素直になろうとする心

 皆さんゴールデンウィークは、いかがお過ごしでしたか?
私は毎年のことながら、真氣光研修講座を開催していました。
参加していただいた受講生の皆さん、ありがとうございました。
講座中はテレビからの情報も無く世の中がどうなっていたのかよくわかりませんが、お天気に恵まれたようで、家族で出かけられた方も多かったのではないでしょうか。
 しばらく家を留守にしていましたので、妻は予約録画していたテレビ番組を楽しみにしています。
先月から新しい番組が目白押しのようですが、彼女のお好みは多岐に渡っており、バラエティ、韓国ドラマ、男女の恋愛もの・・・私にはどうにもついて行けないものもあります。
恋愛ドラマなどは、単刀直入に「好きだ」とか「結婚しよう」と素直な心を表現してしまえば直ぐに終わってしまうところが紆余曲折、途中のハラハラ・ドキドキ、一筋縄でいかないところが良いということでしょうか。
私は嫌いではありませんが、はっきりしなくて興味がもてない人もいるかもしれません。
 今月の氣配り画像には「素直に」という言葉をキーワードに選びました。
先代も素直な心とは無邪気(邪気というマイナスの氣が無い状態)につながるとよく言っておりました。素直を辞書で調べると、ありのままで飾り気のないさま、性質・態度などが穏やかでひねくれていないさま・・・とあります。
私は、マイナスの氣が周りに多くなりすぎると、その影響を受けてしまい、素直に自分の心を相手に伝えられなくなることがあります。だからといって、何でもかんでも、ありのままに吐き出せば良いというものではないでしょう。
私たちには良心というものがあり、素直になるとはそれに従って、飾ることなく、ひねくれず、ありのままに振る舞うということなのだと思います。
それが自分の魂にある本来の心であり、それに従い行動できることで、魂が成長するということなのでしょう。
 マイナスの氣が猛威を振るっているときには、素直になれない自分を発見することは難しいものです。
しかしそれを発見し、素直になろうとする方向に自分の心を向けたとき、魂が輝き始めるのだと思います。
マイナスの氣にとっては、いつまでもそこで変わらずに影響を与えていたいので、ご本人には素直になって欲しくありません。
あの手、この手で邪魔をすることもあるでしょうが、それに負けないことなのです。
恋愛ドラマではありませんが、視聴者であるマイナスの氣を楽しませてばかりはいられません。
真氣光のエネルギーは、それを受ける人の魂に浸透し周りに存在するマイナスの氣に光を与え、素直になろうとする心を応援してくれるのだと思うのです。
(中川 雅仁)
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