新緑の季節です。私は北海道育ちですから、子どもの頃には当たり前のように身近にあった木々ですが、東京のようなコンクリートだらけの街では、一本の木でも有難いと思えます。私には、家の近所を散歩するときに目を癒してくれる、お気に入りの木があります。その木も会うたびに良い木を送ってくれているような気がしますし、少し時間があるときには明治神宮や新宿御苑などにも足をのばして、プチ森林浴として自然が放つ良いエネルギーをいただき気持のリフレッシュをしています。
森林浴という言葉が生まれたのは‘82年だそうですが、最近は「森林セラピー」という言葉も登場し「森に入ると気持が安らぐ」という現象を科学的に解明する技術が開発され、木々が持つリラックス効果などが明らかになりつつあるようです。独立行政法人森林総合研究所と千葉大が中心となり05〜06年に全国24カ所で行った実験では、森林で座って景色を眺めた後は代表的なストレスホルモンである唾液中のコルチゾール濃度が、都市にいる場合と比べ13%低かったという報告があるようです。また日本医科大の研究でも、免疫能を示すナチュラル・キラー細胞(NK)活性が38%、一ヶ月後も10%の向上があったという報告があるようです。
真氣光研修講座の中でも朝の青空教室と称して龍村先生の指導で、近くの公園などにある木を対象にして「木との氣の交流」を行っています。木に触れたり感じたり、木を強く意識することで木からの氣を感じるというものです。ふだんの生活の中でも木々は目にしているのですが、感じようとする気持ちが木からの氣の波長に合い、特別な感覚を覚える人もいるようです。私は、木や花々などの植物や、綺麗な景色の場所など自然の中には、まだまだ科学では分からないたくさんのプラスの氣があるのだと思います。そして氣というものは波動的な性質があるので、こちらが意識を向けて波長を合わせようとすることが大事だと思うのです。
真氣光も、ハイゲンキや氣グッズから「氣を受けよう」と、波長を合わせようとする気持が大切で、それにより氣の吸収力はグーンと上がるのだと思います。ところで「ハイゲンキから氣を受けよう」と言いましたが、ハイゲンキも氣グッズも真氣光のエネルギーを中継するものであり発生器ではないのですから、もう少し厳密に言えば、意識を向ける先は「ハイゲンキのさらに向こう側」つまり遙か遠くの宇宙ということになります。そろそろ皆さんのお手元に届く今月号の月刊ハイゲンキ「真氣光教室」では、その当たりにふれてみました。お楽しみに。