私は、今日(22日の木曜日)、夕方の便で成田を出発、米国はニューヨークに行ってきます。(成田エクスプレスの中で少々揺れながら原稿を作っています)毎年恒例になりましたが、研修講座の専任講師龍村修先生のお姉さんで先代の時代からニューヨークで真氣光を広めてくださっている龍村和子さん、さらには同じようにボストンで広めてくださっている桑原先生と、米国で沖道ヨガ&真氣光のセミナーを企画しており、それに参加するためです。今年で13回ほどになるでしょうか。昨年もバハマ、メキシコなどを回り本紙や月刊ハイゲンキでもレポートしましたが、今回は、ニューヨーク近郊での3泊4日のセミナーと半日ほどのワークショップが主な目的です。
先代の時代から真氣光と米国との縁は深く、ハイゲンキ発明のきっかけとなったのも、先代が米国に行ってエイズが流行っているので皮膚を過度に接触させるものは受け入れられないと知ったことでした。その後、夢で白髭の翁からハイゲンキ先端のピラミッド構造など今のハイゲンキの核心部分を教えてもらうことになったのです。さらには、‘90 年から真氣光研修講座を開催することができたのも、米国でたまたま知り合った人から、既に亡くなっていた沖先生の直筆ノートをいただき、先代がその内容に共感し、そんなことから当時下田にあった沖ヨガ道場で龍村先生にお会いしたことがきっかけなのです。
米国は、日本に比べると全世界の縮図のように多種多様な人が居ますが、その中で巡り会うご縁というものの不思議さを感じます。しかし氣の観点から考えると頷けるものがあります。「人がもともと放っている氣は波動的な性質をもっていますから、似たものは引き合います。類似なもの同士の中からは強く共鳴するものを探すのは難しいけれど、多種多様な中では少しでも似たものを見つけるのは比較的容易だ」ということでしょう。さらには多様な中での関係は、似ている中にも異質な要素をたくさん持っているわけですから、それから影響を受け、お互いに吸収・変化しやすいというわけです。
私自身、毎回日本では味わえない、いろいろな学びがあるのですが、今回もどんな人と出会えるのか楽しみです。インターネット回線がうまくつながれば今週の真氣光レッスンで、その辺りのお話しができるかもしれません。28日には帰国しますが、来週の本紙はお休みです。詳しくは、また月刊ハイゲンキのカラーページなども使って、報告したいと思います。