より強い氣のエネルギーが必要な時

 早いもので、11月も下旬に入りました。
今年は、新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言が出るなど空白時間があったためか、私はいつもの年以上に早く時間が経過したような感じがしています。
来月は〆の月ですから、そろそろ年末に向けて、今年やり残していることは無かったか、再度見直してみていただきたいと思います。
 私の場合は、逆に年初には考えてもいなかったことが急浮上してきて、これができて本当に良かったと、いま胸を撫で下ろしているところです。
それは、先々週この紙面で書いたハイゲンキ6型の発売と、それができたことによって3型プラスを思いつき、発売に至ったことです。
6型が、私の予想を超えて多くの皆さんに感心を持ってもらったことで、3型プラス誕生となったのですが、3型プラスを今月の月刊ハイゲンキ誌で紹介したところ、既に3型をお持ちの方が「プラスにアップグレードしたい」と、これもまた大きな反響をいただいております。
現在、在庫が無くなっていますが、月内にも入荷しますので、もう少々お待ちください。
 テレビでは連日ウイルス感染拡大のニュースが報道されていますが、この時期に「宇宙から真氣光のエネルギーを集め周りに送る氣中継装置」の力が大きく増すことになりました。
そして、それを使って氣を受けよう、氣を集め・送ろうという多くの人の思いによって、宇宙からの真氣光のエネルギーは、それに応えるように強くなることが、経験的に分かっています。
ですから、予期せぬ出来事でしたが、私にはとても意味あることだと思えるのです。
 ところで、今年も例年通り12月18,19,20日の三日間にわたって、真氣光メンバーズの集いを開催します。
当日センターに来られる来られないに関わらず、この集いに三日間お申し込みの方には、今年は研修講座と同じように朝7時、10時、15時、16時、22時に(一日でお申し込みの方は15時、22時に)私が遠隔で氣を送ります。
一人ひとりが、宇宙からの氣を受けようと意識することで、より強いエネルギーが集まります。
オンラインでの配信もしますので、ご自宅で会員用サイトからライブあるいは録画映像を視聴いただけます。
また、一日でも参加していただける方には、謝恩セール価格にて氣グッズを購入できる特典もあります。
 真氣光のエネルギーが地球に必要な時です。
より強力な氣を集め、来年をさらに飛躍の年にしなければなりません。
ぜひ、多くの方の参加をお待ちしております。

意味のあることが隠れている

 今週火曜日に、初めてYouTubeライブというものをやってみました。
オンラインでパソコンに向かって話すのは、真氣光レッスンで2004年8月から始めたことでした。
当時、奈良・生駒にあった研修所から東京センターに向けて映像配信し、その後12月に真氣光メンバーズの集いを各地のセンターに全国配信しました。
当時は、自社サーバーを使っていましたから配信数が各地のセンターで限界というところでした。
時代は進んでYouTubeというネットによる映像配信が普通になり、あっという間に日本ばかりではなく世界に配信でき、今ではテレビを凌ぐほどの存在だと…、これが当たり前の時代なのですね。
11/18(水)21時からもやりますので、興味のある方はこちらか(リンク→https://youtu.be/kvFmVqzqh9Q)、貼付のQRコードから接続してみてください。
 ところでこの配信、真氣光をまだよく知らない辻くん(29歳)からの質問に私が答えるという形式ですが、若い人と話す機会も私にとっては新鮮です。
センターに来られる若い人(メンバーのお子さんやお孫さんが多いです)からの質問なども、私には勉強になります。
学生なら「勉強に何の意味があるのか?」とか「・・をやりたいけど才能があるか?」など、社会人なら「これが自分にあっているのか?」…将来への不安もあるのでしょうか?いろいろあります。
 私も、ある時までは効率を重視するあまり、やらされていること、やらなければいけないことの意味をよく考えていたように思います。
例えば、電機会社に入社した当時、上司と二人で仕事していたのですが、「報告書を書いては戻され」を何回も繰り返すことが度々ありました。
私は最初から全部言ってくれれば早く終わるのに「何て無駄なんだ」と思っていました。
しかし、ある時に気がつきました。
一番たいへんなのは私に付き合っている上司で、私にいちいち考えさせる時間を与え、育ててくれていたのでした。
 私が、氣をやるようになって、さらに分かったことには、いろいろなところに今は分からないかもしれないけれど意味あることが隠れていることです。
だから「意味があるのか無いのか」などと、モチベーションの下がることを考えていないで、何事も学び、勉強だと思って興味を持って一生懸命に取り組むことが大事です。
希望に満ち、悦びを持って一生懸命にやれることは、たとえ意味など無くても、どんなに肉体的な苦痛があっても、氣を高め、大きな魂の輝きになります。
それは、結局は、体を失う時にしか分からないのかもしれませんが、その光は確実に周りの人や先祖に届くのです。

ハイゲンキ3型プラス発売とアップグレード

 今年3月に急遽、氣中継器ハイゲンキ6型を発売しましたが、多くの方に興味を持っていただき、これまでの短期間に私の予想を遙かに上回る四百台の出荷となりました。
 この6型は、3型よりも低価格の氣中継器という特長がありますので、私はまだハイゲンキを持っていない方、つまり氣中継器を新規で購入する方が対象になるものと考えておりました。
しかし、実際には既に3型をお持ちの方が、6型からの真氣光のエネルギ−を感じてくださり、より多くの氣を受けたいと購入してくださる方が大多数を占める結果となりました。
 3型と6型、二つの氣中継器が一つの家系に入ると、大きな効果となることは容易に想像できますが、6型が本体にヘッドの機能を併せ持つ一体構造のため、体の中に真氣光のエネルギーを取り入れやすくなっていることも大きな要因でしょう。
この数ヶ月間に皆様からお寄せいただいた体験談から、私はこの一体構造が想像以上の効果があるのではないかと考えるようになりました。
 6型誕生のポイントは、平面ピラミッドを刻印したステンレス製のエッチングシートでヘッド機能を追加することで実現しました。
ですから、これを3型にも応用し、これまで3型で使用していたSAS三連マークのエッチング数はそのままに、ヘッド機能となるエッチングシートを6型で使用している倍の数を挿入することで、氣中継器のバリエーションを増やすことにしました。
11月から発売するハイゲンキ3型は、少々本体価格は上がりますが、本体にヘッド機能を一体化した高機能タイプにして、正式名称を3型Plus+(プラス)とします。
 また、現在3型をお持ちの方には、一体構造に高機能化することができる3型から3型Plus+(プラス)へのアップグレードサービスを始めます。
これまで3型には、パワーシートを挿入するパワーアップサービスを実施しておりますが、これとの違いはアップグレードが本体にヘッド機能を追加するわけですからヘッドを当てなくても体に氣が吸収されやすくなるのに対し、パワーアップは先祖や家族など名義人を中心に周りに光を集めます。
どちらもセンターで簡単にできますので、ぜひお申し込みください。
また今年も2型からの下取りサービスを実施しますので対象の方は利用してください。(詳細は月刊ハイゲンキ12月号参照)
 年末に近づきましたので、明後日開催する真氣光レッスンでは、ハイゲンキのお掃除方法を紹介します。
氣グッズや氣中継器をご用意ください。
ご一緒にお手入れしたいと思います。

(70)負けるが勝ち

 「負けるが勝ち」という諺があります。
辞典で調べてみると「その場では勝ちを相手に譲っても、長い目で見れば自分の方が優位になるということ。
…江戸後期から、いろはカルタを通して馴染まれてきた」とあります。
私は、たくさんの人に氣を送って来ましたが、氣を受けている人の口を借りて出てくる、霊的な存在(私はマイナスの氣と言っています)の話から、この諺の意味を再確認することが度々あります。
 夫婦喧嘩が絶えないという方に氣を送っていた時のこと、この奥さんはご主人の悪口を言っていましたが、奥さんの先祖に昔、酷い目に遭わされたという恨みを持ったマイナスの氣が出て来ました。
夫婦仲を悪くして不幸に陥れたいのです。
奥さんは、喧嘩をしても相手が悪い事ばかりで、こちらから歩み寄る必要は無いと言います。
氣を受けて出てくるマイナスの氣は氷山の一角で、まだまだ層になって積み重なっている似たような恨みを持ったマイナスの氣があるものです。
それをプラスに変えられるのは、日頃から相手に歩み寄る姿勢です。
私は、「日頃から真氣光が充電されているので、奥さんから歩み寄ったり謝れると残りのマイナスの氣がどんどん光を受けて変わっていけますよ」と、アドバイスしたのです。
 夫婦喧嘩ばかりではなく、仕事や友人関係でも似たようなことはあります。
人づきあいの中で、意見の相違から許せないと思うことから、お互いが気まずくなることもあるでしょう。
その時、軽くでも謝れることは、自分に影響を与えていたマイナスの氣に相当なインパクトを与えます。
恨んでいるマイナスの氣は、先祖に自分がたいへんな目にあわされたので、負けを認めさせたいと思っています。
そこでその人が謝れると、氣の充電も伴って、あっという間に気が済んだようになり光の方に行かれるのです。
実際には謝らせた方が勝ちのように見えますが、氣の観点からは前述のように、謝れた側に急激に光が増えるということから、「負けるが勝ち」ということが言えるのです。
 また、恨みを持っていたり、光を嫌がっているマイナスの氣の強い抵抗を受けると、好転反応と呼ばれる一見悪い出来事が起きることがあります。
プラスの氣が存在していても、マイナスの氣に負けたかのようになる現象ですが、それもそこから私たちは何かに気づくことができるし、真氣光をやっていれば、さらに氣を受け光を強めることができるのです。
少しの間は、マイナスの氣に負けた状態でも、そこから大きく光の方へ事態を転じることができるというものです。
 より高いところに存在しているプラスの氣の「負けるが勝ち」ということなのです。

マイナスの氣の拘束から心身を自由に

 京都での研修講座に参加していただいた皆様、ありがとうございました。
参加者ばかりではなく、京の都と言われていた時代から今まで苦しんできた縁ある魂たちにも多くの光が届いたようでした。
 私は、氣を送ると氣を受けている人の口を借りて出てくるたくさんの魂たちに遭ってきました。
今回の研修でもそうでしたが、出てくるマイナスの氣は、体の苦痛を訴えているのですが、体は既に無くなっているのですから、本当に辛くて苦しいのは心の部分だということです。
また、どんな人も死ぬ時は、呼吸が出来なくなる苦しさや、体の痛みが伴うものですが、皆がマイナスの氣になるわけではありません。
さらには、眠るようにラクに亡くなったとしてもマイナスの氣になってしまう魂もあります。
つまり、痛みなど体の状態と、心や感情の部分は別で、暗いマイナスの氣になるか明るいプラスの氣になるか、心の状態にとても関係すると考えられます。
 ところで、体と心と氣が相互に繋がっている私たちは、外から真氣光のエネルギーを取り入れ、氣を増やして体や心に良い変化が生じるよう期待していますが、マイナスの氣と同じような心の状態になるとそれに引っ張られ、効率が下がりますから注意が必要です。
 例えば、ただ体が痛いと感じているだけでは、マイナスの氣の影響を受け難いけれど、痛くてイヤだとか、辛いだとか、痛みで何もできないことで生じるマイナス感情や「何で俺ばかりがこんな目に合うんだ」と言いたくなったり、痛みとは直接関係のないマイナス感情も…そういう心の状態になることに注意することです。
 しかし、既にマイナスの氣の影響を受けてしまっているのが私たちですから、現実にはなかなか難しいもので、マイナスの気持ちに囚われ、本来出来ることが難しくなり心身の自由が奪われます。
 まずは自分が直面している状況と、心にわき起こる感情の部分とを、できるだけ分けて考えるようにしてみることです。
そして、マイナス感情に気がついたら、真氣光を受ける時に、それを意識することでマイナスの氣に光を届きやすくさせます。
また、毎日の生活では、そのようなマイナス感情は横に置いておいて、今やるべき事に集中するのです。
わいてくるマイナス感情に影響を受けないよう強い心を意識することで、そこに居座ろうとするマイナスの氣に光を与え圧力をかけます。
 どんなにたいへんな状態に置かれたとしても、真氣光で氣のエネルギーを外から取り入れ、心を強く持つことで、良い方に向かえるチャンスが増えることでしょう。
それぞれがマイナスの氣の拘束から解き放たれ、心身が真に自由になれるよう真氣光は宇宙から届けられるのです。

中川雅仁の『今週の氣づき』心を落ち着かせる

 私は、真氣光研修講座開催のために、昨夜京都に来ました。
今回は、いつもの比叡山麓の会場が急遽使えなくなり、京都中心部のホテルに会場を変えての開催になりましたが、駅からも近いところだったので、少々遅くなっても難無く来られました。
 '95年に先代が亡くなったのも京都、その時には気が動転していて街の歴史など考えも及びませんでしたが、それ以来、歴史あるところなので来る度にいろいろなことを学び直しています。
こちらも近くに明智光秀が織田信長を討った本能寺跡があると、ホテルの説明書きで知りました。
耳で聞いているのと、実際にその地に行って体験することとは大きな違いがあるものです。
 ところで、こちらに来る前に月刊ハイゲンキの対談で臨済宗全生庵住職の平井正修さんにお会いしました。
平井住職は「不安や心配な気持ちをしずめ、心を落ち着かせる」と仰っていました。
「起きたことには何かしらの原因があるということ。
感情はいったん脇に置いておいて、事実にだけ目を向け、自分でその事実が起きた原因を考える。
起きたことは、もう変えようがありません。
事実を受け入れていくしかないのです…」と、座禅をとおして自分の心を調(ととの)える話を聞かせてくださいました。
 これは、氣をとおして学んだ私にもすごく共感できました。
周りからの影響がどうであれ、まずは自分です。
感情は、マイナスの氣によって影響を受けていることもあります。
またマイナスの感情が、さらにマイナスの氣の影響を受け易くするものです。
私も、先代が亡くなった時には、悲しみばかりではなく将来の不安等マイナスの感情に襲われました。
しかし私には、ありがたいことに会員の皆さんがいてくれたことで、仕事というものを続けらました。
真氣光のエネルギーの後押しもあり、皆さんが喜んでくれるものを提供できれば、会社も成り立つということになりますから、何ができるのかを考え行動することで前に進むことができました。
妻が亡くなった時、母が亡くなった時等々…身の周りに起こる出来事によって、いろいろなマイナス感情が湧き起こりましたが、真氣光を受けることで、マイナス感情との分離ができ、マイナスの氣の影響を受けずにすんだのだと思うのです。
不安ばかりではなく怒り、苦しみ、悲しみ、失望、いろいろな感情が湧き起こります。
時として、感情が邪魔をして事実を受け入れ難いときがあるかもしれません。
しかし、それを感じながらも真氣光を受け、事実を受け入れ、よく考え、いま出来ることをするしかありません。
楽しい時、嬉しい時ばかりではなく、たいへんな時にも心を落ち着かせるという体験をとおして、人は魂を輝かせるのでしょう。

良い氣の方へ気分を変えよう

 私は、いつも月末になると、月刊ハイゲンキの記事チェックと原稿書きで忙しくなります。
また、そういう時に限って、氣の同調作用が働いて、さらに用事が重なるなど、もっと大変になるものです。
忙しいとは「心を亡(な)くす」と、よく言われていますが、セカセカ、イライラモードになって、マイナスの氣の影響を受け易くなるので、真氣光を受け、気分が下がらないよう気をつけています。
さて、今回の月末は少し余裕があったので、仕事が一段落したところで気分を変えようと思い、富士山の近くまで足をのばし自転車で走ってみました。
お陰様で、美味しい空気、気持ちの良い風を感じ、すっかりリフレッシュできました。
 ところで私は、「マイナス・プラスの心には、それに応じた氣が集まるので、マイナス的な気持ちが続くと氣が落ちて、ますます気持ちが沈みます」と、よくお話しています。
ですから、心がマイナスの方向に傾いた時には、気分を変え、心を明るく楽しい方向にすることが大事なのです。
きょうは、この気分を変えるポイントについて少しお話します。
 一つ目のポイントは、マイナス的な心になっている自分に気がついて、気分を変えようと思うことです。
簡単そうですが、これがけっこう難しいもので、自分をしっかり見ていないと、マイナスの氣の影響を強く受けてしまい、気分を変えることを思いつかなくなるものです。
二つ目には、気分を変える方法は、どんなことでも良いのですが、マイナスの氣の影響を受けにくいことを選ぶのです。
例えば、嫌なことがあったので、お酒を飲んだとしましょう。
適度な量ならよいですが飲み過ぎると、後々調子が悪くなります。
ですから、気分を変える方法について、良い氣が受けられることなのか、プラスの氣の応援が受けられるものなのか、洗心のための指標を参考に頭でしっかりと考えることです。
また、体・心と氣は繋がっていますので、体を使って、気持ちがいいことができると良いでしょう。
私たちは体があることで、気持ちが切り替わりやすくなるのです。
例えば、私は気分を変えるためにも「いいとこ探し」をお薦めしていますが、これも体を使うことを利用して、ただ思っているだけではなく、声に出して誰かに話してみたり、書き留めてみたりするのです。
 ちょっとしたことでも、マイナス的な心が頻繁にあるようなら、それはマイナスの氣を蓄積させます。
些細なことでも、それに気がついたら、良い氣が集まる方向、プラスの氣の応援が受けられる方へ気分を変えることです。
真氣光を受けることでも気分は変わりやすくなりますので、積極的に利用してください。

北海道での研修を終えて

 私は、北海道での研修講座を終え、昨晩東京に戻りました。
現地で、そして各地からオンラインで受講いただいた皆さん、ありがとうございました。
今回は、急遽オンライン講座も併催しましたが同時開催は初めての試みで、各地の受講者と現地会場の研修内容をできるだけ同じにし、どうしても現地でしか参加できないものは本社から違う講義内容を各家庭に配信しました。
何とか無事終えられたことで、私も胸を撫で下ろしているところです。
 何事も初めての事にチャレンジするということは、少々スリリングなものです。
慣れてしまえば何でもないようなことでしょうが、最初という時には全く経験がないのですから、「どうなるんだろうか」と、いろいろな不安材料が頭をよぎるものです。
やった結果は、失敗か成功か、0点か100点かのどちらかではなく、ましてやマイナス点になること等ありません。
たとえ失敗があったとしても、出来た事が、さらに次の事にチャレンジできる足がかりを作るのですから、「出来た事が素晴らしい」と、私はいつも考えるようにしています。
 ところで、同じような生活が続くと、また明日も同じようなものかと想像できますが、全く同じ日は二度とはありません。
そういう意味では、人は生まれてから死ぬまで、全く初めての事の連続なはずです。
学生の頃はだいたい予想できる道を進みますが、社会に出てから先は、新しい事が多くなるものです。
結婚するのも、出産するのも、子育て、仕事の内容、人との出会い、老いる事など、どんどん新しい事が舞い込んで来ます。
初めての事にストレスは付きものですが、それに負けてはいられません。
明治の時代に未開拓の土地だった北海道に渡った先人の思いとは、どのようなものだったか?新しい事に負けることなく、少しずつ世代を超えて出来た事の積み重ねが今に至ると思うと、凄い応援のエネルギーを感じるのです。
 研修から我が家に戻ると、5年に一度の国勢調査の記入票が届いていました。
5年前を思い出してみると、いろいろな初めての経験や生活の変化があったけれど、自分はより良いほうに変われただろうか?次の5年後には、どうなっているだろうか?世の中のすべてのもの、すべての事は変化していますから、同じ事の繰り返しだけでは取り残されます。
ストレスが多くなりマイナスの氣の影響を強く受けてしまうこともあるでしょう。
より良い変化のために、マイナスの氣に負けることなくチャレンジすることが、プラスの氣の応援を受け、更なる飛躍に繋がります。
昨晩の真氣光の時間には、そんなことが私の頭に浮かんでおりました。

(69)棚からぼた餅

 そろそろお彼岸です。
甘党の私などは秋分・春分の日が近くなると、おはぎとぼた餅を思い浮かべます。
秋は萩の花から「おはぎ」、小豆の収穫に合わせ新鮮な豆そのままの粒餡を使い、一方春はこし餡を使って春の花である牡丹から「ぼた餅」と言うようになったとの一説がありますが、私はどちらも好物で、名称や餡の種類には何のこだわりもございません。
 ところで、「棚からぼた餅」という、ことわざがあります。
ことわざ辞典で意味を調べてみると、「思いがけない幸運のたとえ。
またその幸運に出合うこと。
棚のぼた餅が偶然落ちてきていい思いをしたことから。
……ぼた餅は江戸時代には、人気の食品だった。
現代では、それほどではなくなったが、「棚ぼた」と言われ最も普及していることわざ」と、あります。
普及しているということは、現代人は棚ぼたを望んでいるのか?感じているのか?私は氣の観点から、二つのポイントがあるように思います。
 一つ目は、辞典に「思いがけない」とありますが、この思ってもみなかったという気持ちが大事です。
「洗心のための指標」にある「プラスの氣を引き寄せる心」の中に「…我を折り、よろしからぬ欲を捨て…」とありますが、あまりに我・欲から願うと、それがマイナスの氣を引き寄せ、プラスの氣の応援を受け難くなることがあるからです。
 もう一つは「幸運」です。
幸運は、プラスの氣によるものですが、直ぐにではなく後になってわかるということが多々あり、広く捉えることが大事です。
 例えば、棚から本が落ちて来て、その本に真氣光のことが書いてあって研修講座を受講したという人がいました。
棚から「ぼた餅」ならぬ「本」なのですが、後々真氣光により人生がすっかり好転したとなれば、これは思いがけず幸運なことだった、つまり棚ぼたの域に入るわけです。
 これまでを、振り返ってみてどうでしょう?自分の意志で生きて来たと思いがちですが、偶然が重なるようにして、いろいろなことが起こってきたはずです。
ある家に生まれ、家族の中で育ち、結婚して、子どもや孫がいる。
少々問題はあっても、いまの生活に満足していたり、感謝できたとすれば、そこに繋がっている過去も幸せなことのはずです。
つまりは、自分の意志ではない、思いがけない幸運ということで、つまりは棚ぼたの連続だったということに感謝でき、それにより更にプラスの氣の応援が受け易くなるのです。
また、いま身の周りに幸せを感じられない人も、真氣光を受け、いいとこ探しをすることで良いことが多くなります。
今が幸せになり、少しずつ過去も変わるでしょう。
真氣光をうまく利用して、そのような棚ぼたの連続を感じたいものです。

北海道での研修講座、オンラインでの参加者募集

 今月21日からの北海道での研修講座ですが、研修会場の通信環境が利用できますので、広く各地の方にも参加していただきたいと思い、ZOOMによるオンラインでの参加も受け付けることにしました。
3日間にわたり朝9時半頃より夜9時(最終日は夕方5時頃)まで、途中昼休み等の休み時間は開催会場と同じにして、ほぼ現地と同じ講座内容を体験できるようにしたいと考えています。
このコロナ禍で外出が難しい方、どうしても家を空けられない方、北海道にご縁のある方、いま多くの氣が必要な方、かつて研修講座を受講した経験があり、スマホやPCなど通信機器をお持ちでZOOMにて参加できる方を募集します。
詳しくは、センターまでお問い合わせください。
 私事ですが、いつもは7月開催の北海道研修、今年の研修期間は皆さんの休みが取りやすいよう、敬老の日から始まることにしたことで、いつも以上に、私の祖父母、さらにはその上の先祖を意識しながら、北海道の地での研修になりそうです。
 ところで、私の祖父が、東洋医学の治療家だったことも、先代が真氣光を始めたきっかけの一つになっています。
1909年に生まれ、2004年に亡くなった祖父は、もともと山奥の農家に生まれたのですが、晩年は札幌で30年以上にわたって治療院をやっていました。
自身の膀胱癌発症から東洋医学に傾倒し、60歳を過ぎてから、いろいろな資格を取得して治療家になり、95歳の亡くなる直前まで働いていた人です。
下田や生駒での研修講座には、よく札幌から来ていましたので、知っている方も多いことでしょう。
 話は変わりますが、その祖父と先代の共著となって唯一出版された「図解 皇乃子真圧心療道 家庭でできる症状別治療法」という体の氣穴(ツボ)について書かれた本があります。
いまは真氣光ですが、真圧心療道と言っていた時代の少々古い本ですが、たくさん在庫があるので、先代ばかりではなく祖父も知っていただきたいと思い、氣スポットプチシールを購入いただいた方にプレゼントすることにしました。
もう間もなくお手元に届く、月刊ハイゲンキ誌10月号の「今月のおすすめ氣グッズ」のページでご案内しましたので、ご参照ください。
 また、10月号では「今年4月、5月に開催したものと同じ内容の真氣光オンライン研修講座を11月に開催します」と、ご案内しました。
このコロナ禍によりSASでは、セッション、無料体験会をはじめ各種セミナーや研修講座のオンライン化を進めております。
私も、いろいろなところで皆さんにお会いできることを楽しみしております。