幸せを感じとれる心

 今朝、新聞を読んでいると「震災後初めての国賓として来日したブータンのワンチュク国王が17日、衆院本会議場で演説した」という記事に目が行きました。
 『国王は「不幸からより強く大きく立ち上がることができる国があるとすれば、日本と日本国民だ」と強調。
「これからも平和と安定、調和を享受されますように」と締めくくった』と、ありました。
 昨年のちょうど今頃、私は、『幸福立国ブータン』の著者、麗澤大学教授の大橋照枝先生に月刊ハイゲンキ誌の巻頭対談でお会いしました。
その時に、先生からヒマラヤ山脈の山あいの小国ブータンという国の話をいろいろ教えていただきました。国王の素晴らしさもお聞きしていましたので、今回のご成婚と訪日、さらには国会演説の報道にも何か親近感を覚えたのです。
 大橋先生との対談の内容は、ブータンが「足るを知る」という仏教的価値観に基づいた国づくりが特徴で、国内総生産(GDP)に代わって精神的な豊かさを重んじる国民総幸福(GNH)を掲げているというお話でした。
その時の先生の言葉をお借りすれば「国民の23.2%が貧困だと言われています。
若者の失業率も5%と高いんですね。
でも、世論調査をすると、国民の97%が幸せだと答えているんです」ということです。
ブータンは3世代同居が当たり前で、家族の絆がとても強いそうです。
さらには、教育・医療は無料で、国内へのたばこ持ち込みは禁止。
鶴が飛来するのに邪魔になるからと送電線も敷かず太陽光発電のわずかな電力だけでやっている村があるなど、先生からお聞きすることは驚くことばかりでした。
 ブータンは仏教的な思想が根底にあるから、助け合いの気持ちが非常に強く、それは人間関係ばかりではなく、犬などの動物にまで及ぶということなのです。
私はふと、真氣光研修講座での出来事を思い浮かべました。
集まってくる受講生は宗教や信条、肩書き、年齢、性別も様々ですが、皆が真氣光のエネルギーを受けるうちに変わって行くのです。
最初は自分のことで精一杯だった人も、徐々に心に余裕が出てきて、他の人のことを思えるようになるのです。
真氣光というエネルギーは、どんな環境におかれていても、それを受ける人の魂に浸透し、氣づきを促します。
私は、それによって、環境は大きく変わらなくても幸せを感じとれる心が育まれるのだと思うのです。
ブータン国民ばかりではなく、幸せな人が一人でも増えるように、日本をはじめ世界中のあちらこちらで、真氣光が必要なのだと思います。
(中川 雅仁)
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氣づきの時間を活用しよう

 私は日曜日に沖縄での研修講座を終え、東京に戻りました。
今回の新しい出来事は、新型ハイゲンキを購入していただいた方が、会場に持参してくださったことです。
今までハイゲンキ本体は重いので、あまり無かったことです。
そのおかげもあり、今回の研修も、たくさんの感動をいただきました。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
 ところで今週の木曜日、朝9時~11時まで米国はボストンとの間で映像を配信しながらセミナーを開催しました。(現地時間では夜7時~)
テレビ電話のような感覚で、現地の人たちと、やりとりをしたのです。
ボストンの皆さんとは、現地で真氣光を取り入れてくださっているニューイングランド鍼灸大学助教授桑原先生の指導の下、真氣光クラスを履修している方々です。
既に真氣光の話は授業の中で説明されているということですので、私の真氣光についての話の後、少しでも良いと思うことを発表し合う、いいとこ探し(現在研修講座では氣づきの時間と言っております)を行いました。
ありがたいことに真氣光を知って間もない方からも、次々と良い話を聞かせていただきました。
中には質問もあり、これが本当にちょうど良い質問で、そこから一般的な氣の説明や真氣光の話に結びつくのです。
 私は、真氣光のエネルギーが強くなっていると、よくお話ししています。
氣づきの時間(いいとこ探し)では、参加者は氣を受けているという意識はないかもしれませんが、実際には氣グッズなどを同時に活用することで多くの真氣光のエネルギーを受けているのです。
真氣光は氣づきのエネルギーですから、それが魂に浸透していくことによって、参加者が何気なく「思いつくことを口にする」ということが、その人ばかりではなく周りの人の氣づきにも繋がり、参加者全員の魂がより一層輝く方向に促されるのです。
 既に真氣光研修講座を受講された方は、受講時を思い出して、ご自宅でも氣づきの時間(いいとこ探し)をやってみてください。
まだ受講したことのない方、受講時のことを忘れ気味の方は、全国のセンターや気功体験会などを利用してみてください。
来月開催するメンバーズの集いでは、全国に向けて3日間にわたり映像を配信し、氣づきの時間(いいとこ探し)も入れますので波動合わせに利用してください。
研修講座は、例年開催している12月の講座はなく、今月20日から開催する高知での研修講座が今年最後となります。
来年に向けて氣の充電が必要という方、さらに強く真氣光に同調したい方は、高知での研修講座もお薦めします。
(中川 雅仁)
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自分が輝き、周りを照らす

 私は昨日から、最高気温29度の沖縄・那覇で、真氣光研修講座を開催しています。
昨年に続き2回目の沖縄開催ですが、空港からモノレールで10分ほどの沖縄センターにも近い、奥武山にある運動公園内に今年は会場を移して開催しています。
この公園には、3万人収容可能な野球場、武道館、弓道場、プール、テニスコート、多目的広場等があり、スポーツ教室をはじめ、いろいろな「まつり」の会場としても利用され、多くの県民が集う場所になっているようです。
さらには、公園内には、沖宮、護国神社、世持神社と、いろいろな神様が祭られている、都会ではありますが氣の良い場所になっています。
図らずも今回の研修は、そのようなところでの開催となりました。
地元を中心に東京や九州・奄美から30名の皆さんが集まってくださり、朝から「朝の呼吸法」「氣づきの時間(いいとこ探し)」に続き「青空教室」にも出かけました。
 今朝の氣づきの時間に一人の受講生から、「研修を申し込んでから、氣を受けることから少し遠ざかっていました」という発表がありました。
真氣光の光は魂に浸透し、人に氣づきを与えます。
氣を受けようとすることで、その方に真氣光のエネルギーが浸透し、氣づきが促され魂の輝きが増します。
そして、その光は、周りの家族や友人さらには先祖をも照らすようになるのです。
しかし時には、マイナスの氣の影響を受けると、真氣光という光が入ってくることを邪魔するように働くものですから、氣を受けることに積極的では無くなることがあるのです。
氣を受けることが良いとは分かっていても、なぜかできない。
しかし、そんな時にも、周りにあるハイゲンキや氣グッズから発している光で、真氣光のエネルギーは少しずつ浸透して行きます。
そして、邪魔をしているマイナスの氣にも光が届き、大きく良い方向へと動くのです。
 「先代は氣を送れる人を養成する」と言って、この真氣光研修講座を始めました。
研修講座で、たくさんの真氣光のエネルギーを受けることで、最初は自分のことだけで精一杯という方も、最後には誰かに氣を送って上げられるようになるのです。
その基本になっているのが、ハイゲンキをはじめとする氣グッズです。
それらによって、どんな時にも「自分が輝き、周りを照らす」ことができるようになっているのです。
 こちらの場所で開催できるようになったのも、いろいろな導きがあったのかもしれません。
真氣光が始まって今年で25周年、まだまだ新参者のこのエネルギーを、見えないところから見守ってくれているたくさんのプラスの氣に感謝しながら、真氣光の光によって、氣を受ける人をはじめ周りの人に光を届けられるように、今回の研修もいつもと同様にしっかりと真氣光を送らせていただきます。
(中川 雅仁)
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(65)やっと肩の荷が下りる

 今週は、昨日まで2日に渡って、新型ハイゲンキの出荷作業を行っていました。
近いところでは既に届いた方もいらっしゃるでしょう。
沖縄など遠い所は、もう2,3日お待ちください。
どんな商品もそうですが、特に今回のハイゲンキ3型は、私にとっては最初の試作段階から山あり谷ありでしたので、昨晩は「肩の荷が下りた」出荷記念に妻と二人でささやかな祝杯を上げました。
次回の出荷は12月になります。
お申し込みいただいている方には恐縮ですが、いましばらくお待ちいただくようお願いいたします。
 これまで私が真氣光を送ることで氣を受けている人の口を借りて出てきた魂には、いろいろな人がいましたが、「肩の荷を下ろす」で、思い出したことがありますのでお話しします。
私は、ある女性に氣を送っていたのですが、その方は真氣光を受けるうちに、すごく苦しそうな表情になりました。
誰か苦しい人の影響だと思い、私は続けて氣を送ったのですが、あるところからどんどん楽になり、少し話せる状態になったのです。
その人は武家に生まれ、死んでも変わること無く、先祖から受け継いだ家を守っていると言っていました。
何百年もの昔から、代々その家は続いてきたのでしょう。
しかし、家を守ることに疲れ、苦しみの中にいたようなのです。
私が真氣光を送ると最後には、「名前が違っても光を送ってくれる子孫がいる」と、嫁に行って名字が変わっても変わること無く光が届くということが分かり、すごく安堵した表情で「やっと肩の荷をおろすことができる」、「光が来るほうに行く」と言って消えていったのでした。
 私たちは、お墓参りに行ったり法事や法要をしたりしますが、それは先祖にプラスの氣つまり光のようなエネルギーとして届くのです。
しかし、○○家というように家単位に行われることで、どうしても姓が違うと人々の意識から外れ、それによって家族でも違う姓では光が届きにくくなるようなのです。
ですから先祖の中には家の名を絶やしたくないと一生懸命なあまりに、姓が変わって欲しくないとか、家を守るためには嫁に行った人でも戻ってきて欲しいと、結果的には今生きている人を苦しめてしまうこともあるようです。
 しかし、真氣光を受けることで、その人をとおして縁あるところ、つまり「家」などの枠を越え幅広く光が届きます。
今回、新型ハイゲンキが世の中に出たことで、古いハイゲンキの力もアップします。
真氣光というエネルギーが強くなるということは、生きている人、既に亡くなってる人、いろいろな人たちに、さらに広く氣が届くようになるということだと思います。
(中川 雅仁)
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(15)新旧ハイゲンキの違い

 先週、「新しいハイゲンキを発売します」とお知らせしたところ、たくさんの方からお申し込み、お問い合わせをいただきまして、誠にありがとうございます。
只今一時的に製造が間に合わない状況ですが、引き続き年内はキャンペーンを行いますので、申し訳ありませんが今後申し込まれる方は、お手元に商品が届くまでに少々時間を要することをご了承ください。
 ところで新型ハイゲンキについて、今回新しくハイゲンキ用プレートを採用し、私が「宛名」と「使用するヘッド」を刻印して出荷しますと説明しましたが、分かったことを踏まえ再度説明させていただきます。
 まず「宛名」ですが、月刊ハイゲンキの真氣光教室のページには『このハイゲンキの名義人の名前、例えば「〇〇家」や「〇〇社」などを刻印して出荷します』と書きましたが、○○家と刻印すると家系を連想する人が多くなり、その家系には氣が届くけれど名前が違う人には届きにくくなる可能性があることが分かりました。
また姓名のフルネームを入れても同様に、個人に限定されやすくなるようです。
たくさんのエネルギーをできるだけ広く利用していただくほうが良いので、○○様と名義人となる方の姓を一つ入れることにしました。(結婚により姓が変わる場合は追記も可能です)
 また「使用するヘッド」の刻印ですが、新型ハイゲンキ(3型)本体とヘッドの組み合わせで両方を新規購入される際には全く問題ありませんが、既にある旧型ハイゲンキ(2型)に付属されている各種ヘッドを外して新型に接続するという場合は、次のような考慮が必要です。
 そもそも氣中継器ハイゲンキは、まず本体で宇宙からのエネルギーを受信して、ヘッドや氣グッズさらには先祖など体を持たない魂などに送る、受・発信が対になった中継という構造ですが、2型は各種ヘッドの数やバージョンアップなど出口側の容量によって本体に集まる氣の量(受信能力)が変わります。
一方、3型の氣の受信能力は接続するヘッドには関係なく、どんなヘッドが接続されても一桁多く受信し、2型同様にヘッドやその他・周りに送るというものです。
つまり、今まであったハイゲンキは既にいろいろな所に氣を送っていて、特に強いヘッドを外してしまうと、既存のハイゲンキ本体に集まる氣の量が極端に小さくなる場合が考えられるのです。
ですから、まずは一番容量の小さなヘッドを3型に接続することをお勧めします。
これも持っている本体や大判プレートなど氣グッズの数によっても変わるでしょうから、あくまで目安と考えて下さい。
この新型ハイゲンキもたくさんの人が使い新しいことが分かってくることでしょう。
その都度、解説していきたいと思います。
(中川 雅仁)
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次世代型・新ハイゲンキ本体を発売します

 私は、かねてから真氣光エネルギーの受信能力を一桁上げられないかと次世代型の氣中継器の開発に力を注いできましたが、ようやくこの10月下旬から発売できることになりましたのでお知らせします。
 改良の大きなポイントは、
(1)氣中継器における真氣光エネルギーの受・発信部分として、今回新しく設計したハイゲンキ用プレートを採用し遠隔真氣光の機能をパワーアップしたこと
(2)氣穴センサーやスイッチ類を極力省き片手で持てるA5サイズ約1kgとし小型・軽量化を実現したこと
(3)ヘッドへの通電端子を1つから4つに増やしたことで同時にいろいろなヘッドを振動可能にしたこと
等です。
 特に(1)のハイゲンキ用プレートは新型ハイゲンキの中心部分ですが、A5サイズのプレート2枚に合計1万個のSAS3連マークと平面ピラミッドマークを刻印し、そのプレートにさらに私が所有者の名前と接続するヘッド番号を刻印することで、従来に比べ氣中継器としての受・発信能力を飛躍的に高めるという構造になっています。
 真氣光は、先代が夢で氣中継器ハイゲンキの作り方を教わり始まったものですが、このハイゲンキは使うことで、これまでいろいろなことが分かってきました。
ハイゲンキは本体とヘッドの部分に分かれていますが、宇宙からのエネルギーはヘッドの容量に合わせてまず本体に集まり、そのエネルギーは使用しているヘッドばかりではなく、所有者の家族や縁ある人、さらには氣グッズなどに送られるということです。
私はこれまでエネルギーの出口に当たる、いろいろな氣グッズや高出力なヘッドを開発してきましたが、この度の新型ハイゲンキの発売は、特に入口にあたる真氣光エネルギーの受信能力を飛躍的に高めることになります。
このハイゲンキを持っていただける方が増えることで、地球に集まる真氣光のエネルギー全体をさらに押し上げてくれることでしょう。
 氣は言葉で説明をするのには限界があります。
これまでの各種ヘッドや氣グッズ同様、皆様に使っていただくこと、つまり体験を通してでしか、その性能を理解していただく方法はありませんが、ハイゲンキ本体は直接、体に触れられるものではないので少々難しいかもしれません。
そこで全ての方を対象に発売キャンペーンを開催することにしました。
この機会にセンターや体験会を利用して、多くの方に新型ハイゲンキを知っていただきたいと思っています。
なお、キャンペーン期間中の新型ハイゲンキ販売は、研修講座受講時の割引特典やアドバイザーによる紹介販売の対象外とさせていただきます。
詳しくは最寄りのセンターにお問い合わせ下さい。
(中川 雅仁)
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気づこうとすること

 今年のノーベル物理学賞は、遠くにある星が寿命を迎えた時に起きる「超新星爆発」の観測から宇宙が加速度的に膨張していることを発見したアメリカとオーストリアの大学教授3氏に授与されたと新聞に報道されていました。
98年当時、宇宙は誕生時にインフレーションを起こした後、膨張の速度が緩やかになったと考えられていたそうで、教授らは「広い視野を撮像できる口径4メートルの望遠鏡を使って観測した結果、当時の理論で予測した明度より低かったことから、その星は予測より速く遠ざかっている、つまり宇宙が加速度的に膨張していることが裏付けられた」ということです。
 「口径4メートルの望遠鏡を使って」と簡単に書いてはありましたが、何かに着目して仮説を立て観察するということ、実際にはたいへんな研究だと思うのです。
ポイントとなることに対して思考をどんどん深めていくということ、つまり気づこうとすることは、氣の観点からも重要なことです。
 私たちの周りには、目には見えない、いろいろな氣が存在します。
応援してくれるように働くプラスの氣もありますが、邪魔をするように働くマイナスの氣があって、特にマイナスの氣の影響を受けると、身の回りに一見悪い出来事がでてきたり、思考がまとまらなくなったり、マイナスの方に引っ張られたり、自分の思う方向になかなか物事が進まなくなります。
 私は、このマイナスの氣の影響は受けても、それに負けることなく、どんなことでも「何かに気づこう、学ぼう」と努力することが、自分自身の思考のアンテナを高くすることだと思います。
周りには雲や霧のようにマイナスの氣が放つノイズが立ちこめていますから、なかなか宇宙からの良い情報をキャッチする、つまり気づくことができません。
しかし、悩み考え行動してアンテナを伸ばしていくと、いつかマイナスの氣である霧や雲の隙間からアンテナの先が出て、自分にとって有益な情報をキャッチできるのです。
 時には、結論が出るなど、気づくまでには時間がかかることもあることでしょう。
しかし、いろいろ考える時間は決して無駄ではなく、その間も少しずつアンテナを伸ばしている状態だと思うのです。
ですから、いろいろ思い悩むことも前進です。
 真氣光のエネルギーは、マイナスの氣である霧や雲を少なくしてくれるのと同時にアンテナを高くすることを促します。
いつもプラスの氣からの応援を強力に受け取るためにも、真氣光をしっかりと受けていただければと思います。
(中川 雅仁)
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体験を通してわかること

私は、阿蘇での研修講座から月曜の夜に東京に戻りました。水曜日には台風がやって来て東京も一時は電車が全てストップしましたので、帰宅時に影響を受けた方も多かったのではないでしょうか。前日火曜日には東京で無料体験会がありましたが幸いにも台風の影響は無く予定通り、来ていただいた皆様に、氣のお話と真氣光の体験をしていただくことができました。
私は4年前からこの無料体験会を開催しておりますが、最近は氣に興味を持っているという方が多くなっているようです。一般的には「怪しい」と映ってもおかしくない氣を提供する株式会社に、思い切って足を運んでいただけることは、本当にうれしいことです。
ところで、1週間ほど前になりますが本屋に行くと「人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-」という本が平積みになっておりました。どんな人が書いているのだろうと著者をみると東大・医学部教授、付属病院救急部・集中治療部部長 矢作直樹とあります。私は、そのような先生が、こんなタイトルの本を書いて大丈夫なのか? と心配になりました。内容は、先生のお母様にまつわる医学的には説明の出来ない体験から、霊とか魂は存在するという立場で「人は死なない」と書かれていました。
魂の存在は、今の科学では証明できるものではありません。存在を否定する立場の人からは、どう考えても怪しいということで、魂の有無を議論していると水掛け論になりエネルギーを消耗するだけです。しかし、その存在を認めると、たくさんの人が生きる上で、よりいっそう幸せな方向に向かえるように思います。私は、そんなことから一般的には非科学的と思われることを体験から現職の先生が言われたことが、すごいことだと感じたのでした。
私は、心を持った氣のエネルギーつまり魂という存在があると、いろいろなところでお話ししていますが、科学的思考をされる方には、オカルトだと思われてもおかしくないと気が引けていました。
この世では、本当はそうだと思っていても、いろいろな事が邪魔をして、なかなか言えない、行動に移せない、そんなことが多いものです。しかし、どんなこともいつか、(誰かの)良心というものによって進むものです。それは周りからの圧力を受け一時的には後退しても、やがてはそれに共感する人が増えて、少しずつ時間をかけて進むものだと思います。真氣光も、先代によって不思議な話を躊躇する事無く広めようとする行動力で始まりました。私も、真摯に説明し、皆様に数多く体験していただくことで、わかりにくい宇宙からのエネルギー真氣光を広めて行きたいと思っています。

阿蘇神社にお参りして来ました

 今日から熊本県は阿蘇での真氣光研修講座が始まります。
阿蘇での研修も今年で4年目ですが、最初の2年は阿蘇の入り口近くの施設で、昨年と今年は阿蘇の中ほど一の宮町宮地にある「かんぽの宿」を利用しています。
「宮」の字が付く地名は、この地にある阿蘇神社の関係なのでしょう。
私は、昨日夕方準備のため阿蘇入りしましたので、今朝は少し早く起きて、往復約5キロ、散歩を兼ねて阿蘇神社までお参りに行って来ました。
 阿蘇神社の歴史は古く、創建は紀元前にまで遡るようです。
私がお参りしたのは、日本全国に450社ある「阿蘇神社」の総本社で、東向きに「日本三大楼門」に数えられる高さ18mの仏閣様式で建てられた立派な楼門がありました。
私は「軒先を借りるようにして昨年も開催させていただきましたが、今年もよろしくお願いいたします」とご挨拶してきました。
各地で研修講座を開催するようになって実感することは、土地には、かつて生きて来た、いろいろな人たちの思いが強く関係しているということです。
 真氣光は宗教ではありませんが、見えないエネルギーを使い、人の心や生き方を変えようというものですから、少々宗教と似たところがあります。
真氣光の歴史は25年ですが、神社は2千年以上の歴史。
この地にいる霊的な存在にとっては、「新参者がやってきて何をする」と観られていたことでしょう。
昔から民衆を惑わすようなものもあったでしょうから、この地を守る人たちにとっては、「危ないのではないか」という思いがあっても当然のことです。
 先代は以前、真氣光を宗教にしようと検討した時期がありました。
税金の面で優遇されることなどから組織が維持しやすくなるという、物理的な側面を考えてのことだったようです。
しかし最終的には、皆が自由に出来なくなるという理由から宗教にはせず、個人が自由な意志でできる株式会社という形態にしたのです。
私は当時、その話を聞いていて、あまり良く理解できていませんでしたが、いま考えると素晴らしい選択だったように思います。
商品やサービスを「買っていただく」ということで、真氣光のエネルギーを受ける皆さんを通じて、かつて宗教に携わっていた人たちにも光が浸透しやすいのだと思います。
宗教という先入観なしに光を受けるうちに「今はこういうものがあるのか」と理解してくれるのだと思います。
毎年開催し、参加してくれる受講生の皆さんの魂がますます輝く方向に変化していく姿を観て、真氣光のことを理解してくれているからこそ、今年もたくさんの人たちとこの地で開催することができるのでしょう。
どんな研修になるのか今から楽しみです。
(中川 雅仁)
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ミラーニューロン

 時々、妻がテレビに向かって大笑いしている場面に遭遇します。
「お気に入りの番組」がいくつかあるようですが、その一つに「ホンマでっか!?TV」という番組があります。
先日たまたま私も一緒に観ていると、『頼み事の前に「手をつないだ写真」を見せると協力してくれる可能性が大』という調査結果があるとのこと。
番組では、ミラーニューロンといって相手の行動を見ると自分も同じ脳の回路が動くことがあり、それによるものだと説明しておりました。
他人が手をつないでいる写真によって、自分も仲良くする方向に脳が動き、頼み事に自然に協力したくなるということなのでしょう。
 自分自身の肉体には何の関係もないのに、悲しいテレビドラマに涙したり、怖い場面でハラハラ・ドキドキ、映画が面白いのは主人公に自分を置き換えているからだとも言えます。
思いやりの元とも考えられる脳の活動・ミラーニューロンは、精神の発達によって形成されるもので、さらには神経回路を入れたり切ったりすることで相手の気持ちがわかるはずの私たちが、戦地で人を殺すようなこともあり得るということです。
私は、マイナスの氣の影響によって神経回路が誤動作するようなこともあるのではないかと思っています。
このミラーニューロンの研究は、20年ぐらい前から始まったもので、まだまだ新しい研究分野だとか。
もっと研究されてテレビゲームやテレビ番組に生かされると凶悪犯罪や事件が減る方向に向かうように思います。
 ところで、このような私たちですから、相手の気持ちがわかることで、辛さが増してくるということもあります。
先週の大型台風はあちらこちらに甚大な被害をもたらしました。
被害に遭われた人たちの気持ちを察すると、自分まで心が痛くなります。
さらには、今年3月の大震災によって、全国の人がまだまだ強いストレスを感じていると思います。
 私は、これまでたくさんの人に氣を送ることでわかったことは、相手の辛い気持ちをわかろうとすることは大事なことであり、さらには自分が真氣光というエネルギーを受けることによって、相手や他のいろいろな人にも光が届き、それが希望に繋がる可能性があるということです。
わかってあげられることで、人の為に一生懸命になれるものです。
そしてその分、氣を送るホースが太くなり、宇宙からたくさんのエネルギーが届けられるのです。
ミラーニューロンを持つ私たちだからこそ、真氣光のエネルギーが生かされるのだと思います。
最後に気がつきましたが、テレビを観ながらの妻の大笑いも、私のミラーニューロンを刺激するようでありがたいことのようです。
(中川 雅仁)
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