毎回真氣光研修講座では、受講生の方々がそれぞれの氣づきを得て、家庭に戻ります。各々が、自分にちょうど良い氣づきを得るとは、すばらしいことです。当たり前に思えるかもしれませんが、一人一人の氣づきが違うということが、実はとっても重要なのです。講座で得られるのは、プラスのことには違いなくても、みんな違う氣づきであり、その人のその時にちょうど良い氣づきです。だから、しばらくすると、もっと違う思いがわいてくるかもしれませんし、一つの正解など無いのでしょう。ある人は肩の力を抜いて生きる必要があるかもしれませんし、ある人はもっとしっかり頑張って生きる方が良いかもしれないし、みんな違っていいのでしょう。以前、ある人が私に相談してくれたことがあります。「プラスの考え方が良いということは分かっているし、そうしようと頑張っています。だけど、一生懸命やってもまだ出来ない自分が居て、ついついマイナスの言葉が出てしまうのです。そうすると、周りの人に、『あなたはだから駄目なのだ』と言われて、結局何も言えなくなり、どんどん苦しくなるのです」と。私は「真氣光を受けていくうちに、マイナス自体が徐々に無くなるから、そんなに心配しなくてもいいですよ」と答えました。ここで少し真氣光の歴史について、お話ししておきましょう。真氣光は高次元からのエネルギーですが、先代が夢で教えられた当初は、エネルギー的に弱いものだったのです。しかし、だんだんとその強さが増し、95年に先代が病で倒れたあたりから、大きな成長期となりました。ですから、最初の頃は(治療哲学というものがありましたが)、プラスに向かう強い心をたくさん足してやらなければならなかったのだと思うのです。ですが、真氣光のエネルギーが増した今では、真氣光を受けているうちに、おのずと氣づきが促されるものになったようです。「明るく生きなさい」とか、「プラスに考えなさい」とか、「こういうふうに生きなさい」というアドバイスを耳にしますが、なかなか思うようにならないものです。真氣光は道具です。真氣光を受けることによって、自分にあった答えに氣づき、ちょうど良い方向に導いてくれる、便利な道具なのです。