よく笑ってますか?

サミットが近いからでしょうか?街中にパトカーと警察官が溢れています。昨日などは用があって秋葉原に出かけたところ、大事件があったばかりだからでしょうか、1 時間ほどの間にたくさんのおまわりさんに会いました。何となく緊張の氣、重々しい氣が溢れていました。妻が美容院に行って話を聞いてきたのですが、若い男性の美容師さんが駅で職務質問をされて、急いでいた帰りの電車に乗り遅れ、かなり怒っていたようです。一方おばさんの美容師さんは呼び止められたことがないとか…、妻曰く「おばさんに質問したら、面白い人が多いから、警察官も笑えることがあるかも」、警察官に笑いながら話しかけられることはありませんから、「疑われている」という不快感が、受け手に面白くない心境を作るのだと思います。私は職務質問で呼び止められたことはありませんが、似たようなことでよくあるのは、飛行機に乗る際の空港での荷物検査です。私の鞄にはパワーユニットの部品、ホワイトセラミックヘッド、パソコン関係機器等々いろいろなものが入っているので、よく引っかかるのです。急いでいることがあるものですから、「申し訳ありません、もう一度機械を通しても良いですか」と聞かれると、こちらも「またか」とばかりにムッとなりがちです。
よく考えると検査員は仕事とはいえ、かわいそうなもので、誰も笑って検査を受けている人はいません。不快感はマイナスの氣を増やします。そのような場に少しでもプラスの氣を増やすために「笑」は重要です。私も気持ちよく検査が受けられるよう、笑顔を忘れないようにしようと思った次第です。
話 は変わりますが、ネット上のアンケートで「あなたはよく笑いますか」という質問に「わたしはよく笑います・わたしはあまり笑いません」二者択一で答えるアンケート調査の結果がありました。驚いたことに2,764 人の答えは81.8%の人が「よく笑う」で、「日本人は、それはもうよく笑う」と結論づけていました。よく笑うという女性85.1%に対し男性は73.1%と、やはり男性の方に笑いが少なく、さらには年齢別に見ると60 歳以上と45 ~49 歳で50 %程になっており、男性は私の年代に笑いが少ないのです。仕事疲れでしょうか?一方一番多いのは若い女性で実に9 割ほどにのぼるのです。アンケートの回答の中には愛想笑い、苦笑い、失笑などいろいろあるかもしれません。しかし、暗い出来事が多いこの頃です。笑う門には福来たる、自分のためにも回りのためにも、気持ちの良い、明るい笑顔を心がけたいと思うのです。