今月号の月刊ハイゲンキでは、先代中川雅仁のマイナスをプラスに変える生き方のページで治療哲学ができた頃の話が紹介されています。86年、先代は夢で白髭の老人から作り方を教わって、ハイゲンキの照射ヘッド先端に多数の小さなピラミッドを羅列し、セラミックと磁石を配置しました。それによってハイゲンキは氣中継器となったのですが、その直後に当時治療器としてのハイゲンキを扱う心得として、先代は次のような治療哲学なるものを作っています。『もしあなたが治せないと考えるなら、あなたは治らない。あなたがどうしてもと考えないなら、あなたは治らない。あなたを病魔に勝たせたいと思っても、あなたが勝てないと考えるなら、あなたは健康への勝利を得られない。もしあなたがいい加減にやるなら、あなたは全快しない。 あなたがこの病魔との戦いに勝つには「私は必ず治る」「あなたは必ず治るんだ」という、お互いの強靱な信念と信頼によってはじまり、その絆が遙か宇宙の波動を呼び醒ますことによってきまるのだ。』
この治療哲学は、どんな病気も治らなければならないものという誤解を生みやすいこと、さらに真氣光は病気を治すだけのものではないということから、今ではあまり紹介していませんが、病気を治したい、良くなりたいと思うことは人であれば当然の欲求であり、生きる力のようなものです。良くしようと頑張る過程で大きな氣づきもあり、幸せな人生を送られるようにもなるものです。私は「お互いの強靱な信念と信頼によってはじまる」とは、良くなろうとハイゲンキを使うことに他ならない、つまり一日何回でも徹底的にハイゲンキを信じて使うこと、プラスの方に向かって一生懸命努力することで、宇宙の波動が呼び醒まされるということを言いたかったのだと思うのです。ハイゲンキが出来て22年、細い糸のような光が太いパイプに変わるように、今年になって急速に、よりたくさんのエネルギーが集まるようになって来ました。まさに宇宙の波動が呼び醒まされたのです。宇宙から伝わってくるのは、「ハイゲンキは、使ってもらえれば、どんどんエネルギーを地球に送れる」という思いです。逆に使ってもらえなければ、ある一定のエネルギーしか送れなくなるのです。
病気の人が治りたい、良くなりたいと真氣光を使っていただけるのもありがたいことですが、同じように、もっと納得できる生き方や、自分の生きる目的を探している人にも、真氣光を活用していただきたいと願うのです。