私は、今週月曜日まで3泊4日の真氣光研修講座を開催しておりました。講座期間中、大きな台風と地震がやって来ましたが、幸いにも受講生には大きな影響もなく本当に良かったと胸を撫で下ろしました。ただ一部の地域では大きな被害が出ていると、帰宅してからテレビ報道で知りました。SASのセンターからの報告では直接被害に遭われた方はいらっしゃらなかったようですが、ご親戚やご友人の中に被災された方がおられるかもしれません。心よりお見舞い申し上げます。この地震では原子力発電所もストップしてしまいました。想定外の揺れだったとのことでしたが、特に大自然の前ではこの「想定外」はつきものですから人類にとって「これで万全である」というおごりは禁物です。ところで毎回の研修講座で、私が必ず話していることの一つに「神を信じ人を愛す」の話があります。先代が遺した言葉ですが、真氣光を実践する上でこの言葉無くしては始まりませんから、講座ではそれが持つ意味の説明に時間をかけているのです。「神を信じ」の言葉には、私たち一人ひとりは、大宇宙や自然あるいは高次元の存在とも言える神のような、何か大きな存在に生かされているということを信じるという意味が込められています。ですから先代が亡くなる前によく言っていたのですが、「身のまわりに起こること、特に一見マイナスの出来事は全て、私たちの魂の成長のために神が与えてくれた意味のあること」ということです。しかし、なかなかその意味には氣づけないものです。でも与えられたことに、こちらから氣づこうとしなければ氣づきのチャンスが無駄になってしまうのです。この時、氣づくためのポイントは、マイナスの出来事のせいにするのではなく、自分がどう変われば良いかを考えることにあります。先代は大きなヒントを遺しています。「人を愛す」です。家族や友人など身近な周りの人との人間関係において、自分がどこまで人を愛せるか?プラスの氣を発信できるか?という観点でも考えてみることなのです。高次元からの真氣光のエネルギーは、魂に入り成長を促します。音氣等の氣グッズやハイゲンキ、さらにはそのバージョンアップが力を貸してくれます。氣づきのチャンスだと頭でわかっても心からそう思えない時、心がそれを許さない時があるかもしれません。どんな心の状態でも、まず氣を受けようとすること、そして十分に氣を受けながら考えることによって、いろいろなことに氣づけるのです。ハイゲンキの源は宇宙に繋がっています。何か大きな力が助けてくれるのです。