「私はラッキーだ!」という言葉が、運を引き寄せる

 私はかつて電機会社で研究開発の仕事をしていましたが、ストレスで体の調子を崩したことをきっかけに真氣光研修講座に参加し、氣という視点から自分を見つめ直したとき、「考え方を変えなければいけない」と強く感じました。
それまでは「何て運がないのだろう」という気持ちをずっと抱えており、常に不満をためていたのです。

 氣の観点から言うと、自分からマイナスの氣を出すからマイナスの氣が集まる、という氣の性質があります。
ですから、こうした不満の連鎖はある意味、当然のことだったわけです。

 検索してみると「自分はラッキーだ」という気持ちが結果を変える力を持つことは、科学的にも裏付けられているようです。
ケルン大学のダミッシュらの研究では、パターゴルフの実験で「ラッキーボールだ」と告げられた参加者は、そうでない参加者に比べてカップイン率が35%も高くなりました。
「自分はラッキーだ」という思い込みが、自己効力感や集中力を引き出すのです。
また、アリーガル・ムスリム大学のカトゥーンの研究によれば、ポジティブな感情は精神的な回復力や創造性を高め、よりよい人間関係や新たなチャンスにもつながるといいます。

 では、どうすれば「ラッキーだ」というポジティブな感情を育てられるのでしょうか。
そのための実践が「いいとこ探し」です。
真氣光研修講座では多くの時間を使って「いいとこ探し」を実践していますが、今回取り上げたいのは「運を引き寄せる」という視点での「いいとこ探し」です。
悪いことが起きたとき、「なんでこんなことになるんだろう」と嘆くのではなく、「これにはどんな意味があるのだろう」と前向きに受け取る。
この姿勢の違いが、氣の流れを大きく変えていきます。
マイナスの氣は、物事を否定的に解釈させようとする暗いエネルギーです。
何か思わしくないことが起きたとき、すぐに「やっぱり自分は運が悪い」と結論づけてしまうのは、まさにマイナスの氣の作用といえます。
だからこそ、意識的に「不幸中の幸い」を探す習慣が、マイナスの氣への挑戦になるのです。

 大切なのは、探す「いいこと」が小さくてよいということです。
今日、信号にひっかからなかった、欲しいものがたまたま安くなっていた——そんなささいなことでも「ラッキーだった」と言葉にする。
この積み重ねが、脳をポジティブな情報に敏感にさせ、さらに多くの「いいこと」に気づける状態をつくっていきます。
マイナスの氣が遠ざけられプラスの氣の応援を受けやすくなります。
そしてそれが、本当の意味で運を引き寄せることにつながっていくわけです。
さらには、真氣光を受けることでマイナスの氣が光に変わり、プラスの氣の応援を受けやすくなります。
「いいとこ探し」と真氣光を併せて実践することで、「私はラッキーだ」という感覚が自然と育まれていきます。
まずは今日一日の中から、小さな「ラッキー」を見つけることから始めてみてください。