(36) 大事は小事より起こる

 沖縄での研修講座では参加者の皆さん、ありがとうございました。
たくさんの方々の笑顔で、すっかり私の方が良い氣をいただきました。
ところで研修前日、施設の体重計にのってびっくり、2キロも増えていたのです。
このところ外食が増えておりました。
さらには先週妻と買い物に出かけたのですが歩き疲れたとコーヒーショップに入り、丁度おやつの時間帯だったことも災いして、コーヒーのみならずケーキも頼んでおりました。
「昼が早かった」「夕飯を軽くすれば良い」「今日は随分カロリーを消費した」と、二人で言い訳し合っておりました。
最近の氣の緩み、「塵も積もれば山となる」式で少しずつ私のお腹は小山の三段重ねのようになり、メタボ体質から成人病に発展しないとも限りません。
氣をやっているからと安心することなく、日頃から過度な食欲は“よろしからぬ欲”と認識し、体に感謝の気持ちを持って適度な運動を心掛けることだと反省した次第です。
 「大事は小事より起こる」ということわざがありますが、これは氣の性質を適確に捉えているものだと思います。
ことわざ辞典で調べてみると『どのような大事でも、はじめはごく小さなことが原因で生じるということ…「老子」に出典があり、日本でも室町時代の「金句集」などに収録されている古い部類のことわざ』とあります。
氣は波動的な性質がありますから、プラスの氣とマイナスの氣は水と油のように混じりにくいのですが、マイナスの氣同士であれは、どんどん引き合って大きくなりやすいのです。
例えば私を邪魔しようとしているマイナスの氣が最初は気づかれないような小さな氣の緩みを誘い、少しずつ体を蝕むようにして勢力を拡大することだって考えられます。
逆に言えば、プラスの氣も少しずつ繰り返し取り入れることで、強いマイナスの氣にも対抗し得るような、強大な力を有するようになるのです。
ですから毎日ハイゲンキで真氣光というプラスの氣を取り入れることは、どんなに大きな問題であろうと解決に導く可能性があるのです。
さらには日頃から真氣光を取り入れるということは、大事に至る前に早めにいろいろなことに氣づけるということでもあります。
まずは「小さな氣づきと行動が大事」ということでしょう。
 ところで12月4日はメンバーズの集いを開催します。
自分自身が一見マイナスな出来事には直面していなくても、来年に向けてさらなる飛躍の為に、早めにいろいろなことに氣づくチャンスとなるよう氣を受けてみませんか。
当日、センターに来られない方も遠隔真氣光を受けるという方法がありますので、ぜひ参加していただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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