きょうは横浜へ、みなとみらい線沿線の横浜赤レンガ倉庫まで、グリーンピース・ジャパン主催の海洋環境映像展「もうひとつの地球への旅?グリーンピースの見た海?」を見に行っていきました。広告で目にしたサブタイトル「私たちの目に見えない海洋ですすむ環境破壊。地球と海を愛する皆さま、ぜひご覧ください」に興味を持ち足を運んだのです。2005/10?2007/2までグリーンピースのキャンペーン船エスペランサ(希望)号が世界の海を巡り環境破壊の現状を映像に記録したものの上映を主に、海や生き物の写真が少し展示されていました。私は月刊ハイゲンキの取材で、グリーンピース・ジャパン事務局長星川淳氏にお会いしたことがあります。その際にも、いろいろな話を伺ったのですが、実際に映像フィルムで見るとリアリティが増します。特に、地球の70パーセントを占める海ですが、毎日の生活では目にできない汚染、乱獲、違法漁業などさまざまな環境破壊が進行していることがよくわかりました。映像では、目先の経済を優先する考え方では将来海洋生物は死滅してしまう。持続可能な海にするためにも陸地での国立公園や自然保護区のような海洋保護区をつくる必要があると結論づけていました。全世界の人口はこの10月に66億人との推計が出ています。開発途上国を中心に年間7千万人増えるということです。18世紀の産業革命以前には世界人口は約6億人ですから、この3世紀で10倍以上に増えたことになります。この先はいったいどうなるのか?食料やエネルギーの問題を考えると気持ちも暗くならざるを得ない状況です。人はすべての生き物の頂点に君臨していますから、人が生きるということは、いろいろな生き物を犠牲にする可能性があるわけです。短絡的に考えると、人の存在そのものが悪ということになります。しかし私は環境問題も、多くの人が洗心を学ぶための一つの材料ではないかと考えています。なぜなら、洗心により魂の輝きを増すことにこそ意味があると思うからです。つまり、厳しい環境にも屈することなく、強く明るく正しく、自分さえ良ければなどという欲やエゴを捨て、皆で知恵を出し合って仲良く相和し、もう十分で有り難いと満足し感謝あふれる生活ができることで、魂のエネルギーは光を増します。そして誰しも皆、身体を失い宇宙に戻るわけです。宇宙から地球に生まれ、この限られた世界で精神性を高め光を増して、再び宇宙に戻る。そのときに、より強くなった光が宇宙に必要なのでしょう。真氣光というエネルギーもそれを促してくれるのだと思うのです。前述の映像展は14日(日)まで開催しているようです。詳細はグリーンピースジャパン03-5338-9800にお問い合わせください。