映画「オーシャンズ」を観て

人類は四億年の時を経てたかだか、ここ百年ばかりの間に宇宙までを探検する程発展進化をつづけていますが、我々の足元の地球の奥深くの海には想像さえもできない未知の世界が広がっているのです。
と、ナレーションが…。
海を見たこともない少年の「海ってなあに?」の一言から始まった映画「オーシャンズ」。
海という名の大いなる生命体の奇跡と人類の先祖といわれる、そこに棲む生物たち。
全く知らない海の生物の躍動感にあたかも、それらと一緒に体験し共鳴している自分に気が付き、感動を味わうことが出来ました。
あの撮影はどうやって?このシーンは何故カメラで捉えられるの?と、大迫力の映像に息を呑む連続です。
でも、その躍動の影に自分本位の人類の行動によって絶滅の危機に晒(さら)されている生物たちや海の変化をも、しっかりと見据えています。
青い地球を壊すのも人類ではあるけれど、それを阻止できるのも、いいえ絶対に守っていくことが出来るのもまた我々人類の力であることを信じています。
配給:ギャガ powered by ヒューマックスシネマ
(Hさん)
[menu][次へ]