真氣光を受けていくと、恨みを持つマイナスの氣や、光を嫌うマイナスの氣の抵抗にあい、事態がなかなか好転しない時があるものです。
それは、真氣光を始めてまだ間もない人と長年続けてきた人、背景にあるマイナスの氣の強さや、家族の状況などで、みな違います。
私は総じて、そのような時は、強い心を持って自分と周りに真氣光を取り入れるとともに、自分の考えや行動を積極的に変えようとすることだと考えています。
マイナスの氣は、暗く重いものの上に軽いものというように、いろいろなものが層状に重なっています。
真氣光を始めると、光が浸透して比較的軽いマイナスの氣からプラスの氣に変わります。
そしてさらに真氣光が浸透するとともに、先に逝かれたプラスの氣の力によって、その奥にある、より暗い氣も、やがては光に変わっていくのですが、重いマイナスの氣であればある程、恨みや苦悩、苦痛などのマイナス感情を変えられず、中には強い意思を持って暗いままで居続けようと抵抗するものもあります。
そのような時、私たちは、ハイゲンキを使いたくなくなったり、氣を受けられなくなったりすることがあります。
マイナスの氣はその人が光を増やせないようにするとともに、更なるマイナスの氣を集めようと、その人にマイナスの感情が起きるよう仕向けるのです。
ですから、こういう時こそ、強い気持ちを持ってマイナスの氣に打ち勝つよう、そちらを意識して、自分をはじめ家族などにも真氣光を取り入れなければなりません。
そして、ここで特に重要なことは、強いマイナスの氣は巧妙ですから、その人の意識を占領して気づかれないようにする、つまり我々は上手くやられてしまうことが多いということなのです。
私は、本紙やセミナー、真氣光研修講座で、そのヒントとなることを解説しています。
特に研修講座では、その最も基本となるところを洗心のための指標のマイナスの氣を引き寄せやすい感情として説明していますが、既にそれらの影響を受けていてそのような感情が強くなることもあるのです。
憎しみ、嫉み‥ここにあげられている項目のほとんど、例えば怒り、不平不満、咎めの心などは、周りの人との間で生まれてくる感情です。
つまり他人の影響で自分が陥る感情ですから、「あの人が悪い」と思ってしまうところです。
しかし、人のせいにしていると、自分にマイナスの氣の影響があるとは微塵も思わず、だから氣は届かずにマイナスの氣は更に引き寄せられる、という具合にマイナスの氣の思う壺にハマります。
真氣光を受けるのはもちろん、自分をどう変えていったら良いのか、しっかり考えることです。
大切なのは自分が変わろうとすることなのです。