(2)氣の種類と真氣光

「見る事も触る事も出来ないけど、何らかの作用のあるものが氣である」という話を前回しましたので、今回はもう少し詳しくお話しましょう。 氣にはプラスとマイナス、言い換えれば陰と陽とがあります。(これは善いもの、悪いものということではありません。マイナスも実は素晴らしいということは、後程説明します)。どんなモノにも空間にも氣がありますから、いろいろな場所や建物にも氣が存在しています。また、生きていれば、どんな人からも氣が出ています。ただし、人の場合は、心の変化によって出てくる氣がプラスになったりマイナスになったりします。そして、その発している氣に同調して、似たような氣が周りから集まってきます。心配ごとがある人は、一つ心配すると、次から次ぎに心配の種がやってきます。何かでちょっと腹が立ったのに、大喧嘩になってしまうこともあります。試験で「これは勉強してなかったかな」と思った瞬間に、「どうしよう」と不安がよぎり、頭の中が真っ白になって、出来るはずの問題も出来なかったという経験があるかもしれません。短い時間ならよいのですが、長い時間知らないうちに受けたストレスがマイナスの氣となり、自然に身体の中に溜まってしまうことがよくあります。そのマイナスの氣がまたマイナスを呼び、雪だるまのように増えていき、それがいろいろな病気や事故等の原因になることもあります。こういう場合、誰か(又は何か)から心が「ほっ」とするような強力なプラスの氣をもらえば、そのピンチから逃れられるのですが、自分一人で立ち向かうと、時間をかけない限りなかなか逃れられないものです。先代が夢で教えられた真氣光ですが、強力なプラスの氣です。自然に人の心の中にあるマイナスの氣を洗い流し、だんだん気にならなくしてくれるのです。