幸せは、人のせいにしない心から始まる

なかなか幸せを感じられない――そんな人も少なくありません。
その大きなポイントの一つが、「人のせいにしてしまう」という心の癖です。
仕事がうまくいかないのは上司のせい、家庭がぎくしゃくするのは相手の性格のせい――そんなふうに、私たちはつい原因を自分の外側に求めてしまいがちです。
しかし、幸せかどうかを決めるのは、原因が誰にあるかではなく、私たち自身がどう受け止め、どう行動するかです。
原因を人のせいにしている限り、自分では何も変えられず、相手や環境が変わるのをただ待つしかなく、幸せは自分の手の届かないところに置かれたままになってしまいます。
よく振り返れば、過去の出来事の多くは自分自身の決心の積み重ねであったはずです。
結婚も仕事も、決めたのは自分自身のはずなのに、うまくいかなければ「あの人のせい」「会社のせい」「親のせいで自分はこうなった」と、自分の決心だったことを忘れてしまう――誰にでも起こりがちなことです。
自分が変われば状況も変わるのに、その機会を人のせいにして手放しているのです。
氣の観点から見ると、これにはもう一つ深い理由があります。
人のせいだ、マイナスな出来事のせいだと感じているそのことこそが、実は自分の背後にあるマイナスの氣の影響であることが少なくないのです。
マイナスの氣の影響を強く受けていると、「〇〇のせいだ」と誰かや何かのせいにしたい気持ちが強くなる一方で、自分自身の決心だったはずのことにまで、「あのとき、ああしていれば」という後悔が増えていきます。
マイナスの氣は「悪いのは自分ではない」と思わせながら、後悔を積み重ねさせ、エネルギーを奪い疲弊させるのです。
そうして人のせいにし続けているうちは、自分の内側にあるマイナスの氣そのものには意識が向かず、氣づかれないマイナスの氣は浄化されることなく、いつまでも居座り続けます。
人のせいにする心の癖の裏側で、マイナスの氣がますます力を増している――これが、人のせいにする人ほど幸せから遠ざかってしまう本当の理由です。
この悪循環を断つには、まず「これは〇〇のせいだ」と感じたときに、「もしかしたら自分の側にもマイナスの氣があるのかもしれない」と、一度立ち止まって振り返ってみること。
その時こそ実は自分自身を見つめ直す絶好のチャンスです。
そして真氣光を受けて氣を高め、マイナスの氣に負けないように、まず自分がどうすれば良いのかに意識を向け、いいとこ探しを習慣にしていく。
この積み重ねが、自分と自分の周りの光を強くして、幸せを引き寄せる土台をつくるのです。