性が増すでしょうし、散歩をするときには、ストレスが少なくなることでしょう。
 このように体と心は繋がっているのですが、それぞれに直接関係するのが、人の持つ氣のエネルギーです。
宇宙からの真氣光を受け、この氣を高めることでも、体や心が良い方に変わります。
ですから、背筋を伸ばす姿勢など体を使うことに加え真氣光を受けることで、さらに効果を引き出せることでしょう。
私たちは、体があるから、辛い時、悲しい時、マイナスの氣の影響がある時にも気分を変えられるのです。
体を失い魂だけの存在になってしまうと自分自身で気持ちを変えることがとても難しくなります。
体を持っている私たちに与えられている特権とも言えますから、真氣光を使って上手く活用したいものです。
(中川 雅仁)
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良い習慣とマイナスの氣

 ある方が「ヘッドは、いつもここに入れているのに、無いんです・・・どこかに落としたかもしれません」と言われていたのです。
それが、後で聞くと「思いもよらない場所から出てきました」ということで一件落着になったのですが、この話から、より深い所に隠れているマイナスの氣の存在と、それへの対処法がわかりますので解説しましょう。
 この方のように、いつも氣中継器ハイゲンキのヘッドを入れている場所があるということは、すでに習慣化されているということで、いちいち頭を使わずに、つまり意識せずに行動できている状態と考えられます。
これは良いことで、入れるところを決めていないと、紛失してしまう確率が増えたり、使いたい時に使えないということで、マイナスの氣にとっては簡単にその人が氣を取り入れないようにできるということに繋がります。
そういう意味では、この方は、ある程度習慣的に氣を受けるようになっていて、マイナスの氣に邪魔されない環境作りができているとも考えられるのです。
ところが、マイナスの氣にも階層があり、より深いところに存在する、より暗いマイナスの氣が、その人の隙を見つけて巧妙に付け入ることがあります。
たぶんマイナスの氣は、この方が無意識のうちにヘッドを扱う毎日をそっと観察していて、隙ができたときに紛失させたのでしょう。
このように良い習慣の中にある、無意識の行動には注意が必要です。
 このことは、氣を受けるということにも当てはまります。
「氣を毎日習慣的に受ける」ことは、必ず一定の氣のエネルギーが取り入れられるということです。
これはマイナスの氣がプラスへと変わるためには、相当に効果のあることですので、まず何よりも大事なことと言えます。
面倒な時、何か氣を受けたくないような氣がする時、モチベーションを上げてから氣を受けなければいけないとすると、マイナスの氣の邪魔が入りやすいので、とてもたいへんになります。
ですから例えば、朝7時、夜10時の氣の時間に合わせて氣を受ける、テレビを見ながらヘッドを当てる、夜寝る時にはヘッドを当てるなど、ヘッドを当てたり、音氣を聞いたりすることを習慣にすると良いのです。
 そして、それができたなら、習慣化した行動の隙を狙って、いつまでも隠れていようとするマイナスの氣に光が届くよう、意識して氣が受けられるように、時々ヘッドの当て方や氣の受け方を変えてみたり、より深い所に存在するマイナスの氣をイメージするなど、マンネリ化しないようにするのです。
月刊ハイゲンキの購読、定期的なセンターの利用やセッションへの参加、真氣光研修講座の受講も良い刺激になりますのでオススメです。
(中川 雅仁)
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幸せは自分次第#1

 私が、氣を送っていると、氣を受けている人の口を借りて、強い恨みを持っている魂が出てくることがあります。
「こいつにやられた、だから苦しめてやる」と言って、その人の先祖にやられたことなのに、子孫を恨みの対象にするのです。
私は、このような強い恨みによって光を失ってしまった魂を、生きている人に比べ氣のエネルギーが低くなっている状態ということでマイナスの氣とよんでいますが、その人たちから学ぶことも多いものです。
 私が彼らに「恨んでいても苦しいだけだ、もう終わりにしよう」と言うと「お前になぞ、私たちの思いがわかってたまるか」と言い、恨みの対象となる人には、その苦しみを思い知らせようとします。
私は、「分からないかもしれないけれど、楽にはできる」と言って、できるだけその人たちの思いになって真氣光を送るのですが、そうすると、苦しみが、どんどん薄れていき、恨みたい気持ちも消え、最後には「光が見えてきた」と言って消えていくのです。
私たちというものは、ある人に対しては、わかるまいと思っていたり、わかってもらおうとも思っていないのですが、ある人に限っては、わからせたい、わかってほしいと思うのですから、良く考えると、都合の良いものです。
 もし、わかってもらえることで自分が幸せになる、逆に言うと、わかってもらえないと不幸が続くのであれば、自分が幸せになれるかどうかは相手次第ということになります。
幸せは、自分で掴めるものですから、相手次第となっているところに少々問題があり、何か自分の考え方や思いを変えていく必要があるということになります。
そしてこの時、自分をなかなか変えられないとしたら、それはマイナスの氣の影響を受けている結果と言えるでしょう。
人にわかってもらえずに、「わかってほしい」と思いながら亡くなっている魂は本当に多いもので、それがマイナスの氣となって、私たちに影響を与えていることがあるのです。
 周りの人がわかってくれると、ホッとしたり、楽になったりするものです。
わかってもらえることで思いを共有し、楽しい気持ちになれるということもあるでしょう。
しかし、どうしても人にわかってもらわなければ、自分は幸せになれないのかというと、そんなことはありません。
まずは、そのような気持ちに気がついたら、マイナスの氣の影響を受けているかもしれないと考え、真氣光を受けてみると良いでしょう。
もしかしたら、ある時期からの寂しい・悲しい・辛い等のマイナスの氣の影響を感じられるかもしれません。
そして、そこに光が届くことで、その人はさらに大きく変われるのです。
(中川 雅仁)
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初夢から氣づきにつながるアプローチ

 あけまして、おめでとうございます。
皆さん、年末年始は、いかがお過ごしだったでしょうか?
私は、4日間北海道で山ごもりをして、十分に氣を充電できました。
いろいろなことにチャレンジしていきますので、今年もよろしくお願いします。
 ところで、初夢は見ましたでしょうか?
日頃から、あまり夢を見ない私は、初夢とは無縁です。
先代は、白髭のお爺さんの夢を見て、ハイゲンキを作ったり、氣が出せるようになったりと、夢が現実の生活に直結していましたから羨ましい限りです。
 そういう私も、全く見ないわけでもなく、どちらかというと悪い夢を、たまに見ることがあります。
一番最近のものでは、大学時代に試験を受けているのですが、学内で一番恐い教授の前で、問題が何一つ分からなくて困っているものです。
実際にはそこまでのことはなかったのですが、夢の中の私は相当に困っているのです。
 これを、ただ悪い夢で終わりにするのではなく、夢も氣と関係があると考えると、それも氣づきに繋がるものです。
①「何かマイナスの氣の影響があるのかもしれない」と考えてみることです。
②マイナスの氣が「どんな気持ちをもっているのか」と考えてみます。
私の場合、一つには何か威圧的な力の前で、自分を失ってしまい、ただひたすら困っているということ。
もう一つは、自分が困りながら、日頃の努力が足りなかったことを、強く後悔している気持ちです。
③自分にも似たような気持ちはなかったかを考えてみます。
私も、幾度となく、もっと日頃からやっておけば良かったと後悔したことがありました。
後悔し過ぎると、魂は光を失ってしまい、体を失った後も彷徨ってしまいます。
そんな後悔しているマイナスの氣の影響を、昔から受けていたのかもしれません。
さらには、中川家はもともと農家ですから、昔から強い権力による威圧には、弱い立場にあったでしょう。
昔のご先祖も、そのような感覚はあったのかもしれません。
④「自分がどんなふうに変われると、より幸せになれるのか」を考えてみます。
毎日の生活の中で後悔しないよう、もう少し努力が必要なことがありましたし、私は、どちらかというと立場が上になりますから、マイナスの氣の思いとは逆に、威圧的になって人を困らせてはいないかと反省しました。
本当にマイナスの氣が影響していたのかどうかはわかりませんが、このように考えられたら、「おかげさまで…」と、⑤気づかせてくれたことに感謝できます。
マイナスの氣が離れて行こうとする時に、その思いを知らせたくて夢を見ることもありますが、まだまだ存在していることもあります。
これからの自分の考え方と行動次第だと、その時私は思ったのでした。
(中川 雅仁)
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