先週は、「プラスの氣の応援を受けるには、目的や目標を具体的に、より明確に、何回も意識すると良いでしょう」と書きました。
その目標を達成しようとする時に、いろいろなことが起こり、すんなりとは行かないことがよくあります。
きょうは、私の体験から、先週の続きを書きたいと思います。
昨年末のことです。
本ニュースに加え月刊ハイゲンキの原稿締め切りも重なり、大忙しの状態でした。
私は、やっと書き上げた原稿をメールで送信しようとしたのですが、パソコンが突然動かなくなり電源が落ちてしまったのです。
パソコンを再起動しても、なかなか立ち上がりません。
この時間の無い時に、どうなったんだ?とばかりに、私の心は、一瞬ネガティブな状況に陥りましたが、ぶつぶつ言っていてもしかたがありません。
まずは、パソコンにお祈りして(笑)、無事に立ち上がってくれるのを待ちました。
すると、時間は少しかかりましたが、起動してくれたのです。
出来たと思った原稿は全く見当たらず、諦めざるを得ませんでしたが、パソコンだけでも何とかなったのですから、まずは「良かった、良かった」と、いいとこ探しをして、気を取り直しました。
そして、今まで考えていたのですから忘れないうちにと、思い出せる言葉をどんどん入力しました。
書いているうちに、ポイントが少々変わりましたが、前よりも良くなって出来上がり、少々疲れましたが、何とか期限時刻までに終わらせることができたのでした。
目標に向かっているときに、何かにつまずいたり、失敗をすると、がっかりしてしまいます。
しかし、クヨクヨしたり、不平や不満、愚痴を言っていたら、マイナスの氣の思うツボです。
だいたい、そういう時を狙っているのがマイナスの氣です。
私は、いいとこ探しに加え、失敗した事実を、「これも良い原稿にするため」とか、「逆境に強い自分にしてくれている」とか、かってに良い方向にねじ曲げ、自分を適当に納得させました。
マイナスの氣の影響を遠ざけるのです。
さらには、失敗の原因究明も忘れるわけにはいきません。
マイナスの氣が二度三度狙って来ようとするからです。
また、目標に向かっている途中に、そのままの目標では実現が難しいと分かる時があります。
そんな時には、少しずらしてみると、進みやすくなることがあるものです。
それは、プラスの氣の応援による誘導ということもあります。
とにかく、気落ちしている暇はありません。
自分で考えて、乗り越え、少しずつ経験にする、この日々の取り組みを地道に強化するしかないのです。
プラスの氣に加え、真氣光のエネルギーも応援してくれますので、それもお忘れ無く。
(中川 雅仁)
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