自分の内と外、両方が大事

 今日から、北海道での3泊4日の真氣光研修講座が始まります。
私は昨日夜に、札幌の郊外、新篠津にあるこの研修施設に来たのですが、朝5時に目が覚めて、抜けるような北海道の青空を満喫しています。
いつもと朝起きる時間は変わらないのですが、自然の中だからでしょうか、いつもとずいぶん感じが違いました。
私は、研修中も家でも生活のパターンはあまり変わりません。
たいていの週末は何処かに出張していますが、それ以外の日では、6時過ぎに朝食、散歩、真氣光、早朝からやっているカフェで8時過ぎまで本を読んだりして、9時までに会社に出勤するというパターンです。
 ところで、そこのカフェですが、最近は暑くて家に居られない人が多いのか、朝から仕事や勉強をしている人が増えてきています。
私の場合、人の居るところのほうが、余計なことに気を取られず、家よりも集中できるのですが、どうもこれは適度に他人の目があるほうが、効率が上がるということらしいです。
 考えて見ると、これは人の目を気にしているということですが、あるがままの自分とは対極にある感覚でしょう。
「自分自身と周りの人」という関係ですが、よく周りの人に気を使い疲れてしまうという人がいます。
でも周りの人に全く気を使わない人は、周りにとっては迷惑な人になっていることがあります。
また、本来の自分にはやりたいことがあっても、周りからの仕事が多くなると、それができなくなるということもあります。
周りを気にすると、自分の思い通りには生きられないということなのでしょうか。
究極の話、自分を優先させるのか、周りを優先させるのかということになるのですが、私はどちらも大事に!ということだと思っています。
 私は現在、株式会社エス・エー・エスの代表、『SAS真氣光の会』の会長をやっていますが、自分でなろうと思ったわけではありません。
予期せず先代が亡くなって、周りから言われて、引き受けたということなのですが、外から与えられた仕事でも、嫌いなことはなく、逆にこれ以外には考えられません。
この原稿を書くという仕事も、苦手ではありましたが、皆さんがいらっしゃるので何か伝えないといけないと思ってやっているうちに、そう難しいことではなくなりました。
また、最初はストレスもありましたが、できるだけ自分のやりたいようにできています。
自分の思いと、そして外側からの力のおかげで、適度なストレスのまま、時間の経過とともに良い方向に導かれているようです。
これも真氣光のエネルギーのおかげだと思うのです。
(中川 雅仁)
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