「すす払い」は、古くは一年間のすすやほこりを払い、家の中を掃き清め、新年の五穀豊穣を年神様に祈る行事でした。
江戸時代になると12月13日に年神様を迎えるための準備である「正月事始め」をするようになりました。
この日に神棚や仏壇のすすを払って清め、20日までに餅をつき、正月飾りの準備をしました。
現代は掃除機や科学雑巾など便利な道具がありますが、昔は竹竿の先に藁(わら)をくくりつけた「すす梵天(ぼんてん)」というはたきを使用していました。
そして掃除が終わった後に外に立てて飾り、小正月に正月飾りと一緒に焼くという習慣がありました。
毎年、年の瀬が迫った時期に慌ただしく大掃除をするのではなく、早めにスケジュールを立てて取り掛かるのが良さそうです。
さらに部屋のあちこちに真氣光のシールを貼っている場合は新しいものに貼りかえると気分一新して新年を迎えられることでしょう。
(本社 加藤)
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