私は、今年も毎年恒例のニューヨーク近郊で行うセミナーのため、今日から来週水曜日まで米国出張です。
たまたま昨日、ハワイに住むハイゲンキをお持ち方から英語のメールをいただきました。
真氣光研修講座の卒業生ですので、日本の震災と原発問題を気にして氣を送ってくださっているとのこと、ありがたいことです。
さらに質問が付け加えられていて、「放射能に対してハイゲンキはどのような効果があるのでしょうか」とあります。
先代は1991年にチェルノブイリ原発事故で被災した人たちのために、ハイゲンキ治療奉仕団を結成して、治療に行っています。
ロシアの人たちは、黒いアタッシュケース(ハイゲンキの箱)をいくつも持った日本人がやって来たと、さぞ不思議だったのではないでしょうか。
私は、その頃まだSASには入社していなかったものですから詳細についてはよくわからないのですが、氣で免疫力が上がり体のだるさなどが取れるなどの効果があったので、その後2回に分けてロシアの被爆した子どもたちが日本に治療に来たのだと聞いています。
私は、よくロシアの人たちが、氣が出る機械・ハイゲンキを受け入れてくれたものだと感心してしまいます。
先代の凄いところは、自分に囚われずに、良いことは何でも出来ると考えていたところです。
普通は、なかなかそうはできません。
ところで真氣光研修講座では、毎朝、朝の呼吸法と称して、般若心経の他、世界各国の心に良いフレーズをお腹の底から唱和する時間がありますが、数年前からニューヨークのこのセミナーで知った「ネイティブアメリカンの祈り」も付け加えております。
「おお、偉大なるスピリットよ。風にその声を聞けしもの。そして世界に生命を授けたまうもの。私の願いを聞きたまえ!私は小さく弱きもの。あなたの強さと叡智を求めている。・・・<中略>・・・私は強さを求める。私の兄弟より偉くなるためではなく、私の最大の敵である己自身と闘うために。私がいつも清い手とまっすぐな瞳であなたのもとに向かう用意ができるように。そして夕日が沈む如く私の命が尽きるとき、私の魂が恥じらいなくあなたの元に行くことができるように。」
私たちは、ついつい自分で出来ないと決めつけてしまいます。
そこまで行かなくてもプレッシャーに負けたり、信じられなくなったり・・・そういう意味では、やはり最大の敵は自分です。
ハイゲンキを分かってもらえないのではないか?自分にはできないのではないか・・・いろいろな思いが私にもありました。
しかし、それらはすべて自分次第・・・。
そんなことをあれこれ考えながら、ニューヨークでこの記事を書いております。
(中川 雅仁)
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