(62)マイナスの氣の連鎖

いま私は、つくばみらい市で8月の真氣光研修講座を開催しております。きょうは3日目で、朝の「いいとこ探し」行法も、心に響く発表が続きました。
今月は、終戦記念日やお盆などがある特別な月ということからでしょうか、受講生の皆さんには、ご先祖に氣を送りたいという方が多く、真氣光のピラミッドとハイゲンキ照射ヘッドでつくる遠隔真氣光の装置を人数分配置したコーナーが、会場の後ろに自然のうちにできあがっておりました。亡くなった魂にもエネルギーを送れるのが真氣光のすばらしいところであり、さらにはそういう魂たちが生きている私たちに多くの学びを与えてくれることもあります。
ある時、私が氣を送っていると、氣を受けている人から出てきた魂がありました。「育った環境が恵まれなかったから何を努力しても駄目なんだ。だからこいつの人生も、めちゃくちゃにしてやる。」自分の一生が思うようにならなかったのでしょう。ヒガミや妬みという強いマイナスの思いがあるばかりに、光の世界に行けない魂でした。
私は、かける言葉も見つからず氣を送っていると「あー、自分もそうだったんだ、わからなかった」と言ったのです。その魂が説明するには、自分も何かマイナスの思いを持った魂に強く影響されて、生きているとき身の周りに良くないことがいろいろ続き、その結果、ひがんだり人を妬んだりするようになってしまったと言うのです。さらに、その魂は「もう遅いよ、こんなになっちまった、もうやり直せないよ」と泣きます。「今度は後悔したまま、ずっとこのままか、氣づく前の方が良かった。やっぱり駄目だ・・・俺はこいつにひどいことをしてきた」と言うのです。どんなことをして来たのかと聞いてみると、その魂は、小さい頃からその人に、怪我をさせたり、病気にしたり、時には友達に働きかけて仲違いをさせたり、たくさん悪いことをしてきたと言います。
そして最後に「でもこいつは、へこたれないんだ。何でだろう」そう言うとすぐに「そうか分かったよ、違うんだ。同じような体験をしても駄目になる奴と、そうならない奴がいる。自分だけが嫌な思いをしたわけじゃない、不幸なわけではなかったんだ。」真氣光のエネルギーがどんどん、その魂に氣づきを与えていきます。
「もうここで嫌がらせをするわけにはいかない、でもこんな悪いことをして天国にいけるはずもないし・・・」と言うので、私はどんな魂にも光は届くこと、自分の体験を生かしてこれからも人のためになれるということを伝えたのです。すると「白い光が見える」と言って、スーッと消えて行ったのでした。