いつも光に向かって

新聞を読んでいても、テレビでニュースを見ても、明るい話はなかなかありません。新聞もテレビもどんなに悪い状況かを詳しく解説してくれるので、暗い気持ちにならないのが不思議なぐらいです。そんな年の瀬なので、今月の気配り画像は「いつも光に向かって」という言葉を、シクラメンの花の写真に入れてみました。光に向かうとは、逆に言えばマイナスに波動を合わせないということです。つい私たちは、マイナスの氣の波動に敏感に反応し、周りの人や物、さらには悪い出来事の影響を受けてしまいがちです。そしてたいていは、調子が悪くなったのは「誰々さんのせいで・・・」とか「・・・が悪いから」「良くない物だから・・・」などと「自分以外のせい」にするのです。氣は波動的な性質があるということを知っていると、他のせいにできないことがわかります。眠れない夜の時計の音が、やけに耳に付くこともあれば、車中大きな声で話している隣の席の人を尻目に熟睡してしまうこともあります。つまりは自分が受信状態になるかならないかで、身体に入ってくる量が大きく違うということです。例えば「売り言葉に買い言葉の喧嘩」ですが、周りからのマイナスの氣の波動に、自分の波動が同調して自らのマイナスが浮かび上がることもあれば、自分の波動と共鳴して移ることもあります。結局は自分の氣のマイナスが原因ということなのです。それに気がついたら対策はどうするか?「売り言葉」を放つ人を居なくするか、自分が他の影響を受けないようにするかです。長い目でみたら、この先もそのような人の影響を受けることがないように、自分の魂の質を上げることを考えた方が得策です。
そこで対策ですが、ひとことで言えば真氣光を受けることです。その時のポイントは「自分はマイナスの影響を受ける」という事実から逃げないこと、何故ならそこから目をそらす真氣光が吸収されにくくなるからです。私たちはマイナスの影響を受け調子が悪くなるから、そこに意識が向く、つまり一生懸命に氣を受けようという気持になるものです。そして、その時エネルギーの吸収力が最大限に高まるようになっていて、大きな進歩の前には、どうしてもこの過程が必要なのです。
「いつも光に向かって」とは、いろいろなマイナスの氣の影響、つまり影の存在も多い状況の中で、強い宇宙からの光に意識を合わせ、さらに「氣を受けよう」とすること。人間だけでは難しいことも宇宙からのより強いエネルギーを利用することで、魂の向上が容易になるのです。今週日曜日のメンバーズの集いでは、この辺りのことも実習したいと思います。