「打ち水」は涼を求める昔の人の知恵です。
原理は、朝夕の「打ち水」によって家の周囲の地面の温度の上昇を抑え、まいた水が蒸発する時の気化熱が周囲の気温を下げ、その結果として家の周りを涼しくするというものです。
実際、1~2度下がるという実績データも出ています。
「打ち水文化研究所」は打ち水大作戦を全国規模で行っており、参加者も年々増えつつあり、全国で年に約300万人以上が参加していると言われています。
また、古くから日本には「水」に対して「禊ぎ(みそぎ)」の思想があり、「打ち水」もこの清めの意味があったと思われます。
それで、水で門口や玄関を清める心遣いもあったと言われています。
(本社 加藤)
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