私は、いつも月末になると、月刊ハイゲンキの記事チェックと原稿書きで忙しくなります。 また、そういう時に限って、氣の同調作用が働いて、さらに用事が重なるなど、もっと大変になるものです。 忙しいとは「心を亡(な)くす」と、よく言われていますが、セカセカ、イライラモードになって、マイナスの氣の影響を受け易くなるので、真氣光を受け、気分が下がらないよう気をつけています。 さて、今回の月末は少し余裕があったので、仕事が一段落したところで気分を変えようと思い、富士山の近くまで足をのばし自転車で走ってみました。 お陰様で、美味しい空気、気持ちの良い風を感じ、すっかりリフレッシュできました。
ところで私は、「マイナス・プラスの心には、それに応じた氣が集まるので、マイナス的な気持ちが続くと氣が落ちて、ますます気持ちが沈みます」と、よくお話しています。 ですから、心がマイナスの方向に傾いた時には、気分を変え、心を明るく楽しい方向にすることが大事なのです。 きょうは、この気分を変えるポイントについて少しお話します。
一つ目のポイントは、マイナス的な心になっている自分に気がついて、気分を変えようと思うことです。 簡単そうですが、これがけっこう難しいもので、自分をしっかり見ていないと、マイナスの氣の影響を強く受けてしまい、気分を変えることを思いつかなくなるものです。 二つ目には、気分を変える方法は、どんなことでも良いのですが、マイナスの氣の影響を受けにくいことを選ぶのです。 例えば、嫌なことがあったので、お酒を飲んだとしましょう。 適度な量ならよいですが飲み過ぎると、後々調子が悪くなります。 ですから、気分を変える方法について、良い氣が受けられることなのか、プラスの氣の応援が受けられるものなのか、洗心のための指標を参考に頭でしっかりと考えることです。 また、体・心と氣は繋がっていますので、体を使って、気持ちがいいことができると良いでしょう。 私たちは体があることで、気持ちが切り替わりやすくなるのです。 例えば、私は気分を変えるためにも「いいとこ探し」をお薦めしていますが、これも体を使うことを利用して、ただ思っているだけではなく、声に出して誰かに話してみたり、書き留めてみたりするのです。
ちょっとしたことでも、マイナス的な心が頻繁にあるようなら、それはマイナスの氣を蓄積させます。 些細なことでも、それに気がついたら、良い氣が集まる方向、プラスの氣の応援が受けられる方へ気分を変えることです。 真氣光を受けることでも気分は変わりやすくなりますので、積極的に利用してください。