長女が父にやっと会えました!

 夜遅く、85歳になる母から電話がかかってきました。
「この間から喉が痛いし、もう歳だから・・・」と。
90歳の父と暮らす母は、少し気弱になっていました。
俄かに咎めの心が出てくるのを感じながら、「ねえ、ちゃんと首サポーターはしてた?コロコロはしてた?言葉には、エネルギーがあるから、気を付けて使わないと!」矢継ぎ早に攻めの言葉が出てきます。
とりあえず、次の日に氣グッズを持って行く約束をしました。
母のことを大切に思っているのに何故攻めてしまうのか、受話器を置いてから考えました。
私の中のエゴに気付き、もっと優しくいえばよかった・・と反省しました。
翌朝早く、母から電話があり、笑いながら「昨日言われた通り、首サポーターをして寝たら、すっかり良くなってたから、買い物に行こう!」と言うのです。
私の言葉を、腹を立てることなく聞いてくれた母に感謝しながら、長女に言いました。
「おばあちゃんが、買い物に行こうって言ってるよ!」ところで長女は、父ともう三年近く会っていません。
心の病気で、外出が出来なくなってしまったからです。
殆ど期待していませんでしたが、何と長女が、出かける準備を始めるではありませんか。
もしかしたら、父に会わせられるかもしれない・・・自分で靴を履いた時、胸がいっぱいになりました。
真氣光の氣の力はもちろん、(必死の思いで参加させた)研修講座で頂いた、たくさんの心からの愛情が、きっとまた、長女の「人を信じる力」になってくれたのだろうと思います。
長女に関わって下さった方々には、どれ程感謝しても足りないくらいです。
本当に有り難うございました。
おかげで、やっと、両親が生きてるうちに、会わせることが出来ました。
90歳の父が、畑から長女の顔を見に来てくれ、「よう来たな~」ととても嬉しそうでした。
まだまだ先は長いけど、一歩一歩楽しみながら、前進したいと思います。
中川会長、スタッフの皆様、会員の皆様、どうかこれからもよろしくお願い致します。
(佐賀県 イマココさん)
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