先週、たこ焼きを一つ、味見にもらって口に入れたら、これが熱々の代物で、口から出すわけにもいかず、ハフハフ言いながら飲み込んでしまいました。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とは、江戸時代のことわざだそうですが、氣の観点から考えても良く言ったものです。
私の場合は、食道に入ってしまえば何とかなり、結局、味はよくわかりませんでした。
ところで私は、毎月土曜日か日曜日の午後半日を使って、どこかのセンターから全国に向け、講義をネット配信し遠隔で氣を送る、真氣光レッスンと称する催しをしています。
先日も日曜日に大阪センターでありましたが、その時に、ある女性が私の「喉元過ぎると…」を思い出させてくれるような質問をしてくれました。
氣のことを知るには、良い教材になりましたので、そんな話をしたいと思います。
彼女の話を要約すると『足の踏み場もないぐらい散らかっている部屋に、エアコンの修理に来てもらわなければならなくなり、恥ずかしい思いをしたのだが、その後に、また会社の人に入ってもらわなければならなくなって二度までも恥ずかしい思いをした。
しかし、「喉元過ぎれば…」で、なかなか掃除ができない』と、こんなことでした。
私は、「熱さ忘れる」のも、「その人に忘れさせようと働くマイナスの氣の影響があるかもしれません」と、回答したのです。
私たちは、肝に銘じなければならないことでさえも、喉元過ぎれば忘れてしまうことがあります。
その人が良い方向に変わってしまうと、波長が合わなくなり出ていかなければならないので、そのことを分かっているマイナスの氣が、一生懸命邪魔をするように働いて、忘れさせようとするのです。
「二度までも恥ずかしい思いをしているのにも関わらず…」とのことでしたが、それはプラスの氣が「掃除をしないとマイナスの氣の影響をもっと受けてしまうよ」と、言っているのかもしれません。
マイナスの氣の影響を強く受けると、何回も痛い目にあうのに、なかなか変われないようになってしまいます。
また逆に、恨みを持ったマイナスの氣の影響を受けると、人に言われた悪いことが耳につく等、嫌な事、大変だったこと、してもらえなかったこと等が、なかなか忘れられなくなってしまいます。
ですから、忘れてしまうのも、忘れられないのも、マイナスの氣の影響が考えられますので、それを意識して、まず真氣光を受けてみることです。
そして、一見悪いことから体験して学んだことは頭の中にしっかり残し、自分を変えようと努力するとともに、マイナスの氣を引き寄せるような感情は、なるべく頭に残さないようにすることがポイントなのです。
(中川 雅仁)
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投稿者: 中川雅仁
1000号ありがとうございます
1997年の1月から始めた真氣光ニュースですが、ちょうど1000号になりました。
皆様、いつも読んでいただきありがとうございます。
この原稿を書くにあたり、これまでの私の記事で、節目となる号を読み返してみました。
1999年7月1日の127号「うまく出来ているとしか、いいようがない」では、このニュースがちょっとしたきっかけで始まることになり、文章を書くという事について、私の記憶を遡って小学校4年生の時の体験を書いておりました。
当時、1時間の必修クラブを選択するということになるのですが、たまたま全員が女子の読書クラブに入ってしまい、女性に免疫のなかった私が緊張状態の中で、ひたすら本を読み感想文を書いていたというものです。
その一見マイナスの体験が、私の「書くことへの抵抗感」をなくし、このニュースの根本にもなっているようです。
1999年4月22日発行の117号「蕎麦屋の役割」では、私が、たまたま入った北海道東部の蕎麦屋で、そこの経営方針にふれ、真氣光を扱うエスエーエスの役割について感じた事を書いています。
真氣光だけに絞り、それを極限まで追求していくことが大事で、進化し続ける宇宙からの波動をしっかりと受信するということの礎となった話です。
ところで、原稿を書くことで、一番の問題は、何を書くかということです。
「伝えたいことが定まらないと、書けない」ということになるのですが、既に発行日が決まっています。
遅れるわけにはいきません。
結局いつも時間がないので毎回が真剣勝負になるのですが、我ながら、よくぞ書いてきたものだと思います。
2006年10月12日発行の494号「強い意志が大事」では、原稿が書けない時にハイゲンキのヘッドを使って、何とか乗り越えられた自分の体験を書いています。
どんな人にも当てはまることですが、マイナスの氣が出来ないように引っ張ろうとする時に、それに負けまいと歯を食いしばって努力しようとすること、これはマイナスの氣の支配から卒業する極意です。
創刊号が36歳の時ですから、当時と比べると少しは成長できたのでしょうか。
書くことで筋道を立てて考えることができるようになり、それにより話すことも出来るようになりました。
書くことは意識するということなので、真氣光のエネルギーが届きやすくなって、そこに作用するマイナスの氣の影響も少なくなります。
まさしく私のためにあった真氣光ニュースです。
2013年3月15日発行の800号「目標も進化していく」では、この5月に1000号になるという予想をしていました。
次の大きな節目2000号は20年後です。
そこまで続くかどうかはわかりませんが、この号は一つの通過点として、これからもお付き合いの程、よろしくお願いします。
(中川 雅仁)
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母の日に向け遠隔真氣光
研修講座で、女性の受講生の皆さんの話を聞いていると、「研修中は食事を作らなくていいのが嬉しい」と言われる方が多いのです。
食事は欠かすことができません。
毎日、何を食べようか?と考え、材料を買ってきて、調理するのは本当に手間が掛かることです。
私も、会社の帰りに家の近所のスーパーに立ち寄りながら、同じものでは栄養が偏るし、せっかくなら美味しいものを食べたいし…等々、これは大いに頭を悩ませる問題です。
今週の日曜日は、母の日です。
先日、ある会社の2017年母の日に向けた意識調査の記事を目にしました。
見出しには『“花より団子”傾向!?実はお母さんは、母の日に「プレゼント」よりも「外食」を期待』とありました。
記事の内容は『母の日に家事から解放されたいお母さんは約8割。
解放されたい家事1位は食事の支度であり、お母さんが本当に望んでいる母の日ギフト1位は「外食」だ』ということでした。
働く女性が多くなり、世の中のお母さんが忙しくなったことも、大きな要因なのでしょう。
どなたも食事ということでは、お母さんに随分お世話になっているのではないでしょうか。
さらには、いろいろな「してもらっていること」があるはずです。
しかし、「してもらえなかった」等マイナスの感情が強いとそれが邪魔をして、そのことに目が向かなくなることがあるものです。
ある方の体験です。
『以前は母にしてもらえなかった思い、マイナスの感情がたくさんありました。しかし、真氣光を受けているうちに母のいいところがたくさん感じられました。夜、本を読んでくれた事や、部活で真っ黒になったユニホームを洗ってくれていた、毎日の食事やお弁当を作ってくれた事など、親になって初めてわかった気持ちもありました。してもらっていたことをたくさん感じられ、母に対するマイナスの思いがいつの間にか無くなっていました。』
この方のように真氣光の光が十分に充電されると、マイナスの氣の影響が少なくなり、心に余裕が生まれることで、「してもらったこと」を思い出せることが多くなります。
これは、人の心を温かくし、プラスの氣を集めます。
さらには、その方のことを思い、「してあげられること」を増やすことで、より一層プラスの氣を自ら作り出すことができるのです。
母の日ですから、真氣光を受けながら、お母さんを思い浮かべてみましょう。
遠隔真氣光と言いますが、そうすることで、そちらに光が届きやすくなります。
そして、してもらったことは何かを考えてみてください。
これは、既にお母さんが亡くなっている方にも、とても有効な「してあげられること」なのです。
(中川 雅仁)
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「真氣光ニュース1000号記念謝恩セール」を開催します
昨日から、長野県安曇野市での研修講座が始まりました。
今回の研修は、初めての方もいらっしゃるのですが、長く真氣光を続けてくれている方も多く、連休ですのでご夫婦や親子、男性の方も多く参加してくださっています。
毎回の研修講座には、継続して毎年来て下さる方がいますが、どなたも真氣光を続けられたことで、ステップアップしている自分に気がつくと言われます。
まさに継続の力です。
さらに私たちの成長にあわせ、宇宙からの真氣光のエネルギーも、日々進化を続けてきています。
ですから私は、それを理解して上手に使っていただくために、このニュースをはじめ月刊ハイゲンキを発行しているのです。
ところで、この真氣光ニュースですが、1997年1月の創刊より毎月4回、約20年が経過し、この5月19日で、ちょうど1000号目の発行となります。
創刊当時は、皆様からのお便りも少なく、エスエーエスからのお知らせが中心でしたが、今ではもう、皆様のお便りが頼り(たより)となるほど、いろいろな体験談をいただき、紙面を充実させることができています。
氣のエネルギーは目に見えるものでも、科学的に証明されるものでもありません。
実際にそれを体験することでしか、氣の存在や、その効果はわからないものなのです。
そういう意味では、皆様の体験談が、私どもエスエーエスの氣グッズの開発ばかりか、それを活用しようとするいろいろな人の参考になり、さらには真氣光の理解にとても役立つのです。
ですから、このニュース宛に毎週お寄せいただくお便りは、一つひとつがとても貴重なものであり、本紙ばかりではなく月刊ハイゲンキの記事としても、いろいろなページに活用させていただいております。
このようなことからエスエーエスでは、1000号の発行に際し感謝の意を込めて、真氣光ニュース本日5月5日、来週12日、再来週19日発行分に掲載された「皆様からのお便りに記載された氣グッズ」に関して、「真氣光ニュース1000号記念謝恩セール」と題して、正会員限定の特別セールを開催します。
来週以降、どんな氣グッズが、さらにセールの対象商品に加わるかわからない、まさしく皆様のお便りがたよりのセールです。
もしも氣グッズの体験談がありましたら、この機会にお便りをいただければ幸いです。
このセールの期間は5月5日から6月27日までとしますが、本日発行分から一週毎に商品が増え、19日に全てのセール対象品がわかることになりますので、この期間の真氣光ニュースはお見逃しのないようご注意ください。
詳しくは、最寄りのセンターにお問い合わせください。
(中川 雅仁)
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来週末まで多くの氣を受けるチャンスです
昨日から、愛知での真氣光研修講座が始まりました。
今回の講座では、いつも名古屋センターに通ってくれている方々を中心に、関東や関西、北海道などから37名の皆さんが受講してくれています。
毎回の研修講座で私は、参加者ばかりではなく、そのご先祖さらには、その土地にご縁のある魂など、できるだけ多くの方々に真氣光のエネルギーが届くよう「意識して」氣を送っています。
この「意識する」ということ、つまり気持ちを向けるということですが、氣の観点から言えば「氣を合わせる・波長を合わせる」というようなことで、これができると自分と対象となっているものとの距離が縮まり、氣のエネルギーの通りが良くなります。
ですから意識することで、守護霊のように働くプラスの氣からの良い影響を受けやすくなるばかりか、邪魔するように働くマイナスの氣を、真氣光でプラスの氣に変えやすくなるのです。
きょうは今講座初めての氣づきの時間(いいとこ探し)があり、「自分には辛かった時があったけれど随分良くなった」というような話から、この近くにある神社の話まで、いろいろな人が発表してくれました。
話している人は、ふと思いついて話しているのですが、話せることで、よりいっそう意識されることになります。
また発表を聞いている人も、ただ聞いているだけではなく、聞きながら自分の体験に重ね合わせることで、自分のことに意識が及ぶのです。
研修では、この他にも「話す・聞く」時間を多くしていますが、それによって真氣光のエネルギーが届きやすくなり、良い効果が得られやすくなっているのです。
ですから、まずは、話したり聞いたりしていることの中で、そこにプラスの氣やマイナスの氣の存在を意識できると良いのです。
もしかしたら良いことにはプラスの氣の影響があったかもしれないし、悪いことにはマイナスの氣の影響があったかもしれないと、そのような見えない氣の影響を受けているかもしれないと思うことです。
そして、プラスの氣の影響が意識できれば「ありがたい」と感謝し、マイナスの氣であれば、それによる邪魔には負けまいと強い気持ちを持って努力するとともに、真氣光のエネルギーを取り入れながら、そちらに届くよう思うのです。
来週末まで3泊4日の研修講座が2回続きますので、お家で、あるいは各地のセンターで氣を受ける時に集まる真氣光のエネルギーは、いつもより強まっていることでしょう。
これを利用して、意識することで、より良い効果を引き出していただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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時間があるときにこそ考えよう
今年のゴールデンウィーク(GW)について、20~59歳の男女千人を対象にした調査結果が発表されていました。
それによると、9連休という人もいるようですが、多くの人の最大連休日数は5連休、期間中の外出については、83%が「外出する」と答え、最も多かったのは、「日帰りレジャー」「近所のお出かけ」39.1%。
国内旅行(1泊以上)22%、帰省15.6%と続きます。
「外出しない」と答えた人の理由は、「混雑が苦手だから」63.9%、「疲れた体を休めたいから」48.6%、「節約が必要だから」25.7%ということでした。
外出しないという人の理由にもありますが、体を休めたりストレスを解消するということでは、新入生・新入社員など新しい生活を始めた人にとってGWは、とても良い休日になります。
さらには、6月が一年の半分と考えると、折り返し地点の寸前で、一年全体を見通すことも大切なことと言えるでしょう。
そういう意味では、休日が多いこの時期の過ごし方が大事ですので、ちょっと考えてみましょう。
体を休め、心を整えるために「何もしない」という時間を取るのは良いのですが、時間があるからと言って、ただダラダラと過ごしては マイナスの氣の影響を受けやすくなり、だんだんとやる気が失われ、罪悪感だけがつのります。
せっかくの休みだからと、ゆったり家でゴロゴロしたくなったり、明日が休みだと思うとテレビなどを見て夜更かししがちです。
しかし、時間に流されてしまうと、生活のリズムが崩れていくと同時に、体調や心も乱れることになってしまうのです。
氣の観点から考えると、あらかじめ時間をどう使うか、自分でしっかり考えることによってマイナスの氣の付け入る隙を作らない、つまり「自分の意思や意識が自分の体を使う」という状態をできるだけ作るようにしたいものです。
そして、体の疲れをとり、心で感じるストレスを軽減するには、真氣光の氣のエネルギーを受けることが効率的ですから、スケジュールの中に、少し多めに真氣光を受ける時間を入れてほしいと思います。
さらには毎日の生活の中で受けるストレスを、「どのようにすれば軽減できるのか」自分を変えるための対策や、「どんな自分になりたいか、どんな人生にしたいか」など希望や目標について考えてみて下さい。
時間のあるときだからこそ、自分の心に向き合う時間をとりたいものです。
4/27~30、5/4~7には、愛知そして安曇野で真氣光研修講座が開催されます。
どちらの講座も、まだ男女5人ほどの余裕がありますので、ぜひ時間がとれそうな方は、お申し込み下さい。
また、最寄りのセンターを利用して、たっぷりと氣を充電することもお薦めします。
(中川 雅仁)
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どんなに強いマイナスの氣も変われる
月刊ハイゲンキ5月号の私との巻頭対談は、ビリギャルで有名な小林さやかさんでした。
さやかさんのことを書いた『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』という本が100万部以上売れ「ビリギャル」というタイトルで映画化され有名になった方です。
さやかさんの努力は並大抵なものではなかったことでしょう。
さやかさんは、本と映画がきっかけで、今ではあちらこちらで講演することになり、中学生や高校生の子は、「私にもできそうだからがんばる」と言ってくれるようになって、とても嬉しいと言っておられました。
私は、さやかさんの努力も、もちろんですが、それを支えた坪田先生とお母さんも、さやかさんの可能性を認め、それを信じていたということ、つまりプラスの氣を送りながら支えられたということが本当に素晴らしいと思うのです。
誰かに変わってほしいと思ったときは、どれだけ言っても、怒ってもダメなものです。
こちら側に、どんどん咎めの気持ちが出てきて、両方がマイナスの氣の影響を受ける結果になってしまいます。
本人に気づいてもらう、感じてもらうしかありません。
さやかさんのお話を聞いて、自らの行動を大きく変えられるときは、2つのポイントが重要だと思いました。
一つは「目標ができたとき」で、自分自身が心の底から「この学校に行きたい」「こんな人になりたい、こんな仕事を成し遂げたい」と思える目標を見つけられると変われるのでしょう。
もう一つは、「危機感を持ったとき」で、さやかさんも模試の成績で「このままではまずい!」と本気で思ったので、行動が変わったのだと思います。
話は変わりますが、私が氣を送っていると、その家を恨んでいるような強いマイナスの氣が、氣を受けている人から出てくることがあります。
たいへんな恨みを長い間つのらせているので「光などで、俺たちの気持ちがおさまるか」と言って、最初は私の言葉も聞き入れようとはしません。
しかし、彼らの苦労を知って、それを理解しようとしながら、真氣光を送ると少しずつ変わって行くものです。
「怒りがおさまらん、光など見えるモノか、光はいらん」と言っても、彼らも変われるということを信じて、「光は敵ではない、光を探してくれ、よく見てくれ」と一生懸命に氣を送るのです。
そして魂自身が「皆に光が必要だ、あちらの世界から救える」と目標がわかると、どんどん光が増えていき、どんなに強いマイナスの氣であっても変わっていかれるのです。
さやかさんの話は、私も体験していることだと類似性を感じながらお話を伺ったのでした。
(中川 雅仁)
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「ありがとう」と言葉で伝えよう
私の家の近所では、やっと桜が満開になり、大勢の人で賑わっています。
東京では、今日が入学式の学校が多いようです。
この季節は、卒業式に続いて入学式と学校行事が多いときです。
私の父、先代は、私の進学に合わせて小学校、中学校、高校とPTAの会長をやっていましたから、私にとって、春はちょっと複雑な気持ちになる時期でした。
卒業式や入学式さらには運動会など行事がある度に、父が生徒の前で挨拶をするのですが、あまり目立ちたくない性格だった私は、「中川の父さんだ」と、友達に言われるのが嫌だったのです。
小学生の頃、どんな話をするのかと父に聞いたところ、「前回は話そうと思ったことを校長先生が言ったので、前もって考えないことにした」と言うではありませんか。
私はそれから、何を言い始めるのかと、ドキドキしたものでした。
今から考えると、父は、自分の仕事が忙しいはずなのに、私たち子どもに多くの時間を割いてくれていました。
当時は、気がつきませんでしたが、感謝したいことが山のようにあります。
しかし大人になっても、面と向かって「ありがとう」と言った記憶はありませんでした。
言わなくても分かってくれているだろうとか、少々照れくさいということもあって、父は急に亡くなりましたから、とうとう言わずじまいになってしまいました。
感謝できること、さらにそれを言葉など行動にできることはプラスの氣を集め、自分自身の氣のエネルギーを高めるばかりか、それが周りにも届いて行くのです。
ですから「ありがとう」の言葉を、周りの人に伝える機会を多くしたいものです。
特に、毎日の生活の中で、少々難しいことかもしれませんが身近な人にも…私はできなかったのですがお父さんに、さらにはお母さん、奥さん、ご主人、お子さんに…いかがでしょうか?口に出して伝えるのが難しい人は、一文でも良いでしょう。
来月、再来月には母の日や父の日がありますから、良いチャンスです。
私は、父の跡を継げて本当に良かったと思っています。
父のやりたかったことを、私ができることで、あちらの世界の父にも喜んでもらえていることでしょう。
私のように、ありがとうと言いたかったけれど言えなかった、身近な人が既に亡くなってしまっている人は、心の中で感謝の気持ちを持つことで、それをプラスの氣として伝えることができます。
さらには真氣光のエネルギーを受けながら、それができることで、より一層多くの光が届けられるのです。
(中川 雅仁)
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(48)口は災いのもと(幸いのもと?)
先日3/22は先代の誕生日でした。
私は、すっかりそのことを忘れていたのですが、岡谷で会長セッションがあり、そこに集まってくださっていた会員の皆さんに教えて貰って気がついたのです。
その日は、晴れた良い天気だったのですが、前日に雪が降ったそうで、山が僅かに白く輝いて、とても綺麗でした。
よく先代の命日に雪が降ったりするものですから「先代が雪を降らせたのかな」と、会員の皆さんと話をしたのです。
生きていれば81歳、どんな人になっていたのでしょう?若い頃から白髪でしたので、全く変わらないかもしれないし、ちょっと想像ができません。
いつもニコニコ笑っていて、話を聞いていると、こっちが楽しくなってくる、そんな人ということは変わらないでしょう。
先代より2歳下、弟にあたる叔父から、先代の小さい頃の話を聞いたことがありました。
先代は、ガキ大将で喧嘩も強く、特に弱い者イジメが許せなかったようで、正しくないということには徹底的に立ち向かう、それを祖父も認めていたようです。
「人にされて嫌なことは絶対に人にしない、人の喜ぶ顔を見るのが嬉しい」私には、そんな少年時代が想像されました。
先代の話は、いつも人をワクワク、楽しくさせるものでした。
逆に先代が、不平、不満、愚痴、陰口、悪口、…そんな話をしているのを聞いたことがありません。
「口は災いのもと」ということわざがあります。
口から不用意に発した言葉や余計なひとことが災い(不幸な出来事、不運など)をまねく場合が多いという意味で、言葉遣いは慎重にせよということわざです。
もっとも簡単にマイナスの氣を集める方法だと、昔から経験的に知られていたのでしょう。
口から出る言葉は、私たちの周りに存在するマイナスやプラスの氣も聞いています。
不平不満や愚痴、自分が言われて嫌なこと、などマイナスの言葉は、似たような気持ちを持つマイナスの氣を集めてしまいます。
一般的に、このことわざは、「慎重にせよ」ということから、「沈黙は金」つまり「多くを語るな」という、いましめに向かう傾向があります。
しかし、先代のように良いことを口にしていくことは、プラスの氣を集めるとても良い方法なのです。
また、強くマイナスの氣の影響を受けていると、口から出てくる言葉が、マイナスの言葉になってしまいます。
それが、さらに周りからマイナスの氣を集めるのです。
自分自身の口から出るマイナスの言葉に気がついて、少しずつでも減らすよう努力したいものです。
せっかくプラスの氣である真氣光を受けていても、自らマイナスの氣を集めていては、せっかくの良い氣の効果が現れにくくなるからです。
(中川 雅仁)
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体と心について学び、効率良く氣を高める
今日から20日までの日程で、福岡は志賀島での真氣光研修講座が始まりました。
研修講座の開講が1990年3月ですから、316回の開催で、まる27年を経過し、28年目に入ったということになります。
この研修講座、当初は静岡県下田市で気功師の養成を目的に始まりましたが、健康を回復させたいという人も多く参加されるようになり、1994年奈良県生駒市に場所を移した際、真氣光研修講座という名称になっています。
開講の経緯は、先代の夢の中に現れた白髭の老人より教わったということでした。
先代自らの言葉で語っているビデオがありますので、いつも研修初日には受講される皆さんに観ていただいています。
その中で先代は「見えない世界のことを教えないといけない」と言っています。
私たちの目には見えませんが、光のような氣があります。
自分自身の氣を高めると、それが周りにも広がり、自分はもとより周りまでも幸せにすることができるのです。
研修講座を一言で表現するなら、体と心(意識)について学び、さらには外から真氣光のエネルギーを取り入れることで短期間に効率良く氣を高めることができるというものです。
人の体の中にある氣のエネルギーは、体や心と深い関係があります。
ストレスで病気になるとよく言いますが、心がマイナスに傾くと繋がっている体もマイナスのほうに、つまり不調という現象となって現れ、その時には氣も下がります。
真氣光を受け、見えない光を外から取り入れ氣のエネルギーを増やそうとしても、体や心をマイナスのほうに向かわせていると、せっかくの真氣光の効果も思うように得らないことになります。
そこで、先代は研修講座で、この氣の効果が最大限に発揮されるように、実習や講義、行法を使って、氣・体・心を総合的に高めることを教える必要があると気がついたのでしょう。
そして、さらに私がこれまで研修講座をやってきて分かったもう一つの大事な要素は、団体で生活するということです。
真氣光という宇宙からのエネルギーに縁があって集まってくる人すべてを学びの対象、つまり先生にすることができるということが、大きく効率を上げています。
今回の研修講座にも、いろいろなご縁があるでしょう。
志賀島という場所は、朝鮮半島をはじめ大陸に非常に近いこともあり、韓国・中国ばかりではなく中東やヨーロッパ等世界の国々と意識の世界では距離が近くなっているようです。
全国の皆さん、特にこれまで研修講座を受講したことがある人は、その時の事を思い出し、体や心をプラスのほうに向かわせる少々の努力とともに、今回の研修にも意識を合わせて真氣光を受けていただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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