ひとくち歳時記「秋の七草」

春の七草は食べて無病息災を願うものですが、秋の七草は眺めて目で楽しむもので、万葉集で山上憶良が詠んだのが由縁とされています。
秋の七草とは、
【萩(はぎ)】
【尾花(すすき)】
【葛(くず)】
【撫子(なでしこ)】
【女郎花(おみなえし)】
【藤袴(ふじばかま)】
【桔梗(ききょう)】
です。
現代では馴染みがなくなりつつあるものもありますが、この中で、撫子(なでしこ)は、女子サッカーの「なでしこジャパン」がワールドカップで優勝し、ロンドン五輪の出場権も獲得しましたのでよく耳にするようになりました。
奥ゆかしくたおやかな日本女性のことを大和撫子と言いますが、「なでしこジャパン」は男性顔負けの力強いチームです。
(東京センター 加藤)
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