自分が楽しくないと周りの人は癒されない

 先週末、東京センターでは最後になる真氣光研修講座を終え、2000年から23年使用していた場所での全ての営業が終了しました。
今まで知らないうちに溜まっていた、不要なモノを処分して、新しいところに気持ちも新たに引越完了です。
 ところで私はといえば、新しい家族である息子に、自分のペースを崩されながらも、いろいろな発見がある毎日です。
 昨晩のこと、妻が「母乳とミルクでお腹いっぱいになっているから大丈夫、ちょっと買い物に行ってくる」と出かけました。
ところが玄関のドアが締まった途端に、ギャン泣きが始まり、私は新生児用おもちゃ・メリーさんを駆使して、いろいろな音楽を聴かせたり、グルグル回して見せるのですが、大泣きは止まりません。
暫くして、こちらも疲れが出てしまい、「ここは泣き声に打ち勝つ音楽しかない」と、昔々良く聞いたアルバムの一枚、ロック・バンド「イーグルス」の「ヘル・フリーゼズ・オーヴァー」を、周りのウチには迷惑でしたが、少し大きめにガンガン流して、音に聞き入ったのでした。
 すると、息子は直ぐに泣くのを止め、ビックリしたのかと思っていたら、2曲目の中頃には、スヤスヤ寝始めたではありませんか。
私は、その後も抱っこしながら久しぶりの音楽にスッカリはまっていたのでした。
「泣かれたら困る」という、こちらの氣が感じられたのでしょうか?自分の氣が周りに及ぶとは、いつも私が言っていることですが、1日の疲れもあり、余裕が無くなっていたのを、見透かされたような一件でした。
 このようなことは日常の生活の中でも、感じられることです。
あちらこちらで仕事をしている人に接しますが、楽しそうに仕事をしている人からは、やはりポジティブなエネルギーが感じられるから、客であるこちらも楽しくなったり満足できたりするものです。
いろいろなものがロボットや機械に置き換わることは人手不足の日本では仕方がないことで、最近はレストランに行ってもロボットが配膳しますから、そういう意味では、良い氣の交流は減っているかもしれませんね。
 ところで、自分を楽しませるために何かしていますか?
 健康的な食事と適度な運動はもちろんですが、好きな音楽とか、自分の趣味で自分自身を楽しませることなど、これは定期的に時間を確保する必要があります。
また、友人や家族との時間を大切にして、人とのつながりからも幸せが感じられますし、研修講座では「いいとこ探し」と言っていますが、日々の小さな幸せを見つけられると、感謝できることが増え楽しみにつながります。
これには多くのプラスの氣が応援してくれることでしょう。