目標も進化していく

 「今回のこのニュースが800号です」と先週報告させていただいたのですが、妻との話の中で、何号記念という記事を次に書けるのはいつだろうか?という話になりました。
「900号?1000号?」今まであまり先々のことを考えて書いてきた訳ではなかったので、ちょっと試算してみました。
1年で48号ですから1000号の時はと考えると、2017年5月頃になりそうです。
このニュースは、まだ続けていると思いますが、いつまでが目標ですかと聞かれれば少々困ります。
実は特別に目標など無いからです。
「続けられるだけ、ちょうど良い時まで」という答えになってしまいますが、それまで読者の皆さんにはお付き合いいただきたく、あらためて宜しくお願いしたいと思います。
 ところで、この目標というもの、夢や志を持って生きる上では、とても大事なものです。
それが無理だと諦めてしまったり、湧き上がってくる思いに蓋をしてしまわないためにも、まずは日々の小さな目標を立てることです。
そして目標に向けて実行するのですが、出来ないこともあるでしょう。
その時にはなぜ出来なかったかを考え、さらにそれを実行するための目標を立てること、目標のハードルを下げることで、より確実に実行できるのです。
 ですから目標は変わって、どんどん進化していくことがあります。
その際、例えば「自分はこんなもんだろう」と自分の限界を予め決めてはいけないし、行動する前に答えを出してもいけません。
なぜなら、そうすることで努力ができなくなってしまい、結果何の進歩もなくなってしまうからです。
目標を定めるということと、答えを出してしまうことでは、大きな違いがあります。
目標とは、今よりも良くなるために設定するもので、それに向けてどうすればそれが達成できるかを考え行動するのですが、答えを出してしまうということは、今の現時点での自分の能力・気力・氣のエネルギーの状態で決めてしまうことなので進歩が望めないということです。
 また目標を決め、「こうあるべき、こうしなければならない」と思い込み過ぎることで自らの行動が制限されてしまい、それがだんだんと何かをできなかったことへの言い訳になってしまうことがありますので注意が必要です。
初めは良いエネルギーを持って行っていたことも、やがて表向きはそのままでも決してプラスになっていないことがあるのです。
ですから常にそうすること、そう思うことは今の自分にとってどのように働いているかを見直すということが重要になってくるでしょう。
私たちは日々進化しているのですから、目標も常にチェックして進まなければいけないということなのです。
(中川雅仁)