伝える工夫、変わろうとする工夫

 真氣光セッションで、いろいろな人の話を聞いていると、人に伝えるということが、いかに難しいことなのかということがよくわかります。
「友人にアドバイスをしたいけど誤解されそうで言えない」「夫に自分の気持ちをなかなかわかってもらえない」「部下や同僚に、仕事のやり方をなかなか理解してもらえない」等々・・・私も、そのような相談を受けることがあります。
 私たちは、人との付き合い無しには生きていけません。
私自身、口下手で、あまり人と関わりたくないという理由で、機械を相手にする仕事に就こうとエンジニアになったのですが、人付き合い無しにできる仕事はありません。
そんなストレスを抱えていたところで、真氣光研修講座に参加して考え方が変わりました。
大切なのは自分が、いかに変わっていくか、工夫していくかということだったのです。
 もともと誰かに何かを伝えようとすることは、とてもエネルギーを使うものです。
良いことも、悪いことも同じくエネルギーを使うものです。
何かを伝えるのには、いろいろと理由があるでしょう。
自分の感情を相手に伝えて分かってもらいたいとか、その人のためになるから伝えたいとか、立場上言わなければならないことがあるとか、生きていく上で絶対に必要とされるものがこの伝えるという行為です。
 しかし時として、この伝え方が悪いことで、さまざまなトラブルにもなってしまうのです。
その時の言葉使いや態度、相手の状況や気持ちの状態などで、すんなりと正確に伝わらないことがあるからです。
そして一番は、伝える側の気持ちや、相手に対して何を期待しているかによっても結果は大きく変わってきます。
守護霊や神様のようなプラスの氣の存在や、あるいは宇宙が、私たちに伝えたいことは、まだまだたくさんあるのでしょうが、やはり受け手である私たちの状況によって、それらは大きく変わってくるのです。
伝えてもそれが理解されなかったり実践的でなかったりしたのでは、あまり意味がないからです。
もっとこうしたらいいのに、このほうがいいのに、何故わからないのか、出来ないのかと思っても、相手がそうなのだから仕方がないということなのです。
伝えるタイミングと伝え方を工夫するしかないのです。
相手のことは変えられません。
伝えて気づいて変わってもらうしか方法はないからです。
逆に言うと、人に何を言われても、自分が変わるしかないということなのです。
もしかすると、あなたが良い方向に変わることを邪魔するマイナスの氣があるかもしれません。
しかし、真氣光のエネルギーの応援を受けながら、マイナスの氣に負けることなく工夫していきましょう。
(中川 雅仁)
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