私は何度か他人の定期券やキャッシュカードや財布等の落とし物を拾って、交番に届けています。
落とし物は無いかと下を向いて歩いているわけでもなく、いつも夕方の18時半前後の暗くなった時間帯に偶然、見付けて交番に届けているのです。
今日も18時半頃に、市営駐輪場から出る時に、小型で黒い財布らしき物を拾いました。
この時間は管理事務所が閉まっているので、いつもの駅前交番に届けました。
定期券でした。
拾った場所を言い、お礼は要らないからと断り、帰宅しました。
偶然とはいえ何故、私は落とし物を何度も拾うのだろうか?落とされた物達が私に、「早く見付けて!交番に届けて!早く落とし主の元に帰りたいよぉ!」と、これらの魂さんが私を誘っているような気がします。
物も魂を持っている。
そう考えると、私達は働いて得たお金と、そのお金で購入した物を大事に扱う事が大切だと、改めて思いました。
また捨てる時は、『有り難う!、ご苦労様。』等と、植物の花と同じように、言葉をかけたいと思います。
(Sさん)
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