6月末に兄が住む鹿児島に親子3人で旅行に行きました。 知覧の特攻平和会館に連れて行ってもらいました。 そこには第二次大戦の沖縄戦で特攻死された1036名の遺品や記録が展示されていました。 20歳前後の若い方が全国から集められ、家族や国の将来を思いながら出撃された方の遺書には感謝の言葉が沢山書いてありました。 特攻直前に寝泊まりする三角舎という所に入ると、特攻したら死ぬという苦しみや悲しみで涙を流された方の思いがこみ上げて苦しくなりました。 数日後に会長オンラインセッションで光を届けると体が震えるほど苦しい思いの方が出てこられました。 その後は良かったと思ったのですが、7月になってセンターでスタッフさんのハイゲンキセッションを受けたら、また同じ思いが出てこられました。 しかし、最後に「自分達の後の人が幸せであるために、特攻いたします」という遺書が頭に浮かびました。 今の自分が申し訳ないという思いで涙が出ました。 ふとセンターのカウンターを見ると、白い大きな百合の花がいくつも咲いているのを見て心が落ち着きました。 私達は戦争で亡くなった方の思いと、平和の大切さを忘れてはいけないと思いました。 今ここに生きていられることに感謝します。 (熊本県 Nさん)