一人ひとりの命を守り、育む

 69回目の「終戦の日」を迎えた15日、私はテレビで全国戦没者追悼式を見ながら、正午から1分間の黙とうを捧げました。
この追悼式の模様は早速、ネットでの新聞サイトに「天皇、皇后両陛下や安倍晋三首相、遺族ら約6千人が参列し、戦没者約310万人の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした」と報道されていました。
 今日は今一度、「生きて行く上で大切な事は何か」ということを考えてみたいと思います。
皆さんなら何でしょうか?
家族でしょうか?
仕事でしょうか?
友達でしょうか?
お金でしょうか?
それとも正義でしょうか?
もう少し深く考えてみてください。
「それが大切」と思う前に、もっと大切な事があります。
それは命を守るということであり、一人ひとりの命を育んでいくということだと思うのです。
それ以上に大切なことが、この世にあるでしょうか?
私たちは、ついつい目先のことに囚われて、この大切な事を一番後回しにしてしまうことがあります。
その最たるものが戦争です。
人の命を奪い合い、犠牲にして、一体何が得られるというのでしょう?
国と国が争い、ひいては殺し合うことに、何の意味も持たないということを心に刻むことが大切です。
地に足をつけて、自分の命と他の人の命は同じであり、誰かの犠牲になって命を捨てることになってしまうようなことがないように考えるべきです。
想像力の貧しさから、さらなる悲劇を生むのです。
 誰にでもある氣のエネルギー、つまり魂に終わりはありません。
ただ私たちは、生きて体を使うことによって、魂を効率良く成長させられるようになっているのです。
ですから、一人ひとりの命が守られ、育まれるような世の中にならなければ、魂の成長ができなくなってしまいます。
 地球の上では、パレスチナ、イラク、ウクライナ…あちらこちらに未だ紛争が絶えません。
日本においても集団的自衛権の問題が取り沙汰されているばかりか、命を軽んじる痛ましい事件が頻発しています。
本当に大切なことは何かということが、分からなければ、どんどんとマイナスの方向へと進んでいくことになるでしょう。
そうならないためにも、少しでも多くの人に命の大切さ、魂の大切さをわかってもらう必要があります。
 真氣光のエネルギーを受けることで、それに気がつけるチャンスが広がります。
ですからたくさんの人に、真氣光を利用していただくとともに命や魂のことを分かって欲しいと思うのです。
(中川 雅仁)
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