変化を受け入れ、よい方に変わろう

 既に亡くなっている人は、魂として存在していますが、私は真氣光という氣を送ることで、氣を受ける人の口を使って出てくるというかたちで、これまでたくさんの魂たちに遭遇してきました。
その多くは、過去の自分に囚われていて、なかなか変われない人達です。
自分たちがたいへんな目に遭わされたことを恨んでいる魂などは、かつては幸せに暮らしていたのに、誰かにやられたことにより家族みんなが苦しい目にあうことになったと、既に何百年も経っているのにそれを忘れることができないのです。
それでも真氣光の光が届くうちに、どんな魂も変わらなければならないことに気づき、光が見えてきたという言葉を遺して消えていくのですが、魂の光を失うとなかなか変化を受け入れられないもののようです。
 人は良かった頃の自分、幸せだった頃の生活など、過去のその時の自分を取り戻したい、その通りの生活に戻りたいと思うものです。
でも時は確実に過ぎていて、自分自身の肉体も少しずつ変化しているので、その時のような状態や気持ちにはなかなかなれないものです。
ここで大切なのは変化を受け入れるということです。
何か不幸なことが起きた時に元通りにして欲しいと強く誰もが思うでしょう。
しかし、それは無理なのです。
でも全てが変化しているのであれば、その変化を良い変化として受け入れる、また自分の努力で良い変化にしてしまうことはできるのです。
全てのものは常に変化しています。
だからその変化を認めて受け入れるのです。
そしてさらにそこから良く変われるように努力するのです。
逆に努力がイヤだからといって何もしなければ、そのままの状態を維持できるかといえばそうではなく、良くない方へと変化している場合もあります。
なぜなら自分だけが変化を拒んでいるのであって、周りは常に変化しているからです。
だから、どうせ変わらなければならないのなら、良い方へと変われるように意識して努力すれば良いのです。
良いと思えるように努力することです。
心の目を開いて、良い方へと向かうことができることを見つけるのです。
 私たちは体を持って学んでいます。
体は常に変化しており、目に見える周りのものも変化しています。
そのような場で、いろいろな変化を受け入れ学べるから、死を迎え体を失うという大きな変化に対しても良い方、つまり光の方向を目指して羽ばたいていけるとも言えるでしょう。
真氣光のエネルギーは、私たちの魂を輝かせ、私たちが変化を受け入れ、それを乗り越えられるように応援してくれる宇宙からのエネルギーですから、上手く活用していきましよう。
(中川 雅仁)
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