あなたには、たくさんの応援がある

 昨日から、2016年最後、第313回目の研修講座が沖縄で始まりました。
講義や行法、氣を受ける時間など、初日から盛りだくさんの講座です。
2日目の今日は、最初の氣づきの時間(いいとこ探し)がありました。
今月の氣配り画像は、このいいとこ探しにも関係する言葉を選びましたので説明します。
 これまで私は、氣を送ることで、氣を受けている人の口を借りて出てくる、たくさんのマイナスの氣に会ってきました。
それらの魂は、最初は「苦しい」「恨んでいる」と言っていても次第に、真氣光の光を受けて、「光が見えて来た、光のほうに行く、この人に迷惑をかけたので見守る」と消えていきます。
つまり一見良くないことを引き起こすマイナスの氣が、守護霊さんのようなプラスの氣に変わるということです。
そして、さらにそれらは、「この真氣光の光で楽になれた」ことを、身をもって知っていますので、この光の良さを他のマイナスの氣に伝えてくれたり、縁を作ってくれたり、説得してくれたりなど、何らかの方法で協力してくれているのです。
 会長セッションなどでもそうですが、氣を受けてマイナスの氣が浮き上がり話し始める人に、私が特に何も言わなくても、だんだん楽になってきて自然に気持ちが変わっていくことが多々あります。
また、恨んでいる・苦しんでいる魂の存在を、氣を受けている人に少しでも分からせたいと、力を貸してくれることがあります。
つまり真氣光の光が、その方に届いて行くのと同時に、蔭ではプラスの氣になった魂達が、一生懸命働いてくれているわけです。
 どんな人も、その人の家系を光で救いたいと思ってくれている存在があります。
また、ハイゲンキを使っている人は、その人を通して、何らかの反応が出ても出なくても、必ず周りのマイナスの氣に光が届いています。
それによってマイナスの氣はプラスの氣に変わっていますので、守護霊さんのようなプラスの氣の応援がどんどん増えているわけです。
真氣光のエネルギーも宇宙からの応援ですが、その周りには、かつてはマイナスの氣だった魂達が、光になって取り囲んでくれているのです。
 例えば、そこに花が咲いていても、慌ただしくしていれば、気がつかないことがあります。
せっかくの私たちへの応援も感じようと思わなければ、わからないことでしょう。
いいとこ探しとは、たくさんのプラスの氣の応援に気づくということでもあります。
マイナスの氣の影響を強く受けて、たいへんな時こそ、「あなたには(私には)、たくさんの応援がある」ということを忘れてはいけないのです。
(中川 雅仁)
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メンバーズの集いまで一ヶ月

 真氣光のエネルギーを受けていただくと、受ける人に縁のあるマイナスの氣はプラスの氣に変わって行くのですが、一年のうちで年末のこの季節が最もその変化が大きくなります。
新しい年を良いものにしたいと思うのは、生きている私たちばかりではなく、既に亡くなっている先祖の方々も同じであり、既にプラスの氣となった、私たちを守ろうとしてくれている存在は、少しでも縁のあるものを明るくしたいと願い一生懸命になってくれるからなのです。
このような時に、‘96年先代の偲ぶ会として始まったメンバーズの集いがありますので、真氣光のエネルギーそのものも強くなり相乗効果が現れるわけです。
 氣のエネルギーは人の意識に同調して集まる性質がありますが、それがわかったのは当時偲ぶ会のため奈良県は生駒山にあった研修所に百人を越える人が集まってくれた時でした。
皆で気持ちを合わせて氣を受けるということが、非常に効果を上げるということが確認されたのです。
それから私は、インターネットの普及もあり、生放送で映像を配信して意識を合わせる方法を取り入れ、‘07年から研修所がなくなりましたので全国のセンターをその中心にしたのです。
次に大きな変化があったのは‘11年でした。
東北での大震災があり、開催予定だった研修講座を急遽中止にした代わりに皆で意識を合わせて氣を送ろうと、三日間の研修講座に見立てて私の講義映像を配信し、「氣を受け・氣を送る」というイベントをしたのですが、これが私の予想を遙かに超える手応えがあったことで、その年のメンバーズの集いから、このスタイルを取り入れたのです。
 メンバーズの集いは、一日から参加の申し込みができますが、特に三日間を申し込まれた方は、ぜひ真氣光研修講座を意識していただきたいと思います。
例えば、メンバーズの集いの当日、皆で受ける遠隔真氣光の時間は15時からの45分間ですが、私は研修講座のように朝は7時から、そして午前、夕方、夜10時と参加者の名簿によって氣を送ります。
ですから、研修に来られたことがある人は、かつて受講した時のことを思い出して、それをイメージして氣を受けていただくと良いのです。
 さらに研修講座は申し込んだところから、自分ばかりではなく、周りのプラスの氣もマイナスの氣もそれを意識しますので、変化が現れ始めます。
ですから、積極的に嫌・苦手・面倒・悪いことなどマイナスを、少しでも良いこと(プラス)にしていきましょう。
年末の何かと忙しい季節ではありますが、あと一ヶ月あまり、せっかくの良い機会ですから、メンバーズの集いに向けて研修講座に参加するつもりで、準備してくださればと思います。
(中川 雅仁)
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メンバーズの集いに向けて

 私のスマホが、やっと新しくなりました。
それをスタッフに話すと、「会長、随分前から、調子が悪いって言ってましたよね」の言葉に、そういえば今年に入った頃からのことだったと気がついたのでした。
もう少しで一年になるところでした。
おかげさまで、サクサク動いてくれて、すっかり気分まで軽快になったのです。
これには言い訳がありまして、私のスマホは、いろいろ複雑な設定がしてあって、新しい物に変えるとなると設定に凄く時間がかかり、とても面倒だということ。
もう一つは、買おうとすると次の新機種が出るということになり、なかなか決められないということでした。
今回は、このまま忙しい年末に突入したら、みんなに迷惑が掛かるという危機感もあったのです。
やはり、根本は「面倒」ということで、購入を悩んでいる間中、不満げな状態が続くのですから、やはり私もマイナスの氣にやられていたのかもしれません。
 ところで、この世に生まれて来て、ある人の魂は光り輝き、ある人は光を失う、何が一番重要なのか?と聞かれた時、私は、皆が平等に与えられている一日24時間という時間の中で「心がどんな状態だったか、どのように意識を使っていたか」だと考えています。
プラスの氣を引き寄せる心の状態に加え、意識するから体が動き、それによってもっと魂の輝きが増すのです。
私のように悩んで先延ばしは、良いことがありません。
生きている間が魂を効率良く輝かせられるもので、それはどんな人も有限ですから、一日でも無駄にしたくはないものです。
 毎年、エス・エー・エスでは、メンバーズの集いというイベントを開催しています。
12/23~25大阪、名古屋、東京と三ヵ所(各地のセンターには中継)で、私の講義の前後に会長セッションを挟んで、この三日間で真氣光研修講座の三泊四日分以上に相当する氣のエネルギーになることを目標にしています。
また、会員の皆さんには、この日を意識していただくために謝恩セールを開催しています。
今月初めにお知らせしましたが、できるだけ早くから意識し行動することで、時間を有効に使って、強い真氣光のエネルギーと波長を合わせるのです。
マイナスの氣によっては、それがどんなものかわかっていますので、相当に嫌なはずです。
「まだまだ潜んでいられると思っているかもしれませんが、そうはいきませんよ」というような調子で、私もその日に向けて調整しております(笑)
一年のうちで最も真氣光のエネルギーが高まる時期が、この季節です。
寒くなる時期、忙しい時期とも重なります。
好転反応のように、一見マイナスな現象が出てくる人もいるかもしれません。
皆さんも各地の気功体験会やセンターで、氣の充電を心掛けてください。
(中川 雅仁)
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真氣光と強い心で魂を輝かせよう

 昨日から、千葉県は南房総での真氣光研修講座が始まりました。
自然公園のたくさんの緑と眼下に広がる海、そんな心落ち着くところで講座を開催しています。
ところで、いつも初日の私の講義では、『洗心の中の「強く」とは、マイナスの氣に負けない強さです』と、お話ししています。
私は、マイナスの氣による影響を全く受けない人はいないと考えています。
つまり、いろいろな一見良くないことは「マイナスの氣のせい」なのです。
だからと言って、自分は悪くないので、このままでいい、変わる必要はない、あるがままの自分でいればいい、ということではありません。
また「マイナスの氣のせい」だから仕方がないと直ぐに諦める、それを言い訳にして何も変わろうとしないのでは、良い方向に変わっていくのに時間がかかるのです。
 この話は、「自分のせいではない」から自分は「変わらなくていい」と、自分と他人の人間関係のように単純ではありません。
実は他人だと思っているマイナスの氣の正体とは、自分自身のマイナスの心に同調して集まる、強い関係性があるもの、つまり言い方を代えると「自分のマイナス部分」とも言えるのです。
 しかし、最初からマイナスの氣のことを知っている人はいません。
真氣光を取り入れることによって、少しずつマイナスの氣のことがわかってくるものです。
そして、氣への理解が深まって、マイナスの氣というものを深く知れば知る程、自分が変わらなければ、何の解決もできないことに気がついてくるようなものです。
ですから、私は、真氣光をこれから始めようとする人には「マイナスの氣のせいだから、あなたは悪くない。
真氣光をやってみましょう」と言い、真氣光を長い間やっている人には「マイナスの氣のせいだから、気づいて変われると良いですね」と言い方を違えています。
 真氣光を知らない人は、心を変える努力をして、その過程で自分から発せられるプラスの氣によって、少しずつマイナスの氣の影響を克服します。
それ以外に、プラスの氣を作り、マイナスの氣を減らせる方法がないからです。
しかし、真氣光を利用すると、自分の内側から作り出す以外に、外からプラスの氣を取り入れられます。
それによって、マイナスの氣が光へと変わるので、氣を受けるだけでも、ある程度の「マイナスの氣のせい」は、取り除けるのです。
しかし、この時、昇華されるマイナスの氣は氷山の一角(海から出ている部分)です。
さらに自分が意識して、生活の中で心と行動を変えられると、真氣光の光も手伝って氷山全体が(水面下の部分も)どんどん昇華されるのです。
真氣光とマイナスの氣に負けない強い心、その両輪で大きく飛躍していきましょう。
(中川 雅仁)
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マイナスの氣の存在に気づく

 疲れていると、ダラダラと無駄な時間を使ってしまうことがあるものです。
会長セッションなどで皆さんからよく聞く話では、「面白くもないのに、ついテレビを見てしまう」とか、「早く寝ればいいのに、つい遅くなってしまう」…などが上げられます。
私も、ある休みの日のことでした。
晩ご飯の買い出しに近所のスーパーに行ったのですが、魚にしようか?肉にしようか?そんなことを考えながら広いスーパーをぐるぐると2回ほど回っていました。
結局、魚にしようと決めて魚売り場まで来たのですが、今度はサンマか?鮭か?どちらにしようかと考えているわけです。
いつもの何倍も時間がかかってしまいました。
休みの日という心の緩みもあったのですが、疲れているから仕方が無いと適当な言い訳をつけたりして…、もっと有意義に時間が使えたのにもったいないことです。
 疲れた状態、つまりマイナスの氣の影響を受けた状態では、ボーッと考えるモードになってしまい、考えて決めるということに、非常にエネルギーを必要とすることがあります。
「何でもいい」と投げやりな答えになってしまったり、考えるのが面倒臭い、判断ができなくなったり、遅くなったりするのです。
さらには、悪いことをやめられなかったり、良いことだと思っていても、それができなかったり、できなくさせられてしまうことがあるものです。
 疲れているのは、マイナスの氣の影響を受けているからで、それを取り除くのは真氣光を受けるのが一番効果的です。
そのような時こそ、ダラダラと過ごすのではなく時間を有効に使うためにも「氣を受けよう」と集中するべきです。
ところが、それを分かっていても、思うようにできないことがあるものです。
これは、「そこに存在できなくなる」と危機感を抱く、マイナスの氣が、その人の意識をより一層妨害するために起こることです。
その人が、テキパキと有効に時間を使って、良い方向に変わると、魂のエネルギーが増え、輝きが増すのが嫌なのです。
マイナスの氣は、いつまでもその人の体を利用して、そこに存在したい、つまりマイナスの氣にとっては、その人の魂が輝いて波動的なズレが生じ、そこから離れなければいけなくなることが嫌なのです。
 日頃から真氣光を受けているから大丈夫と、安心していてはいけません。
マイナスの氣の存在や影響に気づくということも大事です。
マイナスの氣に付け入る隙を見せても良いことはなく、マイナスの氣の影響が感じられたなら集中的に真氣光を受けることをお薦めします。
最も効果的に、それができるのは真氣光研修講座です。
24時間、3泊4日に渡って、強い真氣光のエネルギーを受けることで、いろいろな氣づきが得られるのです。
(中川 雅仁)
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他を思いやる心を広げよう

 昨日の早朝、私は、ボストンで桑原先生が定期的に開催している真氣光セミナーで、お話しさせていただきました。
そうは言っても、現地に行ったのではなく、映像配信でお邪魔したのです。
パソコンという便利なものが出来たお蔭で、日本に居ながら現地の十数名の皆さんと顔を合わせ、講義をしたり、質問を受けられるのは有難いことです。
 ところで、このセミナーに十数年ぶりでお会いした方が来てくれていて、「最近の真氣光は、どんな風に変化しているか?」と、最初に良い質問をしてくれました。
私は、真氣光を生活の中で取り入れてくれる人が増えたおかげで、宇宙から地球に向けて集まるエネルギーが増えたこと、それに伴い自分自身と周りにたくさんの光が集まるようになった結果、自分ばかりではなく先祖や、先祖にマイナスの感情をもっている魂にまで光がより強く届くようになったと説明したのです。
 自分自身が体に持っている氣は、見えない光のようなエネルギーを発しています。
強い人も弱い人もいますが、どんな人も光を発していて、その光を周りの生きている人や、体を失い魂となった存在に与えているのです。
エネルギーは高い方から低い方へ移動するので強い光から弱い光のほうへ、つまり自分にとってのマイナスの氣に光が吸収されるのです。
このとき自分の周りに強いマイナスの氣があったり、多くのマイナスの氣があると、自分のエネルギーが吸収されて一時的に氣が減ってしまい、体や心にマイナスの現象が生じます。
ですから、自分に氣の余裕が無いと、いろいろな人に接したり意識することで「体や心が疲れる」ということが起きるのです。
しかし時間の経過とともに、周りのマイナスの氣がプラスに変わると、今度は応援してくれるような存在にかわり、それが自分にプラスの氣となって戻って来ます。
それは結果的に、自分自身の氣のエネルギーを強めます。
そして、さらに外から真氣光のエネルギーを入れられると、マイナスからプラスに変わる速度が大きく加速されるのです。
今の真氣光のエネルギーは、その傾向を増していると言えるでしょう。
 ですから真氣光を取り入れながら、積極的に周りに光を与える、つまり「他を思いやれる範囲」を広げていけると良いのです。
自分から、身近な家族、兄弟や親戚、さらには、先祖や友人、職場の仲間…、自分にとって大事な人から、苦手な人、嫌な人等々、氣の充電が進むと、マイナスの感情が少なくなり思いやりの心が持てるようになるものです。
今日から10日まで熊本は阿蘇で真氣光研修講座を開催します。
ご自宅でも、たくさんの真氣光が受けられますので、少しそのことを意識していただければと思います。
(中川 雅仁)
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気のめぐりが良くなり、気の滞りがわかる

 昨日から3泊4日の日程で、富士山での真氣光研修講座が始まりました。
研修講座が始まって前半の2~3日は、全ての人に当てはまることではありませんが、強い眠気が出てきたり、体の一部が痛くなったり重くなったりと、良くなる前に現れる反応、つまり好転反応が出てくることがあります。
今回の参加者の中にも、こちらに来てから頭が痛くなった、足が痛くなった、肩が重くなったと言う人がいました。
私は、そこを少し意識していただけるような、そんなお話をしてから、今日は長めの真氣光の時間にしました。
 これは、家の電灯を明るくすると、それまでは見えなかったゴミが見つけられ、そこを掃除することで、家の中がもっと綺麗になるようなものです。
見えない光のような真氣光の氣のエネルギーを強く受けると、体の中に急に氣が巡ります。
体の中の気のめぐりが良くなるのですが、同時にそれまでは分からなかった光が弱いところ(暗くなっている部分)、つまり氣が滞っているところ(気の滞り)が見えて来ます。
そのようなところは既にマイナスの氣の影響により光が減っているところなのですが、それが顕著に現れるのです。
そしてそれが、体の痛みや重さ、違和感として出てくるのです。
 既に自分の心にも、このマイナスの氣によって、嫌な人・苦手な人・気になっている人や事柄など、何か暗い影として感じられていることであり、知らないうちに影響を受けているものです。
例えば、人を咎めたり、非難ばかりしていて認めてあげられなかった、裏切られた気持ちばかりが強く嫌な人だと思っていた、などといったことです。
 体に表れる不調から、「これは何かマイナスの氣の影響かもしれない」と、より意識することで、そこに光が届きやすくなります。
さらには、上記のような自分のマイナス感情にも気がつけると早く昇華できるのです。
「良く考えると、いつもは痛くならないのに、ヘンだな」「めったに起こらないのに何故…」「原因がはっきりしない」そういう場合は氣のせい(マイナスの氣)ですから、そこから気づこうとしてみることです。
 このニュースを読んでいる読者の中にも、もしかしたら、こちらで開催している研修講座の強い氣によって、一見マイナスの現象が出ている人がいるかもしれません。
何か、そこに関係のあるマイナスの氣が、あるのかもしれないと意識して、そちらを感じ、そこに氣を集めるようにして真氣光を受けると、大きく変われるかもしれませんので試してみてください。
(中川 雅仁)
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歳とともにマイナスの氣を寄せ付けない

 来週月曜日は敬老の日ですので、この時期は、おじいちゃん、おばあちゃんに意識を向ける人も多いのではないでしょうか。
敬老の日を祝うのに該当する年齢は幾つからでしょうか?という質問に、昔は還暦を過ぎたらというのが普通だったようですが、今では60歳はまだまだ現役世代ですから当てはまらないと考える人が多いようです。
では幾つなのでしょうか?お孫さんができたら・・・と答える人が多いようです。
そうすると、私などは孫どころか子もいませんので、いつまでも該当することはないのですが、年々老化はやってくるものです。
私も日々気をつけて、プラスの氣に満ちた老人になるべく、研鑽を積み重ねているところです。
(笑)
 ところで、年齢のわりに元気な人、歳よりも若く見える人など、若い時には余り違いが感じられないものが、歳とともに大きな違いになることがあるものです。
これは、年齢とともにマイナスの氣の影響を強く受ける人と、あまり受けない人との違いとも考えられます。
氣の観点から、どのようなメカニズムで、このような違いが出るのでしょうか。
大きく分けると二つの考え方がありますので説明しましょう。
 一つ目は、歳とともに自分自身の氣のエネルギーが弱まる結果、そこにマイナスの氣が作用しやすくなるということです。
氣のエネルギーが下がるというのは、見えない光のような氣が暗くなるということですが、これは心の状態がネガティブになるということに起因します。
希望、喜び、楽しみ、生き甲斐、トキメキなど、心が明るいほうに向かうことが必要です。
体は筋力低下など、老化によって出来ないことが多くなりますが、心は別です。
歳を重ねる毎に、ますます心を明るく持てるような何かを見つける努力が必要です。
 二つ目は、長年の積み重ねによるマイナスの氣が、次第に強い影響を与えるようになるということです。
小さなマイナスの氣も、次第に似たようなものを引きつけ、時間とともに大きな影響を与えるようになるものです。
自分はこんなもんだ・出来ないものだと諦めていたり、何となく嫌・苦手・面倒など、強くはないけれど気持ちが暗くなるようなことがポイントです。
できるだけ小さなうちに気がついて、それを消すように努力していくことです。
 どちらの場合も、外からプラスの氣である真氣光のエネルギーを取り入れられることで、自分の努力との相乗効果が得られるものです。
それによってマイナスの氣の影響を受けにくくなり、自分自身の魂の輝きが増します。
ひいてはそれが、御先祖様など、見えない氣の存在を、より一層明るくするのです。
(中川 雅仁)
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全ての人が輝ける

 昨日からリオデジャネイロで、パラリンピックが始まりました。
早速、柔道(視覚障害)男子60キロ級の広瀬誠選手が、今大会の日本選手メダル第1号、銀メダルを獲得したと、ニュースが伝えておりました。
パラリンピックのパラは、もともとParaplegia半身不随という意味だったそうですが、それ以外の選手も参加するようになったのでParallel平行とOlympicで「もうひとつのオリンピック」という解釈もされるようになったそうです。
いろいろなハンディを乗り越えて競い合う選手達の姿を見ると、オリンピックとはまた違う角度から、こちらも勇気や希望そして見えないエネルギーを貰います。
 ところで、もう間もなく皆さんのお手元に届く月刊ハイゲンキ10月号の私との巻頭対談のページでは、ファッションデザイナーの鶴田能史さんにお話をうかがいました。
鶴田さんは「テンボ」というブランドを立ち上げて1年も立たないうちに、東京コレクションデビューを果たしました。
「世の中全ての人へ」というのが、鶴田さんのコンセプトです。
障がいの有無や年齢、国籍を問わず、ありとあらゆる人にファッションを届けたいと、2015年のショーでは平和や人権についても踏み込んだメッセージを発信し、世界に衝撃を与えました。
ショーでは、プロのファッションモデルだけでなく、車椅子の人、重度障がいの人、目の不自由な人もモデルとして登場し、彼ら一人ひとりがイキイキと輝いていて、そのような場を作っている鶴田さんの素晴らしさが感じられるのです。
 先代もまた、「全ての人が幸せを感じて生きて欲しい」との思いがあった人でした。
もともと時計技術者の先代は、20歳の時に世界最年少で米国高級時計技術者認定試験に合格し、1962年26歳で身障者を対象に、日本で初めて時計技術者の養成学校を開校しました。
’76年に閉校になり、先代はその後いろいろな仕事をすることになりますが、’86年に夢を見て真氣光を始めることになりました。
 真氣光は、体ばかりではなく心にも作用しますし、体をもって生きている・既に体を失っているということにも関係ありません。
そういう意味では全ての人へと(あるいは動物や植物までも)、真氣光により先代の思いは、大きくその対象が拡がったのです。
私たちは、体をもって生きている間にしか、魂を効率良く輝かせることはできません。
体や心がいかなる状態であっても、それができるようにという宇宙からの応援が、先代の夢となって現れたのだと思うのです。
(中川 雅仁)
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人の良い所を認めよう

 エレベーターに元気の良い小学生の男の子が乗ってきました。
ビックリしました。
「おはようございます」と、大きな声で挨拶してくれたのです。
私は、思わず「おはよう、元気がいいね」と付け加えていました。
こちらが、すっかり良い氣をいただきました。
多分その子は毎朝のように、私のような大人にビックリされ、さらには、その清々しさに感心した人には褒められていることでしょう。
 私も小さい頃には、褒められることで、俄然やる気が出てきて、少々難しいことも頑張れたものです。
『誰かに認めてもらいたい』という気持ちは誰にでもあるものです。
父である先代は、私たち子どもにとって、褒め上手というか「認め上手」の人でした。
妹は「おまえ、そんな風に考えられるのか」と、よく言われていたそうですし、私は「そんなことをやっているのか」と、熱心に聞いて貰いました。
 ところで私が、真氣光を送ると、氣を受ける人の口を借りて出てくる魂がいますが、その中に「認めて貰えなかったことが悔しい、無念だ」と、苦しそうな声で出てくる人がいました。
一生懸命に仕事をしたが、上の人に認めて貰えなかった、腹を切らなければならなくなったと言います。
無念の思いの裏には、自分の気持ちを分かって欲しい、認めて欲しいという気持ちが隠れているのです。
私は、「認めて貰えなかったけれど、あなたは、よく頑張ったでしょう。それを認めることです。そうすると、光が見えますよ」と伝え、真氣光を送ると、その魂は光が見えてきたと言い遺して、逝かれたのでした。
自分には価値が無いと自分の評価を下げてしまったことで、その魂は光を失ってしまったのです。
 逆に自分の評価が高すぎることで、それを認めてくれないと言って悩む人もいるものです。
自分が認められないことを周りのせいにして、ついつい「だって、でも、どうせ」と不平・不満を言うことで、周りから「そんなことはないよ」と認めてもらおうというわけです。
また、もう一つのパターンは、自分に良い評価がないので、人も同じようにしたいと、悪口を言ったり、陰口を言ったりして人の評価を落として自分への慰めにする場合です。
どちらも解決にはなりません。
自分の発する氣が、自分に戻って来るものです。
誰かに認められていないと感じた時にも、まず自分自身が認められるように、一生懸命に頑張ってみることです。
必ずプラスの氣の存在が、それを認め、応援してくれるものです。
そして、まず自分自身が、周りの人の良い所をどんどん認め、プラスの氣を周りに発していくことです。
最後に、宇宙からの応援、真氣光のエネルギーを受けることもお忘れ無く…。
(中川 雅仁)
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