自分で決断することでマイナスを寄せつけない

 私は、今日から3泊4日で開催する真氣光研修講座のため、富士山の麓に来ています。
部屋の窓から見える景色は、広い芝生の向こうに林があって、そのバックに「で~ん」と富士山がそびえ立っているという感じです。
 ところで、研修講座は今日から始まりますが、今回は皆さん、どんなご縁で集まって来られるでしょうか?
研修は団体生活ですから、それが苦手と思う人もいますが、不思議なもので2日、3日と日が進むにつれ、そんな苦手意識も何処かに行ってしまうようです。
それどころか多くの人が、人と人とのご縁による結びつきの素晴らしさを体験できるようなのです。
研修講座に参加された方の感想の中には「たくさん氣を受けて自分自身を取り戻せました」という人もいます。
知らないうちに、私たちの意識に影響を与えているマイナスの氣というものがあるものですが、真氣光のエネルギーの力を借りて何かに気づき、努力できることで、マイナスの氣をプラスに変え自分自身が輝けるようになるのだと思います。
 例えば人は時に孤独を感じて不安になったり、寂しさを募らせたりすることがあるでしょう。
誰かと分かり合いたい、一緒にいて楽しく過ごしたい、一人では嫌だ、幸せになれないなど…いろいろマイナスの事が思い浮かんでしまいます。
でもよく考えて見て下さい。
 孤独を感じるからこそ、自分以外の人や物事と関係を持ちたいと努力するのではないでしょうか?そして努力することで、私たちは成長していけるのです。
人は自分の体も魂も心も誰かと共有することはできません。
だからしっかりと自分自身を見つめ、自分とは何かをわかる必要があります。
自分がどうしたいのか?どうなりたいのか?自分で決め行動することが大切です。
誰かに強くそう言われたから、皆がそうするから、何となくそうなってしまったから…、もし今までそのような人生を送って来たとしたなら、今ここで小さなことでも良いから自分で決めて、少し長い時間その決断がどうだったかを見てみることです。
それが自分や周りのためになっているのか、良いことなのか。
それをいろいろ試してみて自分というものをしっかりと確立してほしいのです。
そうすれば、あなたの心と体を共有したいと思っているマイナスの氣とは、お別れできるでしょう。
人は死ぬ時は誰でも一人きりです。
一人きりで次の世界に行かなければなりません。
その次の世界の行き先も、自分の持っている、その時のエネルギーで決まっていくのですから。
(中川 雅仁)
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