有名な温泉地にある外資系ホテルに泊まったときのことです。ONSEWNと書いてある大浴場があったので、夕食の時間になりそうでしたが、急いで一風呂いただいたのです。大きなお風呂が一つあるだけのシンプルなつくりで、脱衣場で服を脱いでいるとガラス戸の向こうの風呂場の方に一家族すでに入っているような気配です。「先客が居るのかな」と思いながら軽く身体を洗って湯船に近づいたところ、スリッパが2足置いてあります。「???」よく見ると湯船には見た感じからインド人の親子が入っていました。優雅に湯船でタオルを流しています。さらにはそこにバスタオルを身体に巻いた東洋系の紳士が通ります。国際色豊かなバスタイムで面白いものだと思いながら私はマイペースでゆっくりしたのです。もう上がろうという時でした。無意識に私が頭にタオルをのせて湯船に浸かっていると、先程の東洋系の紳士も私のようにしているではありませんか。もう8?9年前になるでしょうか、真氣光研修講座にアメリカから20人程の人が来たことがありました。私達はお風呂の入り方がわからないのではないか、注意書きがいるのではないかと、スタッフの間でずいぶん打合わせをしたものでした。結局、心配には及ばず日本人と和気あいあい、何の問題もなかったのでした。大衆浴場というのは日本独特の文化で、特に欧米人にとっては分からないことが多いでしょう。身体を洗い単に綺麗にするだけではなく、くつろぎ安らぐ場としての浴場です。それだけにみんなが気持ちよく入れるようにマナーが出来上がっています。銭湯が少なくなった今でも、温泉は廃れないところを見ると、お風呂で何らかの氣を充電する、日本人に無くてはならないものだと思うのです。私は出張でホテルに泊まることが多いのですが、最近は大浴場の付いているホテルが珍しくありません。温泉でなくても広いお風呂に入り一日の疲れを癒したいと思うのは私ばかりではないようです。研修講座でも、生駒から、つくばみらい市での会場に移りましたが、氣の観点からはさらに強力になりました。アクアリフレッシャーC型を×2500にバージョンアップし、そこにG型(2500倍)を取付け、さらには女性用のお風呂は大きめですから、それを二組入れています。もしかすると、お風呂の時間が一日5回の真氣光の時間(生駒では4回でした)よりも強力に氣を受けられる時間になっているかもしれません。来週末には11月の研修講座が始まります。メインとなる会場や寝室にも氣の観点から様々な工夫をしております。真氣光三昧な3泊4日を皆さんにぜひ体験して欲しいと思います。