自分自身の高みを目指そう

 今週は火曜日に京都での真氣光研修講座が終わりました。
京都という古の都での開催ですから、たくさんのご縁ある方々に真氣光の光が届いたことと思います。
ところで研修中、既に何回も研修に来てくれている九州在住の方から、ある質問をいただきました。
私は、洗心の為の指標について、毎回の研修講座で説明していますが、珍しくその時に出た質問です。
指標の中の「マイナスの氣を引き寄せやすい心」は「憎しみ、妬み嫉み羨み、呪い・・」と続くのですが、「妬み(ねたみ)と嫉み(そねみ)」の違いは何ですか?という質問でした。
私は、会長になったばかりの頃にも似たような質問を受けたことがあったので調べたことがありました。
これらの言葉、嫉妬ということですが、「羨ましくて憎らしい」と相手にマイナスの気持ちを向けるのが「妬み」、「羨ましくて悔しい」と自分にマイナスの気持ちを向けるのが「嫉み」ということでした。
ですから「妬み」なら相手の足を引っ張るなどの行為をするでしょうし、「嫉み」なら自分が落ち込んでヤケ酒に繋がることもあるでしょう。
 私がその時、この指標について興味を持ったのは、それぞれの言葉の意味よりも、「妬み嫉み羨み」と嫉妬に関することを三つも項目を分けて上げている点です。
これについて私は、そのような気持ちを持って体を失い、マイナスの氣になってしまった人が数多く存在していて、それを引き寄せないように重いものから細かく分類しているのだと考えています。
今回の京都という地には、権力者や権威者、羨望の眼差しで見られる人が多く居たことでしょう。
その人達もマイナスの氣を受けるのですが、もっと多くの周りの人が魂の輝きを失いマイナスの氣となって苦しんでいるわけです。
 私たちは、つい自分の足りない所を他人と比較して「羨ましいなぁー」と思ってしまいます。
神様が与えてくれたのですから、本来なら人と比較する必要はなく、自分は自分の置かれた環境で精一杯努力し、たくさんの「いいとこ」を探していくしかありません。
「羨ましい」と感じたら、自分が何をしなければいけないのかを具体的に考え行動していく、きっかけにすることです。
 今年最後の11月の研修講座は、日本一の富士山での開催です。
他と比較して自分を不幸と思っているマイナスの氣も、既に私たちを見守っているプラスの氣も、現状に囚われることなく、自分自身の頂点・高みを目指し、さらなる飛躍を遂げて欲しいと願っています。
また、そのような応援が受けられるよう、皆さんのご参加をお待ちしております。
(中川 雅仁)
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