出来ないことが気になった時には

 先週のこのニュースでは、「報われない思い」を抱えた魂の話を書きました。
自分を認めてもらえなかったり、「報われない」と強く思うことで、このような魂を引き寄せてしまうことがあります。
また、そのような人が先祖にいたりすると、誰にも認めてもらえない、理解されない、自分のしてきたことが何の意味もないなどと、ますます自信を無くしてしまうものです。
マイナスの心になるから、マイナスの氣が周りから集まるという、マイナスのループに陥るのです。
そのような時は、ついつい出来ないことについて目を向けがちになりますが、そういう時こそ出来ていることに目を向けてみましょう。
そして、その出来ていることをもっと、より良くするために少しだけ努力をしてみてください。
 例えば、あれも出来ない、これも出来ない、時間がないから、今日はこんなことがあったからまた出来なかったなどと、いろいろ言い訳を頭の中で考えてしまい、やがてすんなりと出来ていることさえ面倒になってしまうことがあります。
だんだんとマイナスの氣の影響を強く受けてしまうようになる状態ですが、このような時は自分の出している氣を変える必要があるのです。
ですからそんな時は、まず出来ていることをあげていき、その中でももっと良くしたいと思うものを選んで工夫してやってみることです。
するとかなり達成感が出てくるはずです。
とても良い気分になったところで、そのプラスのエネルギーを使い、出来ていないこと、やらなければいけないのにやれずに嫌な気持ちになっていることに着手するのです。
これは仕事、勉強、家事など、どんなことにも活用できるでしょう。
人に褒めてもらえなくてもいいのです。
自分が出来ている喜びと充実感をまず味わうことです。
人の評価などは後からやってくるもので、それもかなり時間のズレがあるのです。
だから、そのことを期待していては、とても時間がもったいないことだとも言えるのです。
だから是非ここでやって欲しいことは出来ていることをしっかりと把握して、それをさらに工夫して良くしていくこと、それが出来たら、なかなか出来ずにいること、課題となっていることを少しでも・・・という順番です。
そして「自分は良くやっている」と自信を持つことができたなら、さらに忘れてはいけないことがもう一つ、「いや、まだまだです」という謙虚な気持ちを持つことです。
この二つのプラスのエネルギーを常に持ち続けることが、日々の生活を続ける上で、大切なことなのです。
(中川 雅仁)
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