私が、氣を送っていると、氣を受けている人の口を借りて、強い恨みを持っている魂が出てくることがあります。
「こいつにやられた、だから苦しめてやる」と言って、その人の先祖にやられたことなのに、子孫を恨みの対象にするのです。
私は、このような強い恨みによって光を失ってしまった魂を、生きている人に比べ氣のエネルギーが低くなっている状態ということでマイナスの氣とよんでいますが、その人たちから学ぶことも多いものです。
私が彼らに「恨んでいても苦しいだけだ、もう終わりにしよう」と言うと「お前になぞ、私たちの思いがわかってたまるか」と言い、恨みの対象となる人には、その苦しみを思い知らせようとします。
私は、「分からないかもしれないけれど、楽にはできる」と言って、できるだけその人たちの思いになって真氣光を送るのですが、そうすると、苦しみが、どんどん薄れていき、恨みたい気持ちも消え、最後には「光が見えてきた」と言って消えていくのです。
私たちというものは、ある人に対しては、わかるまいと思っていたり、わかってもらおうとも思っていないのですが、ある人に限っては、わからせたい、わかってほしいと思うのですから、良く考えると、都合の良いものです。
もし、わかってもらえることで自分が幸せになる、逆に言うと、わかってもらえないと不幸が続くのであれば、自分が幸せになれるかどうかは相手次第ということになります。
幸せは、自分で掴めるものですから、相手次第となっているところに少々問題があり、何か自分の考え方や思いを変えていく必要があるということになります。
そしてこの時、自分をなかなか変えられないとしたら、それはマイナスの氣の影響を受けている結果と言えるでしょう。
人にわかってもらえずに、「わかってほしい」と思いながら亡くなっている魂は本当に多いもので、それがマイナスの氣となって、私たちに影響を与えていることがあるのです。
周りの人がわかってくれると、ホッとしたり、楽になったりするものです。
わかってもらえることで思いを共有し、楽しい気持ちになれるということもあるでしょう。
しかし、どうしても人にわかってもらわなければ、自分は幸せになれないのかというと、そんなことはありません。
まずは、そのような気持ちに気がついたら、マイナスの氣の影響を受けているかもしれないと考え、真氣光を受けてみると良いでしょう。
もしかしたら、ある時期からの寂しい・悲しい・辛い等のマイナスの氣の影響を感じられるかもしれません。
そして、そこに光が届くことで、その人はさらに大きく変われるのです。
(中川 雅仁)
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投稿者: 中川雅仁
初夢から氣づきにつながるアプローチ
あけまして、おめでとうございます。
皆さん、年末年始は、いかがお過ごしだったでしょうか?
私は、4日間北海道で山ごもりをして、十分に氣を充電できました。
いろいろなことにチャレンジしていきますので、今年もよろしくお願いします。
ところで、初夢は見ましたでしょうか?
日頃から、あまり夢を見ない私は、初夢とは無縁です。
先代は、白髭のお爺さんの夢を見て、ハイゲンキを作ったり、氣が出せるようになったりと、夢が現実の生活に直結していましたから羨ましい限りです。
そういう私も、全く見ないわけでもなく、どちらかというと悪い夢を、たまに見ることがあります。
一番最近のものでは、大学時代に試験を受けているのですが、学内で一番恐い教授の前で、問題が何一つ分からなくて困っているものです。
実際にはそこまでのことはなかったのですが、夢の中の私は相当に困っているのです。
これを、ただ悪い夢で終わりにするのではなく、夢も氣と関係があると考えると、それも氣づきに繋がるものです。
①「何かマイナスの氣の影響があるのかもしれない」と考えてみることです。
②マイナスの氣が「どんな気持ちをもっているのか」と考えてみます。
私の場合、一つには何か威圧的な力の前で、自分を失ってしまい、ただひたすら困っているということ。
もう一つは、自分が困りながら、日頃の努力が足りなかったことを、強く後悔している気持ちです。
③自分にも似たような気持ちはなかったかを考えてみます。
私も、幾度となく、もっと日頃からやっておけば良かったと後悔したことがありました。
後悔し過ぎると、魂は光を失ってしまい、体を失った後も彷徨ってしまいます。
そんな後悔しているマイナスの氣の影響を、昔から受けていたのかもしれません。
さらには、中川家はもともと農家ですから、昔から強い権力による威圧には、弱い立場にあったでしょう。
昔のご先祖も、そのような感覚はあったのかもしれません。
④「自分がどんなふうに変われると、より幸せになれるのか」を考えてみます。
毎日の生活の中で後悔しないよう、もう少し努力が必要なことがありましたし、私は、どちらかというと立場が上になりますから、マイナスの氣の思いとは逆に、威圧的になって人を困らせてはいないかと反省しました。
本当にマイナスの氣が影響していたのかどうかはわかりませんが、このように考えられたら、「おかげさまで…」と、⑤気づかせてくれたことに感謝できます。
マイナスの氣が離れて行こうとする時に、その思いを知らせたくて夢を見ることもありますが、まだまだ存在していることもあります。
これからの自分の考え方と行動次第だと、その時私は思ったのでした。
(中川 雅仁)
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今年を振り返ってみよう
早いもので、今年最後の真氣光ニュースになりました。
今日22日から24日までの3日間、真氣光メンバーズの集いを開催します。
例年のように私は、このメンバーズの集いは、「毎月の真氣光研修講座と同じようにしよう」「参加してくれる人が多いメンバーズの集いは、研修講座の総決算」と考え、少々気合いを入れて、今朝の7時から三日間申し込んでいただいた方の名簿より氣を送らせていただきました。
真氣光の特長は、暗いマイナスの氣を取り除くのではなく、外から光のようなエネルギーを取り入れることで、そのまま明るいプラスの氣に変えられるところにあります。
私たちの氣のエネルギーは見えない光のようなものですが、所々にマイナスの氣の影響を受けて、影となっているところがあるものです。
それにより、心や体に一見マイナスの影響が出ているのですが、真氣光によって、それが単に良くなるばかりではなく、そこから学び気づくことで、その人をより大きく成長させるばかりか、プラスの氣として見守ってくれる存在を増やせることにあります。
つまり自分が輝くことで、周りの人や魂といった存在にも光を与えられ、周りをも変えられるということになるのです。
その効率を上げるには、真氣光を受けることでマイナスの氣の存在を認識できたなら、そこから氣づきのヒントを得て、積極的に自分の考えや行動を変えていけると良いのです。
今年一年は、どんな年だったでしょうか。
体や心にどんなマイナスの氣の影響があったでしょうか。
そこから、何か考えや行動を変えられるヒントはあったでしょうか。
もしそれがあれば、マイナスの氣の影響はあったけれど、それにも感謝ができるということになりますし、マイナスの氣があれば、それを防ぐようにプラスの氣も働いてくれていたはずですから、それにも感謝できます。
そして少しは自分の考えや行動を変えられているでしょうか。
どんな人にもこれまで生きて来た上でのクセみたいなものがあり、簡単には変えられないことがありますので、それに気がついたら、また再び変えようと努力してみることです。
何ができて、何ができなかったのか、一年を振り返ってみると良いでしょう。
真氣光メンバーズの集いでは、真氣光研修講座と同じように、まずは自分に真氣光の光を集め、影響を受けているかもしれないマイナスの氣に光を当てます。
自分にたくさんの光が充電できたなら、周りの人にも真氣光を送ってあげられます。
他に氣を送れることで、自分自身の光も増えるのが真氣光です。
自分の為に氣を送るのでは本末転倒ですが、メンバーズの集いでは一人ひとりの光が大きな力となりますので、それを利用して実習したいと思います。
(中川 雅仁)
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「意識する」と「意識しない」
クリスマスが近いこともあり、イルミネーションが綺麗な時期となりました。
普段は見過ごしてしまう所にも自然に意識を向けさせられます。
意識とは、実に興味深いものです。
今年、私は意識することの大切さを、月刊ハイゲンキや真氣光レッスンで解説してきました。
それは、氣というものは波動的な性質があり、つまり「意識することで、こちらの波動にあった氣を周りから受け、周りに送ることができる」ということから、効率良くプラスの氣を取り入れたり、マイナスの氣をプラスの氣に変えるのに役立つということからでした。
しかし、「今意識しないほうが良い」「意識しなくても良い」という場合があるものです。
辛い気持ちを抱えて亡くなり光を失ってしまった魂、つまりマイナスの氣は数限りなく存在しています。
自分とは縁の遠いマイナスの氣にまで氣を送っていたら、こちらが疲れてしまい、今やらなければいけないことが出来なくなってしまいます。
意識してしまうことで、波動の同調作用が働き影響を受け易くなるのですから、そのような場合は、敢えて意識しないほうが良いということになります。
例えば、私はホテルに泊まることが多いのですが、場所によっては、その場に存在するマイナスの氣の影響で、寝付きにくいところがあるものです。
具体的には、何かの音が気になったり、部屋の温度だったり、ベッドの感じだったりするのですが、それを妙に意識してしまい、つまりマイナスの氣に気をとられて寝られないということがあるのです。
しかし、寝ないと明日に悪い影響がでますから、そのような時は、ヘッドを当てたり音氣を聞いて自分の中に光を集中的に入れようと意識します。
意識をマイナスの氣に向けないようにすることで、その場のマイナスの氣による影響を最小限にすることができますので、マイナスの氣の影響が気になる時は、まず自分に真氣光を取り入れましょう。
また、アスリートが「練習を繰り返すうちに体が覚えてしまう」と言うように、自然に体が動くほうが、つまり意識しないほうが良いという場合もあります。
つまり、同じ事を繰り返し練習することで、マイナスの氣が付け入る隙がなくなるということもあるのです。
マイナスの氣は、巧妙に私たちの気持ちを下げようといろいろな現象を起こします。
一時的にマイナスの気持ちになっても真氣光を受け「その手には乗らないぞ」と気持ちを持ち直し、何事も練習するというイメージで取り組むことです。
練習を始めなければ、何であれ出来るようになりません。
このように意識しないほうが良い、したほうが良い、どちらもうまく取り入れて、効率良く自分自身の魂の輝きを増やしていきたいものです。
(中川 雅仁)
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(51)禍転じて福となる
寒くなってきました。
ホワイトセラミックヘッドを通電して使った時の温かさが、心地良く感じられる季節に突入です。
このヘッドですが、開発当時、私は大きく振動するヘッドを作りたいと試作したのですが、大きく振動させると振動部に熱が出て、スティックヘッドのような金属では熱が伝わりヘッドが熱くなりすぎて困っていました。
ある時、二つのアイデアを思い付いたのです。
一つは「熱を伝えにくいスポンジでヘッドを作ろう」ということでソフトヘッドができました。
二つめは「どうせ熱が出るのなら積極的に利用して遠赤外線が出るようなセラミックで作ろう」ということから、ホワイトセラミックヘッドができたのです。
「禍転じて福となる」ということがあるものです。
昔からこのような言葉があるということは、たくさんの人が、この言葉通りの体験をしているということでしょう。
調べてみると、清酒、ブランデー、トランジスタ、ダイナマイト、コーンフレーク、コカコーラの誕生話の裏に、さらにはノーベル賞級の発見にも、失敗したと思っていたら、それが大成功、大発見に繋がったということが、世の中にはたくさんあるのです。
大発見の話ばかりではなく、禍によって得ることがあるものです。
真氣光を受けるようになって、私も大きく変わりました。
昔は悪いことが起きた時に、「何て不幸なんだ!」と落ち込むことが多かったのですが、真氣光をやるうちに、それが「一見」悪いことに過ぎず、後々考えて見れば、むしろ良いことに繋がっているということを数々体験して、「悪いことが起きても何か意味があることに違いない」と思えるようになり落ち込まなくなったのです。
「不幸だ」と落ち込んでいては、マイナスの氣が集まり、事態はより一層マイナスの方向に行くだけです。
その時に、何か意味があることかもしれないと、慌てず騒がず、心配や不安に陥ることもなく、マイナスの氣を集めないようにしてプラスの氣である真氣光のエネルギーを充電することが大事です。
12/11は先代の命日です。
先代は、端(はた)から見て「どう見ても不幸な出来事」ということでも、決して悪く考えることなく、「これは自分のために起きたことだ」と自分中心に世の中が回っていると考えるほどの人でした。
私たちは、大きな宇宙の何ものかに生かされていて、どんな人にも、その人を応援しようとするプラスの氣という存在があります。
「神を信じ人を愛す」とは先代の遺した言葉ですが、神のようなそのような存在を信じようとすることです。
すぐに禍の意味を見出せなくても、すぐに福に結びつかなくても、その積み重ねが幸せへと導いてくれるのです。
(中川 雅仁)
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残り時間を知り気合いを入れる
私は、乗り物に乗りながら原稿書きをよくしています。
だらだらやっていると、なかなか仕事が進まないのに、時間を意識しながら「あと何分のうちにやるぞ!」と思うと、気合いが入るから不思議なものです。
これも心や意識というものが、氣に関係している事例だと思います。
先日、「あー疲れた、でも良くやった」と、焼き鳥屋に行った話を書きましたが、忙しい日が数日続いたような時には、「これが終わったら温泉に行こう、残り1時間!」と、私は自分に言い聞かせます。
東京にも数カ所温泉があり、泉質が良いかどうかは分かりませんが、広い浴場や露天風呂は身も心もスッキリするものですから、これも馬の鼻先にニンジンをぶら下げる効果ということでしょうね。
ところで、科学的・医学的にも、「あと10分」などと残りの時間を知らせることは、報酬感によって反応する脳の部位が活発化し、疲れを感じると活動が大きくなる部位の働きが低下して、「意欲が増し、疲れを感じなくなる効果」が認められているそうです。
また、ある研究では、作業のゴールが見えるとドーパミンというホルモンの分泌によって、火事場の馬鹿力のような効果が出るという報告もあるそうです。
私は、氣と体と心は、繋がっていると、よく説明しています。
「気合いが入る」とよく言いますが、自分の意識を強く持って体を使おうとすることで、心が発するプラスの思いが周りからプラスの氣を集め、その人自身の見えない光のような氣が増え、邪魔をするように働くマイナスの氣の影響を少なくすることが出来るのだと思います。
日頃から真氣光というプラスの氣を外から取り入れていると、マイナスの氣が離れ易くなりますので、さらに効果を発揮することでしょう。
ですから、真氣光を受けながら、仕事や家事、勉強などにも、この「残り時間を知り、気合いを入れる方法」を利用していただきたいと思います。
さらには、真氣光を受ける時にも、この方法は有効です。
センターなどで氣を受けている時にも、「あと何分しっかりと受けよう」と思うことで、集中力が増し、氣の吸収力も上がることでしょう。
これは、遠隔真氣光で誰かに氣を送ってあげるような時にも、同じ事が言えます。
しっかりと集中できることで、長い時間を要しなくても、たくさんの氣が送られるということがあるものです。
自分なりに意識の仕方、気持ちの持ち方を工夫してみてください。
12月に入りました。
一年を振り返り、今年出来なかったことは無いでしょうか?残り一ヶ月です。
もしあれば、来年早々から好スタートがきれるように、気合いを入れて少しでも、今年のうちにチャレンジしてみることです。
(中川 雅仁)
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今日の反省と明日への誓い
もっと幸せになりたい、良くなりたい、変わりたいと、誰でもが思うことでしょう。
しかし、ただ漠然とそれを思うだけで何もしなかったら、何も変わるはずがありません。
人は、氣・体・心の三つの要素から成り立っていて相互に関係し合っているのですが、大切なことは、これらを高めようとすることです。
昨日から、今年最後になります真氣光研修講座が沖縄で始まりました。
研修は、ヨガを取り入れ体の面から氣や心というものを高める一方、各種の講義や行法を通して心の面から、さらには真氣光を受けることで氣の面からと、4日間で三つの側面から総合的に高めようというものです。
そして、その中心となるのは、氣と心からなる魂の成長を促すため、真氣光を受けるということであり、さらには毎日夜には、今日一日の反省をし、明日への誓いを立てていただいています。
それは、外から光のような氣のエネルギー・真氣光を取り入れることで、心の持ち方や意識が良い方向に変わり易くなるのですが、ただ氣を受けるだけではなく、自ら積極的に成長しようと思うことで、さらに成長が促進されるからなのです。
どのような心の持ち方をしたらよいのか?
研修講座では、洗心の指標を参考に、苦手・面倒・嫌なことはマイナスの氣に関係しているので、それを克服しようとすることだと、お話ししています。
一日一日、何か良くなろうと思うことが成長に繋がるのであり、その時にわからなくても、その積み重ねをしていくうちに、ふと気がついたら、全く自分が変わっていたということになるのです。
一歩進んで、二歩下がるような時もあるでしょう。
しかし、「変わろう・変えよう」と諦めずに努力すること、これ無くして成長はありえません。
この努力ということが、最もマイナスの氣にとっては嫌なものなのです。
マイナスの氣は、いつまでもその人が不幸のままでいて欲しい、あるいは彼らの思うとおりになる「出来ない人・マイナス思考の人」のままでいて欲しいと願っていますが、それを変えようと努力されることで、マイナスの氣の思うとおりにならなくなるからです。
つまり、真氣光を受けながら、今日の結果を反省し明日への誓いを立てて努力されることが、一番嫌なのです。
何か自分を変えようとすることは、とてもたいへんなことです。
時には、辛くなったり、もうダメだと思ってしまうこともあるでしょう。
でも、それに負けていては、マイナスの氣の思うツボ、いつまでもマイナスの氣の影響を受けている不幸な状態のままです。
マイナスの氣に立ち向かうしかありません。
皆さんも研修講座に合わせて、今日の反省と明日への誓いを立ててみていただければと思います。
(中川 雅仁)
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氣とプラセボ効果
皆さんは、プラセボ効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、薬でも何でもないものでも、医者に薬だと言われて飲んだら、効いてしまうことがあるというものです。
この効果は広く知られていて、最近の研究では、それが砂糖の錠剤だと知っていても、安眠効果があったり、他の人と同じ時間だけ睡眠を取ったとしても、より良質の睡眠を取ったのだと信じれば、さまざまな作業でより良い成果を出せるようになるとのことです。
さらにある研究では、偽の痛み止めクリームを与えられた人々は、脳内の痛みを感じる領域が不活性になっていることがわかったり、また別の研究では、同じような偽のクリームが、脊柱の細胞を活性化することが示されました。
しかし、現在の科学では、このプラセボ効果が働く仕組みは、よくわかっていないということなのです。
私は、人には心や意識というものがあることで、「これで治る」という思いからプラスの氣が集まり、それが氣を高め、体に良い作用が働くものだと思います。
このようなことから、薬を開発するときには、このプラセボ効果が出ないように、医師からも患者からも偽薬か本物の薬かを分からないようにする二重盲検法で試験します。
昨年、私は、い氣い氣ラジオ特別編でゲストに川嶋朗先生(東京有明医療大学教授)をお迎えしました。
その時に、この二重盲検法について、この試験方法そのものが意識の力つまり氣の存在を認めていることだという、興味深い話を伺いました。
両者が分からないようにするのは、分かっていると、何らかの作用が出てしまうということを認めているから、つまり「氣のせい」ということになるので、わざわざ両者から分からないようにしているということなのです。
川嶋先生は、「プラセボ効果を大いに利用すべし、お金もかからない、副作用もない、こんなに良いことはない」と言われていました。
興味のある方は、こちらからどうぞ→(https://goo.gl/Ra43qD)
それでは、真氣光で効果を感じるのは、プラセボ効果によるものなのでしょうか。
これについては、西本真司先生によって、ハイゲンキの二重盲検法の論文があります。
見た目は全く同じハイゲンキ照射ヘッド、氣の出るものと出ないもの二種類を用意して、試験した結果、照射ヘッドからの氣の効果が認められるというものでした。
これらのことから分かることは、ハイゲンキや氣グッズからも氣が出ていますが、さらに心や意識というものがプラスの氣を集めますので、これを上手く利用することで、より多くの効果を引き出せます。
ですから私は、月刊ハイゲンキやセミナーなどを使って、できるだけ解説するようにしているわけです。
(中川 雅仁)
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あー良くやった!自分へのプレゼント
私は、たくさん働いて、とっても疲れた時には、氣を受けるということもありますが、仕事でも氣は受けているのですから(笑)、それに加え、心で氣を高めるためのいろいろな方法を利用しています。
例えば「疲れたー」という言葉が出そうな時には、「(疲れたけど)あー良くやった」と言うようにして、言葉からネガティブな発想がなくなるようにするとか…。
先日も仕事が一通り終わって何だか凄く疲れた感じでしたので、まず床屋に行きました。
頭を刈ると、さっぱりとした気持ちになるものです。
そして、30年前から知っている焼鳥屋に、久しぶりに寄ったのです。
その店は、カウンターがメインの小さなところで、店の大将をはじめ従業員もご高齢(普通ならとっくに定年退職)ですが、私の心がタイムスリップして、すっかりリラックスしてしまいました。
1時間程ですが帰る頃には疲れが吹き飛び「また明日からエンジン全開、バリバリやるぞ」と、思えるようになるから不思議です。
たまには自分へのご褒美など、プレゼントも良いものです。
また何か、そういうものがあると、馬の鼻先にニンジンをぶら下げるではないですが、やらなければならないことへの集中力が増すということがあります。
学生時代、プレゼントという英単語には、「贈り物」という意味の他に「現在」という意味があることを知りました。
言葉の由来や正確な意味は、私にはわかりませんが、過去にやって来たことへのご褒美が、今に繋がっていると思います。
その延長で考えると、今やっていることがしっかり出来ないと、将来のご褒美もないということになります。
つまり、過去に起きたいろいろな出来事、それには嫌な事があったかもしれないけれど、今ちょっとゆっくり出来ているなら、それは神様がくれたプレゼントですから、感謝して楽しめると身も心も癒されるでしょうし、また将来のために、今やらなければならない事に集中して、全精力を傾けて一生懸命にやることなのです。
私たちの先祖の多くは、休むことなく働いて、今の豊かな日本を作ってくれました。
中には、働くことを強要されたために「休めない、休んじゃいけない」と心に鞭を打って、あるいは周りから「休むな」と鞭を打たれて、働いてきた辛い人もいるでしょう。
そのようなマイナスの氣の影響を受けると、生活の中に楽しみや喜びを見失いがちになるものです。
氣を受けるとともに、時には自分の過去からのプレゼントに感謝して、趣味や好きなこと、楽しいこと、何かウキウキと心躍ること等、人生を楽しむ心を持てるようにしたいものです。
(中川 雅仁)
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あいさつに良い氣をのせて
私は、今週水曜日から、ここ熊本・阿蘇に来ており、11/2~5の日程で真氣光研修講座を開催しております。
この度は、九州を中心に北海道や関西地方からも総勢31人の方が集まって下さいました。
毎年参加してくださる方に加え、数年ぶりに参加した方、あるいは全く初めてという方など、見えないご縁で繋がっている皆さんです。
2日目の今朝は、この講座では初めての氣づきの時間(いいとこ探し)がありました。
「研修に行こう」と申し込みをした時点から真氣光のエネルギーは届き始めるので、私は「そこから振り返って考えてみて、何か良かったこと、気がついたことはなかったでしょうか」といつも聞いてみるのですが、今回もたくさんの人が発表をしてくださいました。
その中に、「職場の仲間としっくり行っていないので、自分を省みて、・・・に気をつけようと思います」と発表してくださった方が居ました。
さらに付け加えて、「少しトーンを上げ明るくなるように挨拶にも気をつけます」とも言われ、私は「これは小さなことかもしれないけれど、氣の観点から考えると、大きな一歩にもなることだ」と感心したのです。
真氣光では、どんなに周りの人や事柄に問題があっても、まず自分の氣を高め、自らプラスの氣を発せられるようにすることを基本としています。
プラスの気持ちを持って言葉を発するという行動は、自分からプラスの氣を出すということであり、周りからプラスの氣を集めます。
この挨拶で、直ぐに周りの人から良い反応はないかもしれませんが、自分に返って来るプラスの氣があるということなのです。
ですから、これを続けられることで、積もり積もったプラスの氣が、大きな効果を引き出すことになるわけです。
さらには、その人を幸せにしたくないというマイナスの氣も、その良い氣をのせた挨拶を聞いています。
マイナスの氣にとっては、波動が合わなくなって、そこに居づらくなるので、何とかそれを止めさせたいと邪魔をしてくるかもしれません。
しかし、それを実践しているうちに、自然にマイナスの氣にも光が届き、そこから離れなければならなくなるばかりか、周りの人へも光が届くようになるのです。
この方のように、小さなことでも、自分が良いと思うことを決心して行動してみることは、自分自身の魂を輝かせます。
あいさつに良い氣をのせることは、毎日の生活の中で多くの人が使いやすい方法と言えるでしょう。
真氣光をしっかりと受け、自分の心に余裕を作り、周りの人への挨拶に、良い氣をのせていただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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