真氣光研修講座には、夫婦や母娘、家族などで参加される人がいますが、これはとても良いことなのです。
まず氣の観点から、光のような真氣光のエネルギーが、その家系に入る入り口が単純に倍になるということが考えられますが、私が長年いろいろな人を見てきた体験によると、それは3倍にも4倍にもなっているような気がします。
さらには、同じ事を体験して学べるということで、その後の生活でもプラスの氣を味方にする心の持ち方・生き方がしやすくなるのも大きなポイントなのです。
朝やっている氣づきの時間(いいとこ探し)行法でも、ご主人が奥さんに、娘が母に、息子が父に、姉が妹に、日頃言えない感謝の気持ちを口にされている場面がこれまでにも度々ありました。
感謝が大事だということに気がついて、それを即実行できたということですが、それはとても素晴らしいことであり、研修講座ならではのことだと思うのです。
なぜなら、つい私たちは、日頃身近な人であればあるほど、素直になれず、マイナスの氣につけ込む隙を与えてしまいがちになるからです。
人は素直になれない時や、何か言い訳のようなことを正当な理由のようにして言ってしまうことがよくあります。
そして、そのようなことをしているとは、全然気がついていないことが多いのです。
「素直になれない」と言うと、何か子供じみていて、大人の自分にはあまり関係がないと思ってしまいがちですが、この大人の素直になれないというのが、なかなか手ごわいのです。
なぜなら、その表には正当な理由があり、裏には寂しさや辛さやマイナスの思いが隠されているからです。
この裏にある感情が表に出にくいために、気づかずに過ごしてしまうことがほとんどです。
大人になって、ましてや男だったら、こんな感情は決して外には出さないように、気づかれないようにしてしまうでしょう。
その隠れ蓑として、言い訳のような、いやもっと立派なことを常に誰かに対して反論という形で表現してしまうことがあるのです。
自分の意見を言っているのと何にでも反論してしまうのとでは、エネルギーの方向が少し違っています。
だから自分は意見を言っているのか反論しているのかを、よく考えてみるのも良いことなのです。
そしてそれを言った後に、また言っている時に、どのような感情を持っているかも、よく見てみることです。
もし、いつもいらいらしていたり、少しの後悔があるのなら何かマイナスのエネルギーの影響を受けているかもしれません。
それはどういうものなのか、少し考えてみるのも良いでしょう。
(中川 雅仁)
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