今年を振り返ってみよう

 早いもので、今年最後の真氣光ニュースになりました。
今日22日から24日までの3日間、真氣光メンバーズの集いを開催します。
例年のように私は、このメンバーズの集いは、「毎月の真氣光研修講座と同じようにしよう」「参加してくれる人が多いメンバーズの集いは、研修講座の総決算」と考え、少々気合いを入れて、今朝の7時から三日間申し込んでいただいた方の名簿より氣を送らせていただきました。
 真氣光の特長は、暗いマイナスの氣を取り除くのではなく、外から光のようなエネルギーを取り入れることで、そのまま明るいプラスの氣に変えられるところにあります。
私たちの氣のエネルギーは見えない光のようなものですが、所々にマイナスの氣の影響を受けて、影となっているところがあるものです。
それにより、心や体に一見マイナスの影響が出ているのですが、真氣光によって、それが単に良くなるばかりではなく、そこから学び気づくことで、その人をより大きく成長させるばかりか、プラスの氣として見守ってくれる存在を増やせることにあります。
つまり自分が輝くことで、周りの人や魂といった存在にも光を与えられ、周りをも変えられるということになるのです。
 その効率を上げるには、真氣光を受けることでマイナスの氣の存在を認識できたなら、そこから氣づきのヒントを得て、積極的に自分の考えや行動を変えていけると良いのです。
今年一年は、どんな年だったでしょうか。
体や心にどんなマイナスの氣の影響があったでしょうか。
そこから、何か考えや行動を変えられるヒントはあったでしょうか。
もしそれがあれば、マイナスの氣の影響はあったけれど、それにも感謝ができるということになりますし、マイナスの氣があれば、それを防ぐようにプラスの氣も働いてくれていたはずですから、それにも感謝できます。
そして少しは自分の考えや行動を変えられているでしょうか。
どんな人にもこれまで生きて来た上でのクセみたいなものがあり、簡単には変えられないことがありますので、それに気がついたら、また再び変えようと努力してみることです。
何ができて、何ができなかったのか、一年を振り返ってみると良いでしょう。
 真氣光メンバーズの集いでは、真氣光研修講座と同じように、まずは自分に真氣光の光を集め、影響を受けているかもしれないマイナスの氣に光を当てます。
自分にたくさんの光が充電できたなら、周りの人にも真氣光を送ってあげられます。
他に氣を送れることで、自分自身の光も増えるのが真氣光です。
自分の為に氣を送るのでは本末転倒ですが、メンバーズの集いでは一人ひとりの光が大きな力となりますので、それを利用して実習したいと思います。
(中川 雅仁)
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「意識する」と「意識しない」

 クリスマスが近いこともあり、イルミネーションが綺麗な時期となりました。
普段は見過ごしてしまう所にも自然に意識を向けさせられます。
意識とは、実に興味深いものです。
 今年、私は意識することの大切さを、月刊ハイゲンキや真氣光レッスンで解説してきました。
それは、氣というものは波動的な性質があり、つまり「意識することで、こちらの波動にあった氣を周りから受け、周りに送ることができる」ということから、効率良くプラスの氣を取り入れたり、マイナスの氣をプラスの氣に変えるのに役立つということからでした。
しかし、「今意識しないほうが良い」「意識しなくても良い」という場合があるものです。
辛い気持ちを抱えて亡くなり光を失ってしまった魂、つまりマイナスの氣は数限りなく存在しています。
自分とは縁の遠いマイナスの氣にまで氣を送っていたら、こちらが疲れてしまい、今やらなければいけないことが出来なくなってしまいます。
意識してしまうことで、波動の同調作用が働き影響を受け易くなるのですから、そのような場合は、敢えて意識しないほうが良いということになります。
例えば、私はホテルに泊まることが多いのですが、場所によっては、その場に存在するマイナスの氣の影響で、寝付きにくいところがあるものです。
具体的には、何かの音が気になったり、部屋の温度だったり、ベッドの感じだったりするのですが、それを妙に意識してしまい、つまりマイナスの氣に気をとられて寝られないということがあるのです。
しかし、寝ないと明日に悪い影響がでますから、そのような時は、ヘッドを当てたり音氣を聞いて自分の中に光を集中的に入れようと意識します。
意識をマイナスの氣に向けないようにすることで、その場のマイナスの氣による影響を最小限にすることができますので、マイナスの氣の影響が気になる時は、まず自分に真氣光を取り入れましょう。
 また、アスリートが「練習を繰り返すうちに体が覚えてしまう」と言うように、自然に体が動くほうが、つまり意識しないほうが良いという場合もあります。
つまり、同じ事を繰り返し練習することで、マイナスの氣が付け入る隙がなくなるということもあるのです。
マイナスの氣は、巧妙に私たちの気持ちを下げようといろいろな現象を起こします。
一時的にマイナスの気持ちになっても真氣光を受け「その手には乗らないぞ」と気持ちを持ち直し、何事も練習するというイメージで取り組むことです。
練習を始めなければ、何であれ出来るようになりません。
このように意識しないほうが良い、したほうが良い、どちらもうまく取り入れて、効率良く自分自身の魂の輝きを増やしていきたいものです。
(中川 雅仁)
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残り時間を知り気合いを入れる

 私は、乗り物に乗りながら原稿書きをよくしています。
だらだらやっていると、なかなか仕事が進まないのに、時間を意識しながら「あと何分のうちにやるぞ!」と思うと、気合いが入るから不思議なものです。
これも心や意識というものが、氣に関係している事例だと思います。
先日、「あー疲れた、でも良くやった」と、焼き鳥屋に行った話を書きましたが、忙しい日が数日続いたような時には、「これが終わったら温泉に行こう、残り1時間!」と、私は自分に言い聞かせます。
東京にも数カ所温泉があり、泉質が良いかどうかは分かりませんが、広い浴場や露天風呂は身も心もスッキリするものですから、これも馬の鼻先にニンジンをぶら下げる効果ということでしょうね。
 ところで、科学的・医学的にも、「あと10分」などと残りの時間を知らせることは、報酬感によって反応する脳の部位が活発化し、疲れを感じると活動が大きくなる部位の働きが低下して、「意欲が増し、疲れを感じなくなる効果」が認められているそうです。
また、ある研究では、作業のゴールが見えるとドーパミンというホルモンの分泌によって、火事場の馬鹿力のような効果が出るという報告もあるそうです。
 私は、氣と体と心は、繋がっていると、よく説明しています。
「気合いが入る」とよく言いますが、自分の意識を強く持って体を使おうとすることで、心が発するプラスの思いが周りからプラスの氣を集め、その人自身の見えない光のような氣が増え、邪魔をするように働くマイナスの氣の影響を少なくすることが出来るのだと思います。
日頃から真氣光というプラスの氣を外から取り入れていると、マイナスの氣が離れ易くなりますので、さらに効果を発揮することでしょう。
ですから、真氣光を受けながら、仕事や家事、勉強などにも、この「残り時間を知り、気合いを入れる方法」を利用していただきたいと思います。
 さらには、真氣光を受ける時にも、この方法は有効です。
センターなどで氣を受けている時にも、「あと何分しっかりと受けよう」と思うことで、集中力が増し、氣の吸収力も上がることでしょう。
これは、遠隔真氣光で誰かに氣を送ってあげるような時にも、同じ事が言えます。
しっかりと集中できることで、長い時間を要しなくても、たくさんの氣が送られるということがあるものです。
自分なりに意識の仕方、気持ちの持ち方を工夫してみてください。
 12月に入りました。
一年を振り返り、今年出来なかったことは無いでしょうか?残り一ヶ月です。
もしあれば、来年早々から好スタートがきれるように、気合いを入れて少しでも、今年のうちにチャレンジしてみることです。
(中川 雅仁)
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今日の反省と明日への誓い

 もっと幸せになりたい、良くなりたい、変わりたいと、誰でもが思うことでしょう。
しかし、ただ漠然とそれを思うだけで何もしなかったら、何も変わるはずがありません。
人は、氣・体・心の三つの要素から成り立っていて相互に関係し合っているのですが、大切なことは、これらを高めようとすることです。
昨日から、今年最後になります真氣光研修講座が沖縄で始まりました。
研修は、ヨガを取り入れ体の面から氣や心というものを高める一方、各種の講義や行法を通して心の面から、さらには真氣光を受けることで氣の面からと、4日間で三つの側面から総合的に高めようというものです。
そして、その中心となるのは、氣と心からなる魂の成長を促すため、真氣光を受けるということであり、さらには毎日夜には、今日一日の反省をし、明日への誓いを立てていただいています。
それは、外から光のような氣のエネルギー・真氣光を取り入れることで、心の持ち方や意識が良い方向に変わり易くなるのですが、ただ氣を受けるだけではなく、自ら積極的に成長しようと思うことで、さらに成長が促進されるからなのです。
 どのような心の持ち方をしたらよいのか?
研修講座では、洗心の指標を参考に、苦手・面倒・嫌なことはマイナスの氣に関係しているので、それを克服しようとすることだと、お話ししています。
一日一日、何か良くなろうと思うことが成長に繋がるのであり、その時にわからなくても、その積み重ねをしていくうちに、ふと気がついたら、全く自分が変わっていたということになるのです。
一歩進んで、二歩下がるような時もあるでしょう。
しかし、「変わろう・変えよう」と諦めずに努力すること、これ無くして成長はありえません。
 この努力ということが、最もマイナスの氣にとっては嫌なものなのです。
マイナスの氣は、いつまでもその人が不幸のままでいて欲しい、あるいは彼らの思うとおりになる「出来ない人・マイナス思考の人」のままでいて欲しいと願っていますが、それを変えようと努力されることで、マイナスの氣の思うとおりにならなくなるからです。
 つまり、真氣光を受けながら、今日の結果を反省し明日への誓いを立てて努力されることが、一番嫌なのです。
何か自分を変えようとすることは、とてもたいへんなことです。
時には、辛くなったり、もうダメだと思ってしまうこともあるでしょう。
でも、それに負けていては、マイナスの氣の思うツボ、いつまでもマイナスの氣の影響を受けている不幸な状態のままです。
マイナスの氣に立ち向かうしかありません。
皆さんも研修講座に合わせて、今日の反省と明日への誓いを立ててみていただければと思います。
(中川 雅仁)
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氣とプラセボ効果

 皆さんは、プラセボ効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、薬でも何でもないものでも、医者に薬だと言われて飲んだら、効いてしまうことがあるというものです。
この効果は広く知られていて、最近の研究では、それが砂糖の錠剤だと知っていても、安眠効果があったり、他の人と同じ時間だけ睡眠を取ったとしても、より良質の睡眠を取ったのだと信じれば、さまざまな作業でより良い成果を出せるようになるとのことです。
さらにある研究では、偽の痛み止めクリームを与えられた人々は、脳内の痛みを感じる領域が不活性になっていることがわかったり、また別の研究では、同じような偽のクリームが、脊柱の細胞を活性化することが示されました。
しかし、現在の科学では、このプラセボ効果が働く仕組みは、よくわかっていないということなのです。
私は、人には心や意識というものがあることで、「これで治る」という思いからプラスの氣が集まり、それが氣を高め、体に良い作用が働くものだと思います。
 このようなことから、薬を開発するときには、このプラセボ効果が出ないように、医師からも患者からも偽薬か本物の薬かを分からないようにする二重盲検法で試験します。
昨年、私は、い氣い氣ラジオ特別編でゲストに川嶋朗先生(東京有明医療大学教授)をお迎えしました。
その時に、この二重盲検法について、この試験方法そのものが意識の力つまり氣の存在を認めていることだという、興味深い話を伺いました。
両者が分からないようにするのは、分かっていると、何らかの作用が出てしまうということを認めているから、つまり「氣のせい」ということになるので、わざわざ両者から分からないようにしているということなのです。
川嶋先生は、「プラセボ効果を大いに利用すべし、お金もかからない、副作用もない、こんなに良いことはない」と言われていました。
興味のある方は、こちらからどうぞ→(https://goo.gl/Ra43qD
 それでは、真氣光で効果を感じるのは、プラセボ効果によるものなのでしょうか。
これについては、西本真司先生によって、ハイゲンキの二重盲検法の論文があります。
見た目は全く同じハイゲンキ照射ヘッド、氣の出るものと出ないもの二種類を用意して、試験した結果、照射ヘッドからの氣の効果が認められるというものでした。
 これらのことから分かることは、ハイゲンキや氣グッズからも氣が出ていますが、さらに心や意識というものがプラスの氣を集めますので、これを上手く利用することで、より多くの効果を引き出せます。
ですから私は、月刊ハイゲンキやセミナーなどを使って、できるだけ解説するようにしているわけです。
(中川 雅仁)
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あー良くやった!自分へのプレゼント

 私は、たくさん働いて、とっても疲れた時には、氣を受けるということもありますが、仕事でも氣は受けているのですから(笑)、それに加え、心で氣を高めるためのいろいろな方法を利用しています。
例えば「疲れたー」という言葉が出そうな時には、「(疲れたけど)あー良くやった」と言うようにして、言葉からネガティブな発想がなくなるようにするとか…。
先日も仕事が一通り終わって何だか凄く疲れた感じでしたので、まず床屋に行きました。
頭を刈ると、さっぱりとした気持ちになるものです。
そして、30年前から知っている焼鳥屋に、久しぶりに寄ったのです。
その店は、カウンターがメインの小さなところで、店の大将をはじめ従業員もご高齢(普通ならとっくに定年退職)ですが、私の心がタイムスリップして、すっかりリラックスしてしまいました。
1時間程ですが帰る頃には疲れが吹き飛び「また明日からエンジン全開、バリバリやるぞ」と、思えるようになるから不思議です。
 たまには自分へのご褒美など、プレゼントも良いものです。
また何か、そういうものがあると、馬の鼻先にニンジンをぶら下げるではないですが、やらなければならないことへの集中力が増すということがあります。
学生時代、プレゼントという英単語には、「贈り物」という意味の他に「現在」という意味があることを知りました。
言葉の由来や正確な意味は、私にはわかりませんが、過去にやって来たことへのご褒美が、今に繋がっていると思います。
その延長で考えると、今やっていることがしっかり出来ないと、将来のご褒美もないということになります。
つまり、過去に起きたいろいろな出来事、それには嫌な事があったかもしれないけれど、今ちょっとゆっくり出来ているなら、それは神様がくれたプレゼントですから、感謝して楽しめると身も心も癒されるでしょうし、また将来のために、今やらなければならない事に集中して、全精力を傾けて一生懸命にやることなのです。
 私たちの先祖の多くは、休むことなく働いて、今の豊かな日本を作ってくれました。
中には、働くことを強要されたために「休めない、休んじゃいけない」と心に鞭を打って、あるいは周りから「休むな」と鞭を打たれて、働いてきた辛い人もいるでしょう。
そのようなマイナスの氣の影響を受けると、生活の中に楽しみや喜びを見失いがちになるものです。
氣を受けるとともに、時には自分の過去からのプレゼントに感謝して、趣味や好きなこと、楽しいこと、何かウキウキと心躍ること等、人生を楽しむ心を持てるようにしたいものです。
(中川 雅仁)
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あいさつに良い氣をのせて

 私は、今週水曜日から、ここ熊本・阿蘇に来ており、11/2~5の日程で真氣光研修講座を開催しております。
この度は、九州を中心に北海道や関西地方からも総勢31人の方が集まって下さいました。
毎年参加してくださる方に加え、数年ぶりに参加した方、あるいは全く初めてという方など、見えないご縁で繋がっている皆さんです。
 2日目の今朝は、この講座では初めての氣づきの時間(いいとこ探し)がありました。
「研修に行こう」と申し込みをした時点から真氣光のエネルギーは届き始めるので、私は「そこから振り返って考えてみて、何か良かったこと、気がついたことはなかったでしょうか」といつも聞いてみるのですが、今回もたくさんの人が発表をしてくださいました。
その中に、「職場の仲間としっくり行っていないので、自分を省みて、・・・に気をつけようと思います」と発表してくださった方が居ました。
さらに付け加えて、「少しトーンを上げ明るくなるように挨拶にも気をつけます」とも言われ、私は「これは小さなことかもしれないけれど、氣の観点から考えると、大きな一歩にもなることだ」と感心したのです。
 真氣光では、どんなに周りの人や事柄に問題があっても、まず自分の氣を高め、自らプラスの氣を発せられるようにすることを基本としています。
プラスの気持ちを持って言葉を発するという行動は、自分からプラスの氣を出すということであり、周りからプラスの氣を集めます。
この挨拶で、直ぐに周りの人から良い反応はないかもしれませんが、自分に返って来るプラスの氣があるということなのです。
ですから、これを続けられることで、積もり積もったプラスの氣が、大きな効果を引き出すことになるわけです。
 さらには、その人を幸せにしたくないというマイナスの氣も、その良い氣をのせた挨拶を聞いています。
マイナスの氣にとっては、波動が合わなくなって、そこに居づらくなるので、何とかそれを止めさせたいと邪魔をしてくるかもしれません。
しかし、それを実践しているうちに、自然にマイナスの氣にも光が届き、そこから離れなければならなくなるばかりか、周りの人へも光が届くようになるのです。
 この方のように、小さなことでも、自分が良いと思うことを決心して行動してみることは、自分自身の魂を輝かせます。
あいさつに良い氣をのせることは、毎日の生活の中で多くの人が使いやすい方法と言えるでしょう。
真氣光をしっかりと受け、自分の心に余裕を作り、周りの人への挨拶に、良い氣をのせていただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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女性特有の冷えとマイナスの氣

 「中川雅仁の今日も一日い氣い氣ラジオ」10/29放送分では、だんだん寒くなってきたので冷えの話題にしようかと、スタッフの佐久間郁子さんと話をしていたのですが、私にとってちょっとした発見がありましたので、きょうはその話にしたいと思います。
冷えと言っても私などは、お腹の脂肪が溜まっているところが若干冷たい感じがする程度で、いつも手足が熱く、特に足などはいつも裸足でいたいほどなんです。
しかし、特に女性は足や手など体のあちらこちらに冷えるところがあるようで、しかもいつも冷たいのに、いつものことだから、それを特別に冷えとは感じていないということもあるようなのです。
 私は、冷えもマイナスの氣の影響があると、これまでもお話ししてきました。
それは、体が冷えるという人に氣を送り、その人から出てきた魂の話から分かったことで、海や川など水の中で亡くなった、あるいは寒いところ、例えば雪の中や山、シベリアなどに抑留されて亡くなったなど、そのような人が自分の辛さ、無念の思いを分かって欲しくて、寒さを伝え訴えていることがあるからです。
 今回、話をしている中で、「田植えで足が冷たくなる」という話から、私の頭の中に、女性がとても苦労している姿が想像されました。
昔は、男性ばかりではなく女性も重要な働き手でしたから、特に他家から嫁いできた若いお嫁さんは、新しい労働力としてずいぶん期待されたことでしょう。
農家なら畑仕事はもちろん、炊事、洗濯、掃除、さらには育児と、やらなければいけないことがたくさんあったはずです。
もちろんゴム手袋や温水など無いですから、素手で冷たい水を使わなければならないでしょうし、住宅事情も悪いうえに十分に身に付ける防寒着なども無い時代ですから、体のあちらこちらに冷えを感じ、そのようなたいへんな状況から、辛い悲しい思いを抱えたまま、亡くなっていった人もいたことでしょう。
さらには以前2002/11/28号で書きましたが、他家から嫁いで来て姑に冷たくされ、光を失い暗い魂となってしまった人の話のように、冷たくなった手足や体ばかりではなく、心がとても冷たくなってしまったことが大きな原因となり、光を失ってしまった人たちも多いのではないかと思うのです。
 このようなことが女性特有の冷えに関係していることがあるかもしれませんので、思い当たる人は、まず冷たさを感じるところにヘッドを当てながら、自分自身に冷たくなっている心はないか?と意識を向けてみましょう。
もしかしたら、分かって欲しい誰かが関係しているかもしれません。
ヘッドを利用して、あちらこちらの冷えにスポットを当てていただきたいと思うのです。
(中川 雅仁)
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誰かを変えるきっかけ

 ニュースを見ようとテレビのスイッチを入れたら、タイの国技ムエタイ(キックボクシングのような格闘技)をする可愛らしい18歳の日本人女性選手が出ていました。
ここ三年ほど負け知らずとのこと。
五年生の時にムエタイの美しい蹴り技をみたことがきっかけで始めたというのです。
野球やサッカーなどアスリートの中には、ある選手の活躍に憧れ、それがきっかけになったという人の話をよく聞きます。
その人の人生を大きく変える「きっかけ」というもの、またその「きっかけ」も人の関与が多いことに、私は氣の観点から興味を感じます。
 かく言う私も、サラリーマンから今の仕事に変わりましたが、「父がやっていた真氣光だから」と単純なきっかけではありませんでした。
確かに研修講座に参加して氣の素晴らしさを体験していたのですが、この仕事に変わる直接のきっかけは、精神的な不調に陥った当時の同僚に、研修で習得した氣の治療をしたことです。
さらには、その同僚と働いていた電機会社ですが、入社することになったのは、ある先輩が大学に来て薦めてくれ、すごく興味を惹かれたことがきっかけでした。
 私は、どんな人も氣を持っていると説明しています。
それは見えない光のようなもので、周りの人や物さらには見えない氣等、いろいろな存在の氣の影響を受けて変化しているのですが、逆に言えば、誰もが周りに何らかの影響を与えています。
そして特に人に影響を与えるなどの場合、相手に理解できる言葉や行動にできると、さらに強い氣が届けられるということなのでしょう。
ムエタイの選手であれば、美しい蹴り技から発せられた光のようなプラスの氣が彼女に伝わり、より一層輝かせる方向に作用したのでしょう。
 人をも変えてしまう私たちの氣ですが、できれば周りを良い方向に変えたいものです。
真氣光を知って、人生が大きく変わったと言ってくれる人も多くいます。
その中には、きっかけが古本屋の本棚から落ちてきた一冊の先代の本だったという人もいます。
先代の氣が伝わったのでしょう。
私も、お会いする人、ご縁のある人が、少しでも光り輝く方向に変われるよう、できるだけのことがしたいと心掛けています。
まだまだ発展途上ですが、誰かのためになれるかもしれないと考えることは、とても嬉しいことだからです。
どんな人も誰かをプラスの方向に変える、きっかけになり得ます。
時には、その人の人生をも変えるということがあるでしょう。
これはどんな仕事でも、学生や主婦にだって、あるいは妻や夫、子や孫、友人…という関係の中でも可能です。
真氣光を利用して、まず自分を輝かせることからも、できることだと思うのです。
(中川 雅仁)
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より輝くために、考える

 私は、火曜日に真氣光研修講座を終え、緑に囲まれた比叡山の麓・京都から、東京の高層ビルの中に戻ってきました。
京都には、たくさんの宗教が集まっています。
今回の研修では、宗教に関わってきたけれど光になれなかったという魂が、真氣光によって光のほうへ逝かれるということがありました。
既存の宗教では解決がつかない、まだまだマイナスの氣となっている部分にも、宗教の垣根を越えて真氣光の光が浸透していく必要があるようです。
 私が洗心の指標など心の話を時々しますので、真氣光も宗教のように思われる方がいらっしゃいます。
しかし、真氣光は宗教ではなく、目には見えないけれど光のような、宇宙からの氣の「エネルギー」なのです。
私たちは、氣・体・心という大きく三つの要素があり、せっかく氣を取り入れても体や心にマイナスなことをしていると、氣の効果も思うように上がらないので、心の話もするわけです。
ですから、何か特別な教えがあって、それにそった生活をしていくというのとは違い、真氣光のエネルギーを受けて、その人に本当に必要なことに気づくことで自ら変わっていくというようなものなのです。
 ところで、一見良くない出来事や、解決したい問題点のために真氣光を受けている人も多いと思います。
それらはたいてい、マイナスの氣に端を発した、いろいろな原因が複雑に絡み合っているものです。
私は昔、製品開発の仕事をしていました。
試作品を作り性能を確認して、目標に達しない時には原因を突き止め、それを改善して、目標性能を持つものにするという仕事でした。
難しいのは、問題点を作り出している原因がたくさんあって、それが複雑に絡み合っている場合です。
それを「こうかな、ああかな」と考え対策を施す…しかし、まだダメで目標にはほど遠い…でも少し良い方向に行けば、それも原因の一つと考え、それを踏まえた対策をまた考える…このようにトライ&エラーを重ねるうちに、少しずつ絡み合った原因の糸がほぐれ、糸と糸が分離できて、取り除けるようになるものです。
 私たちの周りに存在するマイナスの氣も、一つではありません。
いろいろなマイナスの氣が複雑に絡み合っています。
真氣光を受けながら、いろいろなマイナスの氣に意識を向け「こうかな」と自分の考えや行動を少しずつプラスのほうへ変えていくことです。
真氣光をはじめとするプラスの氣が、応援するように蔭で働いてくれていますから、越えられないハードルはありません。
そうやっているうちに、ある時気がついたら、以前よりもずいぶん光り輝いている自分に気がつくということになるのです。
(中川 雅仁)
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