(79)彼岸が来れば団子を思う

 先日、スーパーで「ずいぶん、おはぎが並んでるなぁ、一つ買おうかな?」と悩んでいるうちに、「そうか、お彼岸か」と思い出した次第です。
「彼岸が来れば団子を思う」ということわざがありますが、秋のお彼岸をすっかり忘れて、甘い物ばかりに目が行っておりました。
 お彼岸は、ご先祖様のいる世界と私たちが生きている世界が近づくとされ、行われる行事です。
私たちが先祖を意識するのはもちろん、先祖も意識していることでしょうから、氣の観点から言えば「あちらとこちらの距離が縮まる」つまり、私は「氣が届きやすくなる」と説明しています。
これを厳密に言えば、(1)こちらからの氣があちらに届きやすくなるのと同時に、(2)あちらからの氣が届きやすくなるということです。
この二つについて、ポイントを説明しましょう。
 (1)でのポイントは、我々の生活の基盤を築いてくれた先祖へ感謝の心を持つことで、私たちの心から発せられるプラスの氣が送れるということになります。
この時、家族で先祖を偲べると、家族の絆や一体感が深まると同時に、先祖に氣が届くことで、共通のルーツを持つ家族として、互いを思いやり、支え合う心が育まれやすくなります。
もちろん、家族でお墓の掃除や手入れ、先祖の好物をお供えしたりなども良いですが、実際にそれが出来なくても、先祖を意識して真氣光を受けることでも氣のエネルギーは届けられます。
さらには、除籍謄本を取り寄せて自分のルーツや歴史にも目を向けながら、ハイゲンキや真氣光フレームを用いて遠隔真氣光ができると、より先祖への感謝が深まるとともに、こちらからの氣のエネルギーが届きやすくなるでしょう。
 (2)について、あちらからの氣も届いて来るとは、どんなことでしょうか? 1つには、先祖の誰かが、氣のエネルギーが下がっていて、辛い苦しいなどマイナスの思いがあれば、それがこちらにも届いて来て、同じような思いになったり、体の調子が悪くなったりすることがあります。
 2つ目には、既に氣のエネルギーが潤沢にありプラスの氣となった先祖が、同じ家系の人や子孫に対し、よりいっそう輝けるように力を貸そうと、あの手この手でこちらに伝えて来ることがあります。
 日頃から真氣光を実践していただいている皆さんは、あちらからの氣をキャッチしやすくなっているかもしれません。
この時期、私たちが輝けることが、よりいっそう先祖への光となりますので、何か思い当たることがあれば、よりしっかりと真氣光を受け、さらには思いつくことがあれば、それを行動に移して欲しいと思います。